映画『ザ・フォリナー 復讐者』あらすじ・ネタバレと感想!フル動画を無料視聴する方法も紹介

『ザ・フォーリナー 復讐者』は、イギリス・中国合作のアクション・スリラー映画。イギリスに住む中国人のミンは、ある日テロ攻撃に巻き込まれ娘を殺されます。進まない捜査に業を煮やし自ら爆弾犯を探しますが、次第に隠された真実が明らかに…。ジャッキー・チェンのドラマ俳優としての魅力と迫力あるアクションが見所のオススメ作品です。

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『ザ・フォーリナー 復讐者』作品情報

タイトル:ザ・フォーリナー 復讐者

原題:The Foreigner

監督:マーティン・キャンベル

脚本:デヴィッド・マルコーニ

原作:『チャイナマン』スティーブン・レザー

製作:ジャッキー・チェン、ウェイン・マーク・ゴッドフリー、アーサー・サルキシアン、スコット・ランプキン

公開日:2017年10月13日(アメリカ)、2017年9月30日(中国)、2019年5月3日(日本)

出演者:ジャッキー・チェン、ピアース・ブロスナン、ダーモット・グロウリー、レイ・ファーロン、オーラ・ブレイディ、ロリー・フレック・バーンズ、チャーリー・マーフィー

『ザ・フォーリナー 復讐者』概要

『ダイ・ハード4.0』のクリエイター、デヴィッド・マルコーニが脚本を書き、『007 カジノ・ロワイヤル』でメガホンを取ったマーティン・キャンベルが監督を務めます。製作総指揮も兼務したマルコーニがジャッキー・チェンしか主人公を演じられる俳優は居ないと指名。ジャッキー・チェンが主演しなければ本作は製作されなかったとキャンベルは話しています。

キャスト

ジャッキー・チェンが主人公ミン・クワンを演じ、ピアース・ブロスナンは悪役リーアム・ヘネシーに扮します。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台俳優レイ・ファーロンはロンドン警視庁テロ対策指令部指揮官リチャード・ブロムリー役です。

『ザ・フォーリナー 復讐者』あらすじ・ネタバレ

ロンドン。ミン・クァンは、娘・ファンを学校に迎えに来る。卒業式で娘が切るドレスを買いに一緒に店へ向かった。街中の狭い道路で駐車できるスポットを探そうとするミンだが、ドレスを早く手にしたいファンは先にブティックへ急いだ。

何よりも大切な娘

一帯に凄まじい爆発が起きる。立ち並ぶ店も巻き込まれ辺りは黒煙が広がった。爆風で吹き飛ばされたミンは、耳なりで何も聞こえない。ガラス片が顔に突き刺さり血を流しながら、ミンは千鳥足でブティックへ入って行く。

新聞社にアイルランドの過激派グループから犯行声明が入り、イギリスの銀行をターゲットにしたと記者に伝える。その記者は直ぐに現場へ急行。カメラを覗くと、破壊されたブティックの中にミンがファンの遺体を抱きしめ泣き崩れていた。

ロンドンに潜伏する過激派グループのアパートに、興奮したオライリーが戻って来る。テレビで爆発の様子が流れている。オライリーは、何人死んだ?と尋ねた。仲間が12人で怪我人はその3倍だと答えた。

アイルランド副首相リーアム・ヘネシーが愛人のマギーと滞在しているホテルに妻・メアリーからロンドンでテロ攻撃が起きたと報せが入る。メアリーは亡くなった弟の20回忌がある事を伝えるが、リーアムは適当にあしらい電話を切った。

ミンは娘の自室で茫然と立ち尽くし、その頬から涙がこぼれる。ファンの所持品かどうか確認を求め、ミンが共同経営する中華料理店へ警察が訪ねて来る。ミンは、必ず犯人を捕まえてくれと色の無い表情を向け、残る家族はもう居ないと呟いた。

