映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のあらすじとネタバレ!無料動画の視聴方法も紹介

今や映画史に名を残す最強カーアクション大作『ワイルド・スピード』(通称:ワイスピ)シリーズ。
今回は、シリーズの二枚看板の一角だったポール・ウォーカーを失った悲しみを乗り越え、いよいよ2021年のシリーズ完結に向けて動き出した通算第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』についてのあらすじとネタバレ、動画の無料視聴方法も紹介します。

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『ワイルド・スピード ICE BREAK』の作品情報

タイトル:ワイルド・スピード ICE BREAK
原題:The Fate of the Furious
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:クリス・モーガン
製作:ヴィン・ディーゼル/ニール・H・モリッツ/マイケル・フォトレル
公開:2017年4月14日(アメリカ)、2017年4月28日(日本)
出演:ヴィン・ディーゼル/ドウェイン・ジョンソン/ジェイソン・ステイサム/ミシェル・ロドリゲス/タイリース・ギブソン/クリス・”リュダクリス”・ブリッジス/ナタリー・エマニュエル/エルサ・パタキー/スコット・イーストウッド/カート・ラッセル/テゴ・カルデロン/ドン・オマール/ルーク・エヴァンズ/ヘレン・ミレン/シャーリーズ・セロン など

前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』でメガホンを執ったジェームズ・ワン監督は『アクアマン』の監督を務めることになり、本作は主演のヴィン・ディーゼルとは『ブルドッグ』でタッグを組んだことのあるF・ゲイリー・グレイ監督がメガホンを執っています。
そのほか、プロデューサーも兼任するヴィン・ディーゼル、脚本のクリス・モーガン、音楽のブライアン・タイラーなど主要スタッフは軒並み続投しています。

『ワイルド・スピード ICE BREAK』のキャスト

ダブル主演としてシリーズを支えてきたポール・ウォーカーの急逝に伴い、本作から2021年公開予定のシリーズ完結編までの3作品(スピンオフを除く)はヴィン・ディーゼルの単独主演となります。
おなじみの“ドミニク・ファミリー”を始めとするレギュラー陣は今回不参加となったミア役のジョーダナ・ブリュースターを除いてほぼ続投、前作の悪役だったジェイソン・ステイサムは本作でも重要な役で再演するほか、本作の悪役として新たにシャーリーズ・セロンが参戦しています。

『ワイルド・スピード ICE BREAK』のあらすじ・ネタバレ

キューバの激闘

50年以上前の旧車が数多く走るキューバの首都ハバナ。

晴れて夫婦となったドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とレティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)は、この街に住むドミニクの従兄弟フェルナンド(ジャンマルコ・サンティアゴ)のもとを訪ねていた。

フェルナンドは貸金業者のラルド(セレスティーノ・コニーエル)からの借金を滞納しており、カタとして愛車を取り上げられそうになっているのだ。

ドミニクはフェルナンドを助けるためラルドと車を賭けたストリートレースに挑むことになり、ラルドに「車のパワーなど関係ない。最後はどちらかが勝つだけだ」と告げたのである。

レースはハバナ市街地で行われ、ドミニクとラルドは激しいデッドヒートを繰り広げていった。
ラルドは手下を使ってドミニクを妨害してきたが、ドミニクも仕込んだニトロ燃料を効果的に使って追撃するのだった。

しかし、車のエンジンが火を噴き始め、炎と煙で前方が見えなくなったドミニクは咄嗟の判断でバック走行に切り替え、僅差で勝利することに成功したのだ。
その直後、ドミニクは民衆を避けて車を海へと突入させ、ラルドは約束通り車を渡そうとするが、ドミニクは「俺には敬意だけでいい」と車を受け取らず、車を失ったフェルナンドに自分の愛車を渡したのである。

ホテルに戻ったドミニクはレティに「子供は欲しいか?」と尋ねると、レティは「欲しいかとかじゃなくて、生むべきかどうか…」と明確な答えを示さなかったのだった。

謎の女サイファー

ドミニクは一人でハバナ市内のカフェへ向かっていたところ、車の故障で立ち往生している女性に遭遇したのだ。
サイファー(シャーリーズ・セロン)と名乗るその女性の車を見たドミニクは何の異常もないことを見抜き、そのまま立ち去ろうとするとサイファーはドミニクの経歴や行動まで把握しているとして自分の部下になるよう命じてきたのである。

