映画『ゲット・アウト』あらすじ・ネタバレと感想!解説がないとわかりにくい?

今回紹介する映画『ゲット・アウト』は2017年にアメリカで公開されたホラー映画です。ある黒人男性がガールフレンドである白人の彼女の家に行って、まさかの展開を迎える映画となっております。

主演はダニエル・カルーヤが、監督・脚本にはジョーダン・ピールが担当しました。

今回はそんな映画『ゲット・アウト』を紹介していきます。

タイトル:ゲットアウトの作品情報

原題:Get Out

監督:ジョーダン・ピール

脚本:ジョーダン・ピール

原作:無し

製作:ジェイソン・ブラム/ショーン・マッキトリック/エドワード・H・ハム・Jr./ジョーダン・ピール

公開:2017年2月24日(アメリカ) 2017年10月27日(日本)

出演:ダニエル・カルーヤ/アリソン・ウイリアムズ/ブラッドリー・ウイットフォード/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ/スティーヴン・ルートキース・スタンフィールドなど

この映画『ゲット・アウト』はホラー映画でした。何事もなく終えるはずだったが、しだいに主人公が抱く疑いが確信に変わっていき、見ているうちに自然とゾクゾク感を感じられる良い作品でした。そしてあのまさかの展開には大変驚きました。

 

キャスト

さて、今回の映画『ゲットアウト』の主役には黒人俳優のダニエル・カルーヤが起用されました。彼はイギリス出身の俳優で今作ではなんと、主演男優賞を受賞しており、これからの活躍に期待されている俳優さんでした。主演のダニエル以外にも恋人役としてアメリカの女優アリソン・ウイリアムさんが起用されました。

彼女もこれからの活躍を期待されている女優です!

 

あらすじ・ネタバレ

クリスとローズ

黒人カメラマンのクリス・ワシントンは恋人である白人女性のローズの実家に挨拶しに行くことが決まっていた。しかし、二人は黒人と白人カップルなので、両親にどう思われるか、不安でいた。

なんと、ローズはクリスが黒人男性であることをまだ伝えていなかったのだ。しかし、二人は自分たちの今後のために、ローズの実家に向かう。

ローズが運転をして、道を走っていると、いきなり鹿が飛び出してきて、ローズは誤って鹿を轢いてしまう。

轢かれた鹿をクリスは何やらひどく悲しそうに見つめていた。その後、事故が起こったので、警察官による取り調べを受けていた二人。

しかし、警察官はクリスが黒人であることから身分証の提出を命じる。これにローズは激怒。ローズ「彼は運転していない!出す必要はないわ!」

 

しかし、クリスは慣れているようで、ローズに「大丈夫だ」と言った。なんとか取り調べを終えた二人は実家への道を走った。

アーミテージ家

そして、ようやくローズの実家に到着した。二人はローズの両親であるディーンとミッシーから温かい歓迎を受ける。

しかし、クリスは家についてからあることに気づく。ローズの家族以外、みんな黒人だったのだ。黒人の使用人たち。典型的な白人家庭だった。ローズの両親と楽しく世間話をする二人。しかしクリスのしぐさを見た両親はすぐにクリスが喫煙者であることに感づく。

そんなクリスに催眠術を使えるミッシーから「私の催眠術を受けなさい」と言われるが、遠慮するクリス。

そして家を一通り回ってから、ローズの両親は明日、パーティを開くことを二人に伝える。この時、ローズは嫌な顔をしていた。

その日の夕食にはローズの弟である、ジェレミーも参加して、楽しく食卓を囲んだ。その夕食のときにジェレミーは屈強なクリスの肉体に興味津々だったようだった。

ローズからパーティの事を知らされる。パーティには多くの招待客が来て、めんどくさい行事であるとローズは言う。

ミッシーの催眠術

その日の夜、なかなか眠れずにいたクリスは一服するために外に出た。すると奇妙な光景を目の当たりにする。

使用人の黒人女性、ジョージナが窓ガラスに映る自分に酔っているように見つめていた。そして、もう一人の使用人の黒人男性、ウォルターが全速力で自分の目の前を駆けて行った。

そんな奇妙な場面を目撃したクリスが家に入ると、ローズの母親のミッシーが部屋にいて、クリスは半強制的に催眠術を受けさせられる。ミッシーはクリスに様々な質問をしていた。その間中、ミッシーは紅茶の入ったティーカップをスプーンで混ぜて、音を鳴らしていた。