リーアムは、イギリス政府の閣僚キャサリン・デイヴィスと電話で話し、リーアムの従弟を含む囚人にイギリスが恩赦を出せば、テロ犯逮捕に繋げられると仄めかす。キャサリンは、最初に確たる証を寄こせと交換条件を出した。

同意したリーアムは、協議会のメンバーに暴力は認められず、特に市民を犠牲にした事は許せないと声を荒げた。自分達とは関係ない派閥かもしれないと意見が出るが、リーアムは爆弾と使われたケーブルが自分達所有の物だとイギリス当局が特定した事を告げた。

リーアムは、イギリス人達がアイルランドへ押し入ってきた歴史を繰り返させないと捲し立て、1週間以内に国内外に保管してある全ての武器と弾薬を調べ、紛失していれば、その場所を知っていた人物を洗い出せと命じた。

犯人の名前

ロンドン警視庁テロ対策指令部。オートバイに乗った爆弾犯が特定され、街に設置された監視カメラで捉えた映像を指令部の指揮官リチャード・ブロムリーが見つめていた。そこへチャイナマンがブロムリーに面会に来ており、これで連続5日目だと連絡が入る。

ミンは、ブロムリーに犯人を捕まえてくれと頼む。指令部が最優先で捜査に当たっているが、犯人逮捕には時間がかかるとブロムリーは話す。ミンは、紙袋から全財産の2万ポンドを取り出し、犯人の名前を教えて欲しいと言った。

ブロムリーは、自分達の仕事だと釘を刺し、忍耐強く待つようミンを諭した。お金を袋に戻すミンに、ブロムリーはイギリスに何年住んでいるのかと尋ねる。イギリスに帰化しているミンは、戦後ベトナムに住みシンガポールへ脱出。

その際に娘を2人亡くし、1984年にイギリスへ移住。妻は、ファンを生む際に命を失ったとミンは言葉を詰まらせる。ブロムリーは、お悔やみを述べ、毎日通うのを止めるようミンを説得。しかし、その後3週間が経過しても有効な手掛かりは殆ど無かった。

報道でリーアムの事を知ったミンは、オフィスへ電話する。30分待ってやっとリーアムが電話口に出た。過去に犯行声明を出した過激派グループの一員だったリーアムに、爆弾犯の名前を教えて欲しいとミンは頼む。

自分は選挙で選ばれた人間で政府の仕事をしており、テロリストとは関係が無いとリーアムは答える。ミンは、その言葉は信用できず、テロと政治は頭と尻尾が異なるだけで同じ蛇だと言った。リーアムは、違いは大きく、片方は噛むと答え電話を切った。

ベルファストへ

ミンは、テロ事件に関係する新聞の切り抜き、妻と最初の2人の娘が映った写真を燃やす。そこへ、共同経営者で友人のラムが部屋へ来て、執着するのは止めろと心配する。ミンは、店の権利書をラムに差し出し、店を譲ると話す。

ラムの制止を聞かず家を出たミンは、携帯を買い替え自分のバンに園芸店を装う施しを済ませ、フェリーに乗船してアイルランドのベルファストへ向かった。B&B(朝食とベッドを提供する簡易宿泊所)に部屋を取り、リーアムのオフィスを訪れる。

何度も電話を掛けて来たミンに仕方なく会ったリーアムは、犯人の名前はまだ分からないと話す。それなら名前を知っている人を教えてくれとミンは言い、リーアムが過激派グループと過去に関係していた事を伝える新聞記事を見せた。

昔から暴力には反対し、グループを抜けて30年経過。刑務所で服役して罪を償い、現在は両国の橋渡し役をしているとリーアムは答える。諦めないミンは、リーアムの気がそのうち変わると言い、一礼してオフィスを出た。

トイレの個室へ入ったミンは、手製の爆弾を仕掛ける。爆風でビル全体が揺れた。ミンは、リーアムに電話し爆弾犯の名前を言えと迫るが、リーアムは知らないと怒りに震える。ミンが電話を切った後、くそチャイナマンと罵った。