もちろん応じる気のないドミニクに対し、サイファーはスマートフォンをドミニクに手渡すと、“ドミニク・ファミリー”を敵に回す覚悟はあるのか問うてきたのだった。
ドミニクはスマホの中の写真に言葉を失ったのだ。

ホブスの極秘任務

その頃、アメリカ外交保安部(DSS)のルーク・ホブス捜査官(ドウェイン・ジョンソン)は、娘サマンサ(エデン・エストレヤ)の所属するサッカーチームの監督をしていた。
ホブスはサマンサを含むチーム全員に軍隊式の号令をかけ、ハカ(ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊)まで披露、さすがの相手チームもドン引きしていたところ、グラウンドに上司のアラン部長(パトリック・セント・エスプリト)が現れたのである。

アラン部長は、大都市規模の電力を無効化する“電磁パルス砲”がベルリンの武器商人の手に渡ったことを告げ、ホブスに奪還するよう指示するのだが、ホブスにとっては娘の試合の方で頭が一杯だった。

この任務はアメリカ政府の手助けは一切得られない極秘裏のものであり、失敗したら刑務所送りというものだ。
サマンサのゴールに気をよくしたホブスはドミニクに協力を求めることにしたのである。

ドミニク、まさかの裏切り

ホブスはドミニクに連絡を入れ、十字架のネックレスに細工をしていたドミニクは早速世界各地に散らばった“ドミニク・ファミリー”を集結させることにするのだった。

ドミニクとレティ、ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)、テズ・パーカー(クリス・”リュダクリス”・ブリッジス)、ラムジー(ナタリー・エマニュエル)といったファミリーの面々はホブスと共にベルリンに乗り込み、まんまと電磁パルス砲の奪取に成功したのだ。
ファミリーは予めテズが用意していた巨大な鉄球で追っ手を撃退しながら逃走を続けたが、レティはドミニクの様子がおかしいに気づいたのである。

ドミニクはファミリーと行動を共にせず、ホブスの車と2台きりになったところで襲撃して横転させ、ホブスの説得に何も答えないまま電磁パルス砲を持ち去っていったのだった。

ホブスはファミリーに無線で事態を告げると、「ドミニクの目はかつて出会った時の“悪党の目”に戻っていた」として逃げるよう忠告したのだ。
ドミニクは警察を振り切ると、車ごとサイファーのプライベートジェット「ゴーストフライト」に乗り込んだのである。

サイファーの部下ローズ(クリストファー・ヒヴュ)はドミニクが作戦に加わることを快く思っていなかった。
サイファーはドミニクを大量の武器を保管した自室に呼び出すと、改めてドミニクにとって大切なものとは何かを問うてきたのだった。

ドミニクはすかさず「ファミリーだ」と答えると、サイファーは「もっと自分の欲望に素直になるべきよ」と誘いかけるのだった。

アジトに戻ったファミリーはドミニクの通話を傍聴しようとするが、高度な暗号化により解読は不可能であった。
しかし、レティはどうしてもドミニクが裏切ったとは到底思えなかったのだ。

ホブス&ショウ

作戦失敗により刑務所へと連行されたホブスの前に、アメリカ政府秘密工作組織のミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)が新任の補佐官(スコット・イーストウッド)を伴って現れた。
ミスター・ノーバディは新たな任務と引き換えに釈放を持ちかけるが、ホブスは自分に対して高圧的な態度を取った補佐官を痛めつけると「俺は正々堂々と法廷で争う」と宣言、そのまま収監されることになってしまったのである。

ホブスは偶然にも因縁の宿敵デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と向かい合わせの独房に入れられることになり、デッカードは「お似合いだぜ。悪徳警官さんよ」と挑発してきたのだった。

ホブスとデッカードが互いに挑発し合っていたその時、突然ホブスの独房の扉が開いたのだ。
ミスター・ノーバディの仕業だと気付いたホブスは「手出しはするな」と監視カメラ越しに忠告するも、突入してきた機動隊と揉み合いになるうちに全ての独房の扉が開いてしまい、囚人たちと機動隊との殴り合いで大混乱に陥ってしまったのである。

