【完全暴露】映画『DEATH NOTE(デスノート)』あらすじ・ネタバレと感想!ラストの結末は?

今回は大人気ジャンプコミックスが原作の映画『デスノート』を今回、ご紹介します。デスノートは2006年に公開され、キャストではキラ役に俳優の藤原竜也さん、キラのライバル役であるLには松山ケンイチさんが起用され、大ヒットして、シリーズ化されています。

デスノートの作品情報

タイトル:DEATH NOTE デスノート

原題:

監督:金子修介

脚本:大石哲也

原作 大場つぐみ、小畑健「DEATH NOTE」

製作:山路則隆、掘義貴、西垣慎一郎ら

公開:2006年6月17日

出演:藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、細川茂樹、満島ひかり、戸田恵梨香、田中要次、津川雅彦ら

この映画の感想ですが、キラ役を演じた藤原竜也さんやLを演じた松山ケンイチさんなど、キャスト陣が豪華でした。そんな豪華キャスト陣だからこそ大人気コミックの映像化ができたんだと思います。

特によく作られているなと感じたのがキラとLのが繰り広げた頭脳戦で、かなりのクオリティで感動しました。

デスノートのキャスト

この映画のキャスト陣ですが、実力派俳優の藤原竜也さんと松山ケンイチさんが主演に抜擢されるなど、この映画の製作に欠かせない俳優が集まっているなと感じました。他にも戸田恵梨香さんや香椎由宇さんなど、主演以外にも有名キャスト陣が起用されました。

 

デスノートのあらすじ・ネタバレ

エリート大学生 夜神月

警視庁の刑事部長の総一郎を父に持つ夜神月は名門大学に通う優等生で優しい青年だった。人一倍強い正義感から将来は父親のようになりたいと考えていた将来ある若者だった。

ある日、月は逮捕された犯罪者達が「心神喪失状態」という名目から正当に裁かれていないことを知り、警察の限界を知る。月はそんな犯罪者達が気になり、その中の1人の渋井丸拓男を探しに彼の行きそうなバーへと向かう。

バーには渋井がいて、仲間と酒を飲んでいた。渋井は「犯罪の瞬間、ぼーっとしてわけがわからなくなった」といえば、無罪になると言いふらしていた。そしてしまいには「誰も俺を裁くことはできない」と言う。

DEATH NOTE

正義が何か分からなくなった月が土砂降りの中歩いていると、黒いノートが落ちているのを見かける。そのノートを拾うとそこには「DEATH NOTE」と書かれている黒いノートだった。

中を開いてみると、1ページに英語でルールが書かれており、「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。」、「デスノートは対象の人物の顔が頭に入っていないと死なない。死因をかくとその通りになるが、死因が書かれていない場合、全て心臓麻痺となる。」

月はこんなの嘘だと思いながら、たまたまニュースでやっていた殺人事件の顔沼陽介の名前を書き込んだ。その翌日、本当に顔沼が心臓麻痺で死亡しており、月は驚いた。

そして月は再びノートを拾った場所に戻ってみると死神のリュークが現れた。リュークは「気に入ったようだな。そのノートは俺が落としたものだ。しかし、今日からそれはお前のものだ」と言った。

デスノートを手に入れた月は次々と犯罪者達を粛清していった。そんな連続する不審死からネット上ではキラーの意味で「救世主キラ」と話題になっていく。

世界的名探偵L

相次ぐ不審死に警察は困り果てていた。しかし、その時、世界中の難事件を解決させてきた名探偵Lがこのキラ事件に介入してきた。Lは最初の不審死が日本で多発していたことから、日本にキラがいると考えた。

ある日、Lと名乗る男がテレビの緊急放送で顔を晒してキラに挑発的な言動をとった。月はこのLという男をデスノートを使い、殺害した。テレビに写っていた自称Lは殺された。

しかし、本物のLが登場した。

なんとテレビに出ていたLは外国の死刑囚の身代わりだった。そしてLは音声だけの登場だったが、キラに「さあ、私を殺してみせろ、、、、、死なないということはお前は誰でも殺せるわけではないんだな。」