リーアムはニューヨークに住む元ロイヤル・アイリッシュ連隊員の甥・ショーンを呼び戻す。部下達にベルファストの街を探してミンを見つけろと命じた。ミンは、更に物資を購入し、部屋で爆弾を作る。

リーアムの部下の車に敢えて発見されやすいように爆弾を仕掛け名前を言えとメモを置いた。しかし、宿泊所が見つかり、ミンは4人に襲われる。近接戦闘に発展するがミンは屋根から脱出した。

リーアムは60才の男を捕まえられない部下達を怒鳴り散らすが、危機感を覚えメアリーを連れて自分の農場へ身を隠す。ニューヨークから到着したショーンに、ロンドンの銀行を狙ったテロ攻撃は自分達では無いとブロムリーに伝えるよう指示した。

ミンはリーアムを尾行。街のレストランで愛人のマギーと密会する所を携帯で写真を撮り、リーアムに直ぐ送信し爆弾犯の名前を教えろとメッセージを添える。リーアムは目だけ動かし辺りを見回すが、ミンの姿は何処にもなかった。

ブロムリーと密会したショーンは、犯行声明時に使う隠語をリーアムが変更し、グループによって違うものを割り当てた事を話す。次にテロ攻撃が起きた時、使用される隠語によってどの派閥が関与しているのか特定できると伝えた。

リーアムを追って来たミンは、森にバンを留めて装備を整え農場に侵入。見張りをステレスで倒し手製の時限爆弾で納屋を破壊。メアリーは、農場も安全では無いのでロンドンへ戻ると言った。リーアムは、訓練を積んだショーンに対処させる事にする。

一方、ロンドンに戻ったメアリーは、甥のショーンと情事を重ねていた。そこへショーンにリーアムから農場へ戻るよう連絡が入った。メアリーは、弟が殺害されても犯人に対し何もしなかったリーアムを許せないとショーンに話す。

リーアムにキャサリンからミンについての極秘ファイルがメールで届く。内容は、アメリカ統合参謀本部が受け取った国防長官のメモランダムだった。海賊に襲われミンの娘2人が殺された経緯と特殊部隊を指揮していたミンの経歴が載っていた。

黒幕の正体

そこへヒューがリーアムを訪ねて来る。ヒューの武器保管庫から10キロのプラスチック爆薬が紛失していると言うリーアムに対し、ヒューは、リーアムがリーダーシップを取りイギリスを更に追い詰めろと迫った。

リーアムは、幾つかの金融機関を爆破する計画とは異なり、市民が犠牲になったと咎めた。ヒューは、自分達の足がつかぬよう実行犯とは直接関わっていないと話す。

ロンドンを走るダブルデッカーからマギーが降りてくる。オートバイで待っていた過激派の後ろに跨った。走り去ったバスが爆発炎上。ブロムリーから電話を受けたリーアムは、爆弾犯が隠語を使わず計画が漏れていたと聞かされる。

次にキャサリンが連絡を寄こし、首相は恩赦に前向きだが爆弾犯を即刻引き渡す事が条件で、48時間以内に空挺隊をベルファストの街へ送る計画がある事を告げた。リーアムは、ベルファストが暴動になり、爆弾犯の思うつぼだと興奮する。

キャサリンは、もう止めようがなく、自分は翌日会議でローマへ向かうが進展が有れば直ぐ連絡するようリーアムに念を押した。農場に到着したショーンに、リーアムはミンを片付けろと送り出す。

リーアムの下へメアリーに着けた護衛が訪れ、ショーンがホテルの部屋で時間を過ごし、その後メアリーがロビーからヒューに電話していたと聞かされた。一方、ブロムリーは爆弾を仕掛けたオライリーを特定。

長年イギリスの監視下にあったダブリンのカフェで、ヒューや他の過激派と密会している映像を入手していた。爆破したバスに乗っていた女と一緒に居たグループだと説明しながらブロムリーは画像を見せて閣僚に報告。

