【完全暴露】映画『スター・トレック』のあらすじ・ネタバレと感想!

1996年にテレビドラマから始まった「スター・トレック」シリーズのリブート版として製作されたSFアクション映画です。

現在3作のシリーズが公開されていますが、いずれも主演をクリス・パインが演じています。大勢のクルーを救い英雄として知られる父を持つジェームズ・T・カークは亡き父と同じ宇宙艦隊の士官になります。

そんなジェームズ・T・カークの前に、父の仇であるロミュラン人のネロが現れ襲ってきました。

果たして、ネロの目的は何のか?ジムは亡き父の仇をとることができるのでしょうか?

本記事では2009年公開のスター・トレックをネタバレ込みで詳細にご案内していますので、まだ見ていない方はご注意し下さい。

「スター・トレック」の作品情報

タイトル:スター・トレック
原題:Star Trek
監督:J・J・エイブラムス
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
原作:ジーン・ロッデンベリー、
製作:J・J・エイブラムス、デイモン・リンデロフ
公開:2009年5月8日(アメリカ)2009年5月29日(日本)
出演:クリス・パイン/ザカリー・クイント/ブルース・グリーンウッド/ゾーイ・サルダナ/サイモン・ペグ

監督には2004年放送ドラマ「ロスト/LOST」を大ヒットに導いたヒットメーカーJ・J・エイブラムスが担当しています。

脚本家には2006年公開映画「ミッション:インポッシブル3」や2007年公開映画「トランスフォーマー」などアクション作品を得意とするアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーが担当しています。

「スタートレック」のキャスト

主人公カーク船長を演じるのは2017年公開映画「ワンダーウーマン」でスティーブン・トレバー役を演じたクリス・パイン。

ヴァルカン人と人間とのハーフとして生まれたスポック役に2006年に放送された大ヒットドラマ「ヒーローズ/HEROES」でサイラー役を演じて注目を浴びたザカリー・クイント。

「スタートレック」のあらすじ・ネタバレ

宇宙暦2233年、惑星連合軍の宇宙艇UUSケルヴィンは、突然、巨大宇宙船から攻撃される。

船長が殺されたため副長のジョージ・カークは、クルーと産気づいた身重の妻を船から脱出させると、家族とクルーを守るために巨大宇宙船に追突し戦死を遂げる。

その時に生まれたジョージ・カークの息子はジムと名付けられ、アイオワ州で母と養父に育てられた。

ジムは幼い頃から粗暴な行動が見られたが、青年になっても人生の目標をつけられず、喧嘩とナンパに明け暮れる荒れた生活を送っていた。

ある日、いつものようにナンパと喧嘩を繰り返していたジムに亡き父を知るパイク船長が話しかけてきた。パイク船長はジムに素質を感じ士官学校に入るように説得する。

ジムはそれをきっかけに亡き父のことや、宇宙に興味もつようになった。

ヴァルカン星からの救難信号

3年後、ジムは士官学校であらゆる手を尽くし優秀な成績をおさめていた。しかし、絶対に失敗するように作られている訓練でプログラムを書き換える不正がバレて追求を受けることになる。

告発者はヴァルカン人のスポックという男で、このプログラムは死を経験して恐怖と向き合い士官としての素質を確認するためのものであると話す。反論をするジムだが謹慎が言い渡されてしまった。

ちょうどその時、地球にヴァルカン星から救難信号が届いたため、ジムを残して同期たちは宇宙艇で出動していくことになる。落ち込むジムの姿を見ていた船医で親友のマッコイは、ジムを病人にして高度な医療設備のあるエンタープライズ号に強引にのせる。

エンタープライズ号ではジムを士官に誘ったパイク船長が指揮をとり、スポックやその恋人ウフーラも乗り込んでいた。ヴァルカン星との中間地点で宇宙嵐の現象に見舞われたエンタープライズ号を見て、ジムはロミュランの攻撃であることに気が付く

消えゆくヴァルカン星

ジムの報告を信用したパイク船長だったが、ワープを抜けるとそこには先についていた惑星連合の宇宙船の残骸が広がり、エンタープライズ号もロミュランの巨大宇宙船に攻撃を仕掛けられる。

ロミュラン船は巨大なドリルでヴァルカン星に穴をあけていて、そのドリルのせいで転送も通信も使えない。助けも呼べないエンタープライズ号は窮地に追いやられていた。

その時、ロミュラン船の船長ネロからパイク船長を1人で、こちらに来させるように要求が入る。パイク船長は敵の船に行く間にジム達をドリルの上に降下させ、ドリルを破壊する計画を立てる。

計画通りにジムとカトウは何とかドリルにたどり着き、敵を倒しながらドリルを破壊することに成功した。

しかし、ネロはヴァルカン星に開けた穴の中に「ブラックホールをつくれる赤い物質」を投下し、ヴァルカン星はあっという間に巨大なブラックホールに飲み込まれようとしていた。

ジムとカトウは転送で船内に戻れたが、壊滅する故郷を見ていたスポックは長老と母を助けに転送でヴァルカン星に向かう。しかし、あと一歩というところでスポックは母親を救うことは出来なかった。

