スパイダーマン、X-MEN、アベンジャーズ、全員マーベルヒーローですが、実はこれらの作品の製作会社はそれぞれ違うのです!
今回はその中でもスパイダーマンを製作したソニー・ピクチャーズ(通称SUMC)がこれまでに公開した作品についてご紹介します。
Contents
ソニー・ピクチャーズとは?
ソニー・ピクチャーズとは、名前の通りソニーの完全子会社。映画やテレビ番組の製作を手掛けている会社です。
今となってはアベンジャーズに登場する人気キャラクターは、ディズニーが運営するMCUが製作していますが、実はマーベル本社が一時期経営危機に陥っていました。そして、資金確保するために、マーベルが所有するほぼ全てのキャラの映画化権利をたったの25億円でソニー・ピクチャーズに売ろうとしていたのです。
しかし、当時はまだマーベルヒーローがこれほど人気が出るとは思われず、ソニー・ピクチャーズはスパイダーマン以外のキャラクターはまったく眼中にありませんでした。結果的にソニー・ピクチャーズはスパイダーマンの映画化の権利を取得することは出来ましたが、アイアンマンやハルクといった人気キャラの映画化権利を手にすることがなかったのです。
ソニー・ピクチャーズがこれまでに公開したマーベル関連映画
スパイダーマン(2002年)
公開日:2002年5月3日(アメリカ)2002年5月11日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:139,000,000ドル
興行収入:全世界821,708,551ドル
スパイダーマンは空中で飛び回ることが多いため、映画化は難しいとされてきました。しかし、ソニー・ピクチャーズでは最新のCG技術を取り入れ、見事に映像化にすることが出来ました。
ここからマーベルキャラクターの映画化が一気に増えます。
スパイダーマン2(2004年)
公開日:2004年6月30日(アメリカ)2004年7月10日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:200,000,000ドル
興行収入:全世界783,766,341ドル
2作目では使用された最先端のVFX技術が高く評価され、アカデミー賞にて視覚効果賞を受賞しました。
ゴーストライダー(2007年)
公開日:2007年2月16日(アメリカ)2007年3月3日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:110,000,000ドル
興行収入:全世界228,738,393ドル
製作費をかけた割には、あまり興行収入を伸ばすことが出来なかった「ゴーストライダー」。派手なアクションがあまりなく、動きがにぶいゴーストライダーは見ててもそこまで面白いとは思いませんでした。
スパイダーマン3(2007年)
公開日:2007年5月4日(アメリカ)2007年5月1日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:258,000,000ドル
興行収入:全世界228,738,393ドル
製作費はスパイダーマンシリーズで過去最高の258億円!!製作費にもびっくりですが、興行収入がなんと890億円の大ヒット作品となりました。ヴェノムが登場し、ブラックスパイダーマンへと変身しますが、これが本当にカッコよくて良くて最高でした!スパイダーマンシリーズの最高傑作です。
ゴーストライダー2(2012年)
公開日:2012年2月17日(アメリカ)2013年2月8日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:57,000,000ドル
興行収入:全世界131,7563,930ドル
1作目であまりヒットしなかったにも関わらず、ゴーストライダーの続編が作られました。案の定まったくヒットせず、日本での興行収入はわずか1億円!!そもそもゴーストライダー2という作品すら知らない人も多いでしょう。
アメイジング・スパイダーマン(2012年)
公開日:2012年7月3日(アメリカ)2012年6月30日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:230,000,000ドル
興行収入:全世界752,216,557ドル
スパイダーマンの大ヒットを受け、新たにスパイダーマンをリメイクしたのが、「アメイジング・スパイダーマン」!ソニー・ピクチャーズはスパイダーマンの権利しか持っていないため、リメイクするしかないでしょうね。それでもみんなスパイダーマンが大好きなため、何作出してもヒットします。今回も大ヒットとなりました。
アメイジング・スパイダーマン2(2014年)
公開日:2014年5月2日(アメリカ)2014年4月25日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:230,000,000ドル
興行収入:全世界708,983,323ドル
アメイジング・スパイダーマンの続編。全部で3部作を製作する予定でしたが、北米での興行収入が製作費を下回り、3作目の製作は中止となりました。その代わり、MCUとの共同製作で続編としてスパイダーマン:ホームカミングが製作されました。
ヴェノム(2018年)
公開日:2018年10月5日(アメリカ)2018年11月2日(日本)
製作国:アメリカ
製作費:100,000,000ドル
スパイダーマンシリーズの興行収入も落ち、これ以上スパイダーマンシリーズの続編製作することができませんが、その代わりにスパイダーマンシリーズに登場するキャラクターが今後続々と映画化されます!その第一弾がヴェノムとなりました!
マーベルコミックに登場したキャラクターであれば誰でもいいという雰囲気になってきてますね・・・
スパイダーマンの関連キャラクターの数が半端ない?!
ソニー・ピクチャーズは多くの人気キャラクターの映画化権利を手に入れるチャンスを逃してしまいましたが、実はスパイダーマンの権利を得たことで、スパイダーマンのコミックに登場するキャラクターの映画化権利を取得していることになります。その数がなんと、約900体!!そして、今回公開された映画「ヴェノム」がまさしくスパイダーマン関連のキャラクター。
ソニー・ピクチャーズは今後、ヴェノムのようにスパイダーマンに登場したキャラを1体ずつ映画化する予定です。
今後公開される予定のキャラクター
Morbius
Black Cat film
Silver Sable film
Nightwatch
Silk
Kraven the Hunter
Jackpot film
今後はこれらのキャラクターの映画作品が公開されますが、正直言ってどのキャラクターも知りません。そして、これらのキャラクターのほとんどがスパイダーマンのコミックでは悪役として登場していたので、ヴェノムのようにヒーロー感がまったくないですね。
まとめ
マーベルヒーローの人気でコミックに登場したいろんなキャラクターが映画化される予定です。X-MENやアベンジャーズの製作会社が異なるため、コラボ作品の製作は難しいですが、いつかX-MEN対アベンジャーズの映画もぜひ見てみたいですね。
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