ブロムリーはリーアムに電話し、ヒューがスパイであり、スマホのGPSに依れば現在農場に向かっていると伝えた。実行犯の名前と所在を聞き出せなければ部隊を送ってヒューを拘束すると言い電話を切った。リーアムの頭上にはドローンが飛んでいた。

ヒューが到着するとリーアムは銃を突きつけ、ロンドンバスを爆破して戦争を始めるつもりかと激怒した。紙とペンを机に置き、実行犯の名前を教えろと怒鳴り、拒むヒューの足を撃つ。叫び声を上げ罵りながらもヒューは名前を書く。

4人の男の名前に続き女の名前を見たリーアムの形相が変わる。マギーの名前を呟いたリーアムに、ヒューは、本名はサラ・マッカイで、万が一の為ヒューの指示でリーアムを誘惑させ、捕まればサラからリーアムの関与が明るみになると嘲笑った。

そして、リーアムを憎むメアリーがヒューに協力を求め、お互い助け合ったとヒューは言う。リーアムはヒューを射殺する。その頃、サラは記者と関係を持ちホテルに居た。隙を見てノートパソコンのバッテリーと用意した時限爆弾を交換した。

ショーンに電話したリーアムは、テロ攻撃はヒューが指揮したもので、実行犯の詳細を送ると言い、ミンを片付けろと指示した。仕掛けておいたセンサーが点灯し、ミンは人の気配を察した、痕跡を辿って来たショーンは、ミンが野宿していた場所を発見。

ミンがショーンに飛び掛かり激しい戦闘になる。一進一退の攻防が続くものの、ミンがショーンを追い詰める。ミンはショーンの命を奪わず縛り上げた。自分を負かしたミンが娘の仇を取りたいだけだと分かっているショーンは、自分のスマホに情報が有ると話す。

そして、実際に手を下した過激派の男の手には火傷の跡が有る事をミンに明かした。農場に戻ったショーンは、ミンにやられたとリーアム話し、爆弾犯の名前を教えた後、ミンが自分の武器を奪って立ち去ったと報告する。

リーアムは、バスを爆破した実行犯に情報が漏れており、隠語の変更を知っていたのは自分とショーンだけだと鋭い視線を向ける。メアリーとの情事も知っており、どんな会話があったのかと甥を問い詰めた。

ショーンは何も漏らしていなかったが、ショーンとリーアムの会話をメアリーが盗み聞き、それをヒューに伝えていた事が分かる。言い訳するショーンをリーアムは一喝し、ヒューの死体を片付けた後最後の仕事をやり遂げたらニューヨークへ戻れと命じた。

ドラゴン

過激派が潜伏しているアパートをテロ対策指令部が包囲。真上の部屋には、部隊が床に爆弾を仕掛け突入の準備をしていた。そこへガス会社のユニフォームを着たミンがこっそりビルに忍び込む。

ミンは管理人室を訪れ、ガス漏れだと話しアパートを調査したいと話す。突入寸前、過激派の部屋に訪問者があり一時中断になる。グループの1人が扉を開けると管理人に付き添われたミンが立っていた。直ぐに済ませますと言いミンが入って来る。

台所に居たオライリーの手に火傷の痕があった。ミンが持っていたバッグの中身を空けた1人が銃を見つけた途端、ミンが男を蹴っ飛ばす。戦闘になり、ミンはナイフを腕で受けて怪我を負うが1人1人倒して行き、娘を殺した男を最後に殺す。

銃声を聞いた対策指令部が突入命令を出す。天井が爆破されたと同時に、ミンは急いで出口から出て行った。過激派の男達は全員死亡。サラは撃たれているが生きていると指令部は報告を受ける。

電気ショックで拷問されたサラは、標的がローマ行きの飛行機であると口を割る。飛行場に居た記者のノートパソコンを発見した警察官が間一髪で惨事を防いだ。

機関銃を持ったガス会社の男に全員倒され、チャイナマンだったとサラが証言したとブロムリーは報告を受ける。突入隊の指揮官は関係者を一掃しろと命じ、サラは射殺された。

リーアムに電話したキャサリンは、自分が乗った飛行機が標的になったがリーアムの情報で未然に防ぎ、リーアムがマギーと呼んでいた女性も含め過激派グループは始末したと言った。