もう一人のスポック

ヴァルカン星と母を失ったスポックは、その後も論理的思考を貫きエンタープライズ号の船長として振る舞っていた。

パイク船長と次に狙われている地球を助けるためにロミュラン船を追うことを求めるジムと、他の艦隊と合流することを優先するスポックは激しく対立し、とうとうジムは船から追放されてしまう。

ジムは名前も分からない極寒の惑星にたどり着き、凶暴な肉食動物に襲われていたところを年老いたヴァルカン人に救われる。驚いたことにその男は129年後の未来からやってきたスポックだった

129年後の未来でロミュラン星を救えなかったスポックはネロの恨みをかい、この星に置き去りにされ自分の星が消滅するところを見せられていた。

もともとブラックホールをつくる赤い物質はスポック自身が開発したもので、ネロに拘束された時に奪われたものだったことが分かる。

老いたスポックはジムに友好的でエンタープライズ号に戻って、スポックを精神的に攻撃し、船長をやめさせるように伝える。そして、極寒の惑星にいた士官のスコットと引き合わせると未来に開発された高度な転送機能でワープ中のエンタープライズ号にジムとスコットをおくった。

ジェームズ・T ・カーク船長

ジムは老人スポックに言われた通りにスポックの心の傷をつき、精神的に破綻させることに成功する。そしてパイク船長がジムを副長に任命していったことからジムがエンタープライズ号の船長になる。

ジムは地球に向かい、ロミュラン船の攻撃を止め、パイク船長の救出を行うとクルーに伝える。そのころネロは地球にたどり着き、修理した巨大ドリルをおろすと、ヴァルカン星のように穴をあけようとしていた。

ジムの案で転送でロミュラン船の内部に乗り込み、パイク船長救出と地球破壊をとめようと計画する。感情を抑える必要はないと父から教えたれたスポックはその案に賛同し、共に行くことを志願した。

ロミュラン船の内部に侵入したジムとスポックだったが、大勢の敵がいる部屋の真ん中に転送されたため激しい銃撃戦になる。宇宙船の中を走り回るジムとスポックは赤い物質ののる小型宇宙船をみつける。

それは未来からきた老いたスポックの宇宙船だったため、宇宙船内の装置がスポックを認識する。スポックは地球を破壊させないために、小型宇宙船ごと赤い物質を乗せてロミュラン船を脱出する。

その頃、ジムはパイク船長を見つけると転送でエンタープライズ号へ戻ることに成功した。スポックは赤い物質を乗せたまま小型宇宙船ごとロミュラン船に追突するよう設定し、自身は転送でエンタープライズ号に帰る。

計画は見事成功し、ロミュラン船は巨大なブラックホールに飲み込まれてネロとクルーたちは亡くなった。ジムは功績を認められエンタープライズ号の正式な船長に任命される。副船長にはスポックが志願し認められ、スコットも正式なエンタープライズ号のクルーになった。

「スタートレック」感想とまとめ

監督を務めたJ・J・エイブラムスは本来「スター・トレック」よりも「スター・ウォーズ」の方が好きと発言していましたが、彼とは逆に「スター・トレック」の大ファンだと話す脚本家ロベルト・オーチーが力を合わせ「オリジナルを知っている人も、知らない人にも楽しんでもらえる映画をつくる」というコンセプトで完成させたリブート作品になります。

コンセプトの通り、オリジナルのスター・トレックを知らない筆者も予備知識なしで十分楽しめたSF映画でした。

主演のクリス・パインは、ルックスは美形と言うよりは愛嬌がある感じで、仲間を救うためならどんなトリッキーな方法でもやってのけてしまう破天荒な性格のジムを見事に演じきっています。

本作で始めて知った俳優でしたが、今では出演作は全て見るほど大ファンになってしまいました。

オリジナルを知らなくても、誰もが1度は聞いたことがある有名キャラ・ヴァルカン人のスポックには大ヒットドラマ「ヒーロー」で異彩を放つサイラー役を演じ注目を集めたザカリー・クイントが違和感なく演じきっています。

しかし、根強いオリジナルファンが注目したのは129年先の未来からやってきた年老いたスポックの方でしょう。

年老いたスポック役にはオリジナルでスポックを演じていたレナード・ニモイが演じるという粋な演出がされています。

同じ役を演じる2人の俳優も面影がしっかり似ていて、考えて配役されていることがわかりました。

個人的にはエンタープライズ号のクルーで操縦手を勤めているアジア系の俳優ジョン・チョーも存在感があって良かったです。

役名はヒカル・スールーなのですが、吹替版ではなぜかカトウと日本人を思わせる役名で呼ばれるキャラで設定がよく分かりませんが、フェンシングで鍛えた腕を披露し、ジムの危機を救うことにも成功しました。

SFは苦手という方でも、本作は親しみやすい主人公ジムのおかげで、とても見やすいSF映画になっていますので、ぜひ一度視聴してみてほしいオススメの作品です。

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