そしてLは「覚悟しろキラ。この俺がお前を死刑台に送ってやる」と言い、放送を終了した。

なんとこの放送は世界中で放送されているというのは嘘で本当は日本の関東地域でしか放送されていない。このことでキラの行方が近づく結果となったが、このLのやり方に賛成するものと反対するもので思いがわかれた。

こうしてLのキラ事件介入より、警察はキラの正体に近づきつつあった。Lはキラの犯行時刻から学生の可能性が高いと読んでいた。

ライトはLと対抗するために父に「僕も捜査に協力したい」と持ち掛けるが、「お前を巻き込むわけにはいかない」と言われてしまう。

彼はデスノートの犯行から自分を特定されないように1時間に1人ずつ殺害していくが、それによりLに死の時間を操ることができると気づかれてしまう。

Lは捜査関係者から情報が漏れていると疑い、FBIの捜査員に大学生であるライトの尾行を依頼する。

FBI 捜査員 レイ・イワマツ

ライトはいつものようにリュークの大好物であるリンゴを差し出すが、なぜかリュークは受け取らない。このとき、FBIの捜査員が尾行していたからである。このことにライトは困惑する。

通常であれば、死神のリュークは人間の顔を見るだけで、その人物の名前と寿命を知ることができる。その「死神の目」を入手するには死神と契約し、残りの寿命半分と引き換えにしなけらばならない。

だが、ライトはこの方法は選択しなかった。代わりに彼は名案を思い付く。そしてある計画を実行する。

ある日ライトは恋人の詩織とバスに乗り込んでいた。もちろんそこには尾行者も乗っていた。すると突然武器を持った男がバスジャックを起こした。このとき、ライトは「僕が取り押さえる」というメモをその尾行者に見せた。

すると、尾行者は「危険だ」と忠告する。しかし、ライトは「尾行する者はしんようできない。」と伝えた。すると、尾行者は身分証を出し、ライトに素性を明かしてしまった。「FBI捜査員 レイ・イワマツ」

そしてライトはわざとデスノートの切れ端を落とす。これを拾ったバスジャック犯はリュークの姿を見て逃げ出し、車に轢かれて死亡する。これはすべてキラの計画の一つだった。キラは尾行者がFBIの捜査員だと知り、捜査員丸ごと全滅させるためにまた新たな計画を思いつく。

イワマツにはナオミという同じ捜査員の婚約者がいる。ある日彼は地下鉄に乗っていた。ナオミはイワマツの行動がおかしいと思い、彼を尾行していた。

イワマツは乗車すると網棚の上の資料の中を見る。中にはキラからのメッセージとトランシーバー、それと紙の束が入っていた。ライトはキラと名乗り、証明として同じ車両に乗っていた犯罪者を殺害した。キラはイワマツにFBI捜査員の名簿をパソコンで確認しながら用紙に記入するよう指示する。

用紙の束は一部切り抜かれており、直接デスノートを触らないようにできていた。イワマツは指示通り、捜査員の名簿を記入して網棚のところに戻した。

次の駅で降りたイワマツはデスノートにより、殺害された。死ぬ直前、彼はデスノートの部分に触り、リュークの姿を見た。そして網棚の資料を回収するライトを見たが、彼にはどうすることも出来なかった。

FBI捜査班の壊滅により恐れをなして残った捜査員は8人となってしまった。総一郎は姿を現さない者の指示には従えないとLにいった。するとLは自分のいる場所に捜査員達を招待した。

Lは超甘党の普通の細い体型黒髪の青年だった。自らを竜崎と名乗り、簡単に名前などを明かさぬように言われた。

盗聴器

ある日ライトは自宅に帰り、自室のドアを開けようとしたとき、ドアノブの位置が違ったことに気づいた。そこでリュークから話しかけられても無視した。外に出たライトはリュークに恐らく盗聴器などが仕掛けられていると明かした。

リュークは大好きなリンゴが食べられないと困り必死にカメラなどを探した。これもやはりLの差し金だった。そこでライトは自分を白だと思わせるためにある作戦を実行する。

ライトはある夜、ポテチの中に小型テレビとデスノートの紙きれを忍ばした。そこでポテチを食べながら勉強しているように見せかけて、実はなかでデスノートに犯罪者の名前を書き込んでいた。