更に、キャサリンは、首相と話し合った結果リーアムを今の立場に残し、恩赦も望み通り与えるが、今後はイギリスのために働き自分の命令通り動いてもらうと言い放った。ドアベルが鳴り、扉を開けたメアリーをショーンが射殺した。

疲れた表情でホテルへ戻ったリーアムをミンが待ち伏せていた。自分のスマホで撮ったリーアムとサラの写真を見せ、この女は爆弾犯でリーアムが自分に嘘をついたとにじり寄る。ミンは送信しろとスマホを掲げ、リーアムは黙ってタップする。

ミンは、情報がネットに流れ皆がリーアムをテロリストであると知る事になると言い残しその場を去った。レストランへ戻ったミンを見て、心配していたラムが駆け寄る。しかし、テロ対策指令部のエージェントが張っており、ブロムリーに連絡を入れた。

ミンの頭部にライフルのレーザーポイントが赤く光る。射殺命令を待つ隊員に、この男には借りがあり決して諦めない中国人だ、敢えてドラゴンを起こすなとブロムリーが命じる。涙を流してラムを抱きしめるミンの頭部からレーザーポイントが消えた。

『ザ・フォーリナー 復讐者』を観た感想

移民である中国人の父が娘の復讐をする『ザ・フォーリナー』。非常に家族の絆が強く、特に海外に住む中国人家族の結束は固い事でよく知られています。階級社会が根ざすイギリスで、アジア人が家族との生活を一から築くのは困難を伴います。

唯一残された家族である娘を必死に育て上げ、やっと年頃に成長した所で自分達とは関わりの無い理由で殺されてしまう悲劇。60才の父親がその理不尽さを決して受け入れられない心情を丁寧に描き、ジャッキー・チェンが熱演しています。

60才の初老男性を表現するのに苦労したそうで、監督のマーティン・キャンベルは、戦闘シーンでは荒く呼吸するよう助言。流れるようなアクションをしないようにする事が大変だったとジャッキー・チェンは笑います。

本作の主人公ミン・クワンを演じ、封印していたアクションを見せたジャッキー・チェンは相変わらずの切れ味。2016年にアカデミー賞名誉賞を受賞しており、ハリウッドで最も成功したアジア人俳優として世界中で評価を受けています。

悪役を務めた『007』シリーズのジェームス・ボンド役で有名なピアース・ブロスナンは、長くジャッキー・チェンの大ファンとしても知られており、脚本も気に入って出演を快諾しました。

他の出演者もジャッキー・チェンの人柄や演技力を絶賛しており、ショーン役のロリー・フレック・バーンズは、共演して学んだ事はこれまでで最高の経験だったとインタビューで話しています。

また、ブロムリーに扮したレイ・ファーロンは、ジャッキー・チェンが3千ポンドするルイ・ヴィトンのバッグを撮影現場で働く女性メンバー全員にプレゼントした事を明かし、周囲に気づかいのある温和なプロフェッショナルだと称えます。

観光客に馴染みのあるロンドンの赤いバスが爆発炎上するシーンは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のロケ地としても使用されたランベス橋で撮影されました。事前に通告済みでしたが知らなかった人も多く、一時騒然としたそうです。

本作の役柄は挑戦だったと語るジャッキー・チェン。『ラッシュ・アワー』の大ヒットによりコメディとアクションでスターの仲間入りを果たしましたが、俳優として表現できる題材を探していました。

寡黙なミン・クワンを感情豊かに演じ、高評価を得たジャッキー・チェン主演作品『ザ・フォリナー 復讐者』は、3千5百ドルの予算で製作され、既に1億4千5百万ドルを超える興行収入を記録しています。

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