ミッシーの催眠術により、クリスは自分の母親が亡くなった日の夜を思い出さされ、母親がひき逃げにあってしまったこと。クリスはあまりの事に何もできずにいたことをミッシーに話してしまう。

すると、ミッシーの催眠術が効いて、クリスは沈んでいく感覚を覚える。そしてだんだんと意識が遠くなっていく。

翌日、目が覚めるとベットの上だった。そしてその日から、クリスはタバコを見ると強烈な不快感を覚えていた。

クリスはウォルターに出会う。クリスは昨日の事はすべて夢だと思っていたが、ウォルターに「昨日は私の運動で怖がらせてしまったな。」と言われ、昨日の事は夢ではなかったと知るクリスだった。

そうこうしているうちに、ついにパーティの客たちが集まってきた。ほとんどの招待客は白人で、クリスはアウェーだった。

しかし、ディーンは少し興奮気味にクリスの事をみんなに紹介する。招待客はやたらと黒人文化や、社会的待遇などを聞いてきた。しかし、招待客の白人たちはプロゴルファーのタイガーウッズなど、黒人の運動能力を高く評価していた。それと同時に羨ましがっているようだった。

クリスが一人で歩いていると、盲目の美術商、ジム・ハドソンに「僕は君の写真が好きだ。」と言われる。

パーティにつかれたクリスが家の階段を上がっていると、クリスは気づかなかったが、招待客全員が静まり返り、クリスを見ていた。異様な光景だった。

クリスは同じ黒人の友人、ロッドに連絡しようと携帯を手にすると、なぜか充電コードが抜かれていた。

そのときジョージナが現れ、「すいません。誤って抜いてしまいました。」と話しかけてきた。クリスは「このことは誰にも言わない。白人だらけで神経質になるんだ。」と言うと、

ジョージナは突然「NO、NO、NO」と笑いながら涙を流してどこかにいってしまう。

謎の黒人男性

その後、クリスは黒人男性を見つける。話しかけるとローガンと言う男性だった。彼は年の離れた白人女性と結婚しているようで、まるで白人のような振る舞いをしており、クリスにとっては奇妙だった。

 

クリスはローガンを盗撮しようとするが、誤ってフラッシュで撮ってしまう。光を浴びた瞬間、ローガンは突然鼻血を出しながら、「Get Out! Get Out!」  (出ていけ!)    叫びだしてクリスに襲い掛かる。

ローガンはミッシーの催眠術で落ち着きを取り戻し、帰っていく。クリスはもう疲れ切っていた。

そこでクリスはローズと散歩に出かけた。そしてクリスはもう町へ帰りたいとローズに伝える。

そしてクリスは「君を置いていかない。帰ろう。」と言い、二人は愛を確かめ合っていた。

ついに明かされる事の顛末

二人がいなくなった家ではなぜか参加者たちはビンゴゲームをやっていた。ディーンが司会をしていた。

賞金は何だとみると、なんとそこにはクリスの写真が置かれていた。そう。このビンゴゲームの賞金はクリスだった。

結果はあの盲目の美術商ジム・ハドソンだった。クリスとローズは家に帰った。そして招待客たちは帰っていった。

クリスとローズは帰るための準備をしていた。クリスがふと目をやると地下室のドアが開いていた。クリスは中を見て、ある写真の山を見つける。そこでクリスは驚きの写真を見つける。

なんとローズが黒人男性とかなり親しく映っていてまるで恋人のような写真がでてきた。驚くのはまだ早い。それは一枚や二枚ではなかった。

何枚も出てくるのだ。全部違う男たちと。クリスは一気に嫌な予感をしていた。そしてローズに「今すぐ出るぞ!車のカギを!」

しかしローズはなかなかカギを見つけられずにいた。しだいに家族に囲まれるクリス。焦ってカギを探していたローズがいきなり真顔になる。そして「あなたにこれは渡せない。」そういわれた、その時ミッシーが紅茶のあの音を出した。するとクリスは石になったかのように倒れた。