翌日、盗聴器などはすべて外されていた。しかし、またもやライトの脅威が近づいていた。それはイワマツレイの婚約者の訪問だった。

 

彼の婚約者のナオミはライトがキラではないかと疑っていた。彼女はLと顔なじみだった。そして彼女はLに「命と引き換えにライトをキラだと証明する」と言う。詩織から電話で呼び出されたライトはある美術館へと向かった。

ライトの策略

そこに向かうとナオミがなんと詩織に銃を突き付けていた。そしてライトにこういった。「彼女を殺されたくなければ、キラだと認めなさい」

もちろんライトは「僕はキラじゃない!」と説得する。詩織はナオミのすきを見てライトの元に駆け寄る。ナオミはライトを殺そうと発砲するが、詩織にあたってしまう。

ナオミはパニックになり、自殺してしまった。これはすべてライトがデスノートで書いたとおりのシナリオだった。レイの婚約者なので、そこをもとにライトはなんとか彼女の本名を調べた。

愛する恋人を殺されたライトは必死に復讐を願う演技をする。もうすでにライトはかっての正義感強い青年ではなくなっていた。

こうしてライトは念願のLの捜査本部に招待されるが、まだLはライトを疑っていた。

一方、キラ信者は日本では数多くいる。そんな中の一人に人気アイドルの弥海砂もいた。彼女はある夜ストーカーに追われていて、殺害されようとしていた。もう駄目かと覚悟した海砂だったが、ストーカーは突然心臓麻痺で死亡した。

すると、一冊のデスノートが空から落ちてきた。

 

デスノートの感想とまとめ

さて、いかがだったでしょうか。2006年公開映画「DEATH NOTE」前編でした。この映画でしたが、この記事を書いていくなかで、やはりかなりの名作だなと感じました。ストーリーや設定に関してはもちろん人気ジャンプコミックスが原作となっていますので、かなり良かったです。

私がこの映画で面白いと感じたのは「キラとなったライト性格」です。物語の冒頭でもあるように警視庁の刑事を父に持つ夜神月は正義感に強く、成績優秀な将来ある大学生でした。彼は本当に正義感に熱い男でしたが、「DEATH NOTE」を拾ってしまう事により、彼は変わっていきます。

殺人とはいえ、彼は法では裁けない犯罪者を粛正していました。その時にはまだ彼には正義感がありました。しかし、いくらLと対抗するためとはいえ、犯罪者でもない人間やついには自分の恋人さえ手にかけてしまいます。

私はこれらの場面を見て、いくら善人と悪人紙一重なのではないかなと思いました。そしてこれは作者のメッセージでもあると思いました。

では、次にネット上でのこの映画の感想や意見を見ていきたいと思います。やはり、かなり話題になった映画でしたので、ネット上でも様々な意見がありました。

まず、ネット上での意見で多かったのは「松山ケンイチと藤原竜也の演技がとても上手でした。」という意見や「原作ファンですが、Lの外見が原作と非常に似ており、完成度が高い」という意見が多かったです。

このように主演の二人の俳優の演技力がかなり好評でした。たしかにこの映画の中のキラとLの存在感はかなり大きかったですし、演技に関してもまるで二人とも本物のキラやLのように感じました。

他の意見で多かったのが、「正義のためには恋人や関係のない人を死なせてもいいのだろうか。」という風に「ライトの正義」に疑問を持つような意見が多かったです。

たしかに再びこの映画を思い返せば、この「正義のためには多少の犠牲も仕方がない」という問いがこの映画の大きな見どころであると思います。

しかし、やはり映画が進んでいくうちにライトの中には正義よりも悪が生まれていくことになりました。

果たして、この先Lとキラのどちらが勝つのでしょうか。また、正義とは一体何なのでしょうか。気になることが多いですが、次の後編である映画「DEATH NOTE the Last name」ですべて明らかになります。

 

さて、以上人気ジャンプコミックスが原作の映画「DEATH NOTE」について書きました。この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。

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