ナイトミュージアムには歴史上の偉人をモチーフにしたいろんなキャラクターが登場します。ルーズベルト大統領やコロンブスなどがいますが、中でも特に印象に残っているのがフン族のアッティラです。ラリーと言葉は通じないけど、ラリーとは最後に意気投合する。ナイトミュージアムには全部で3部作になりりますが、アッティラは1と3に登場します。
そんなフン族のアッティラが実際どんな人物だったのかをご紹介します。
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ナイトミュージアムが舞台となっている博物館
映画ナイトミュージアムが舞台とされている博物館はアメリカのニューヨークにあるアメリカ自然史博物館とされています。
作品の中でルーズベルト大統領は人形として登場しますが、実際はアメリカ自然史博物館の外にルーズベルト大統領の銅像が展示されています。
・ルーズベルト大統領の銅像
そして、肝心のハン族のアッティラはアメリカ自然史博物館には展示されていません。完全に作品のオリジナルの人形です。
アッティラはどんな人物だったのか?
アッティラは406年〜453年にいたハン族の王だった。現在のロシアからドイツまで巨大な帝国を築き上げた人物です。
アッティラは400年代に存在していた人物のため、詳細な情報は残っていません。東洋人として描かれている肖像があれば、彫りが深い西洋人として描かれている肖像画もあります。しかし、最も信ぴょう性の高い書物にはアッティラはモンゴル人と酷似している人相の記録が残されています。そのため、ナイトミュージアムでもモンゴル人に似たキャラクターとして登場しています。
こちらはフン族とアラン族の戦いを描いた作品ですが、フン族の肌はアラン族に比べて明らかに黄色の肌で描かれています。つまり、アッティラは黄色人種だった可能性が高い。
アッティラの幼少期は常に父親のムンズクに無視される存在でした。そんな彼が大人へと成長し、フン族の王になります。フン族の王になったアッティラは次々と周辺諸国を侵略し、乗っ取り始めます。侵略した国々では人々を引き裂く処刑が行われていました。アッティラは残酷さを示すことで、人々を従わせていたのです。このことからナイトミュージアムの作品中でもアッティラはラリーを引き裂こうとしているシーンがあります。
その後もアッティラの勢いは凄まじく、次々と国を侵略し、侵略した国の兵は自身の配下として再び他の国々を次々と侵略していったのです。当時最強とされていたローマ帝国にも侵攻し、打ち負かしていたのです。
しかし、アッティラは結婚式で自身の鼻血に苦しみ、謎の原因で死んでしまいます。
ちなみにアッティラを完全に西洋人で描いた映画作品もあります。
アッティラが侵略した領土
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
アッティラは当時これだけの領土を侵略していました。アジアの国々はあまり侵略していませんでしたが、現在のヨーロッパにあたる多くの国々を侵略していました。
世界各国を侵略したといえばチンギスハンを思い浮かべますよね。
チンギスハンは同じく遊牧民でこれだけの国々を侵略していました。同じ遊牧民でいろんなところが似ていますね。
ナイトミュージアムに登場するアッティラもどこからチンギスハンに似てます。チンギスハンを参考に作られたキャラクターの可能性が大!
アッティラはマジックが好きだった?
ナイトミュージアムではラリーはアッティラと仲良くなろうとマジックを披露します。実際のアッティラも魔法や魔術を信じていたと言われています。
アッティラを演じていたのは?
ナイトミュージアムに登場するアッティラを演じていたのはカナダ出身のパトリック・ギャラガー。
パトリック・ギャラガーのプロフィール
本名:パトリック・ジェームズ・ギャラガー
生年月日:1968年2月21日
出生地:カナダ ブリティッシュコロンビア州
職業:俳優
活動期間:2004年〜
パトリックはナイトミュージアム以外にもドラマにも出演し、大人気シリーズドラマとなったグリーにも出演しています。
アッティラのまとめ
歴史上のアッティラは残酷な人物でしたが、ナイトミュージアムに登場するアッティラは、実は繊細な心の持ち主でナイトミュージアムには無くてはならない存在でした。
アッティラが気になった方はナイトミュージアムの1と3を見てはいかがでしょうか?
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