気が付くと見たこともない部屋で椅子に括り付けられていた。目の前にはテレビがそこにはある老人が意気揚々に語っていた。それはなんと、ローズのおじいさんだった。

なんとも異常な事だった。黒人の屈強な肉体が欲しいために黒人を拉致して特殊な手術を行い、白人がその黒人の体を乗っ取るという事だった。

つまりクリスの体はもうすぐ、あのジム・ハドソンのものになる。

これを知ったクリスは暴れようとするが、テレビにあの紅茶の映像が流れて、眠らされてしまう。そのころ町ではクリスの友人、ロッドがクリスが帰ってこないことから警察に通報したが、笑いものにされただけだった。

ローズに電話して直感でローズがクリスを拉致したと確信したが、ロッドにはどうすることもできなかった。

クリスの反撃

そしていよいよ手術が始まろうとしていた。執刀はディーン。ジェレミーが助手。ジェレミーがクリスを運ぼうと部屋にやってくる。クリスの体に触れたとたん、クリスが起き上がり、ジェレミーを制圧。

クリスは椅子をひっかいて出てきた綿で耳を塞いでいたのだった。怒りに身を任せて、ディーン、ミッシー、ジェレミーを殺害。車で逃げようとするが、ジョージナが襲ってくる。ジョージナも被害者で中身はローズのおばだった。

ジョージナを車で轢くクリス。しかし、クリスの頭に母親の記憶がちらつく。駄目だとわかっていてもジョージナを助けてしまうクリス。車中でジョージナが目を覚ましもみ合いになるが車が気にぶつかりジョージナは死亡する。追いかけてきたウォルターとローズ。

ウォルターがクリスに襲い掛かる。その瞬間クリスはフラッシュを浴びせた。一時的に解放されたウォルターはライフルでローズをうつ。自身も自殺してしまった

ローズはまだ意識があった。クリスは首を絞めて殺そうとするが、パトカーがやってくる。ロッズだった!クリスはローズを見逃してロッズと共にその場を後にする。

ローズはパトカーを見つめていたのだった。

ゲットアウトの感想と評価

今回の映画『ゲット・アウト』はいかがだったでしょうか。今回はホラーでしたが、人間の恐ろしさが垣間見える作品でした。

まさか黒人を拉致して、体を乗っ取ってしまうとは予想外でした。クリスはなんとか逃げられましたが、クリスには大きな傷が残りましたね。

今回のこの作品はただのホラー映画ではなく、「黒人」と「白人」について描かれた意味深な作品でした。今回のこの話では、白人は黒人を嫌うものではなく、逆に

その屈強な肉体や運動神経など、羨望のまなざしの対象という意外にも白人が黒人を羨ましがるという展開でした。。

だからこそ、彼らはビンゴでクリスを手に入れようとしました。今回はそのような興味深い設定でした。

次に評価ですが、ネット上には様々な興味深い意見がありました。この映画の評価はやはり村社会に迷い込んだ黒人みたいでゾッとする作品であるという意見があったり、また、ストーリーだけではなく、様々な伏線があって、何回も見たくなる作品であったという意見もありました。

どうやら、この作品の中には「黒人」と「白人」の関係を表した「物」が度々表れているそうです。

皆さんも一度この作品を見てそういった部分に注目してみてはいかがでしょうか。

ゲットアウトのまとめ

今回紹介している『ゲット・アウト』は見終わった後にこうしてまとめをしていると良く作られているなと感心します。

今回のこの映画は黒人男性のクリスを白人たちが拉致するという物語ですが、思い返すとクリスを実家に連れてくる過程でその「伏線」がありました。

まず、私も何故だろうと感じたのが、実家に向かう車で運転しているのは男性のクリスではなく、彼女のローズでした。

不思議に思ったが、もしもクリスが運転して事故を起こしていたならば、警察に黒人だからと変な因縁をつけられるから、それを防ぐためかと思いましたが、実はそうではありませんでした。

ローズが運転していた本当の理由は「クリス」という大切な商品を安全に運ぶためでした。これを裏付ける場面として、クリスがローズの家族と食事をしているシーンでジェレミーが酔って、クリスの肉体を確かめようと絡むシーンがありました。

ここでローズの母親であるミッシーが「ジェレミー!」と彼を注意します。

これに対してジェレミーが「大丈夫。傷はつけねえよ。」と返す。この場面で感じることはまるで、「クリスが貴重なもの」みたいな言い方でした。

このようにこの映画は隠れた伏線が多く、かなり細部にまで注意を払い、作られています。

さて、いかがだったでしょうか。今回はアメリカのホラー映画『ゲット・アウト』について書きました。この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。

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