ホブスは脱走を図るデッカードを追い、機動隊のゴム弾をも跳ね除けてデッカードと対峙しようとしたその時、ミスター・ノーバディが現れて二人を秘密基地“ノーウェア”へと連れて行ったのだった。

まさかの共闘

ノーウェアにはドミニク・ファミリーの面々も(補佐官の独断で)手錠をかけられたまま集結していた。
ミスター・ノーバディにより手錠を外してもらった(レティは自力で外した)ファミリーは全員がベルリンの一件で国際指名手配されたことを告げられ、サイファーについての情報を提示されたのだ。

元々ハッカーであるラムジーはサイファーのことを熟知しており、彼女は世界を裏で操る力を持つ最強のサイバーテロリスト集団のリーダーであると語った。
補佐官は続けてサイファーは一切の痕跡も残さずに犯行を完遂すると説明、そしてミスター・ノーバディはドミニクがサイファーと手を組んでおり、ベルリンでホブスから奪った電磁パルス砲を彼女に渡したことを告げると、ドミニクを捕らえて事情を聞き出すとしてファミリーに協力を求めたのである。

ミスター・ノーバディはファミリーに何とデッカードを紹介、彼と手を組むよう命じたが、前作『SKY MISSION』での因縁が消えないファミリーやホブスはこれを拒絶するのだった。
デッカードは「お前らと組む気はない」としながらも、弟のオーウェン(ルーク・エヴァンズ、『EURO MISSION』でのファミリーの敵)を散々利用した挙句見殺しにしたサイファーに恨みを持っていることを明かし、両者はノーバディの説得を受けて渋々手を組むことにしたのだ。

ローマンのアイデアにより、ラムジーが保有する超高性能監視システム“ゴッド・アイ”でドミニクの居場所を特定しようとするが、過去シリーズで行ったことのあるロンドン(『EURO MISSION』)や東京(『TOKYO DRIFT』『SKY MISSION』)に加え、北京や香港、バンコクなど世界各地で痕跡が確認され、一同はサイファーに先手を打たれたことを思い知らされたのである。
しかし、ラムジーとテズはそれを逆手に取って逆探知を試みることにし、何とドミニクの現在の居場所がこのノーウェアであることを突き止めたのだった。

次の瞬間、ノーウェアはサイファーとドミニクの襲撃を受けたのだ。

ドミニクが裏切った理由

ファミリーらその場にいた全員は脳震盪グレネードにより麻痺させられ、サイファーはデッカードを見つけるなり「弟の方が利口だったわね」と蔑んだのである。

サイファーはゴッド・アイを強奪すると、「(ドミニクは)ファミリーを裏切るの?」と問うレティの前で見せつけるようにドミニクとキスを交わして去っていったのだった。
1時間後、麻痺の取れたレティは「あれはドム(ドミニク)じゃなかった。なぜ言いなりになってるのか」と語り、「ブライアン(『SKY MISSION』でドミニクと“永遠の別れ”をした)がいたら・・・」と嘆くローマンに「もう彼とミア(ドミニクの妹でブライアンの妻)を巻き込むことはできない」と気丈に告げたのだ。

ゴーストフライトに戻ったドミニクは、サイファーに「キスまでする必要はあったのか?」と問うと、サイファーは「全ては“選択”なのよ」と語り、もう言いなりにはならないと言うドミニクを機内のある場所に連れていったのである。

そこでは何と、ドミニクが一時期交際していた元恋人のエレナ・ネベス(エルサ・パタキー)と、彼女とドミニクの間に生まれた息子が捕えられていたのだった。
レティがファミリーに復帰した頃(『EURO MISSION』)の時既に妊娠に気付いていたというエレナは息子に“マスコス”というミドルネームを付けており、ファーストネームはドミニクに付けてほしいと頼んだのだ。

ドミニクは「どうしても君を見捨てることはできなかった」とエレナに謝り、「何があってもこの子を守って」というエレナの言葉に涙を流したのである。

サイファーはあえてドミニクに拳銃を取らせると「私を殺せば部下が息子を殺す」と挑発、銃を降ろしたドミニクは「昔の俺を見せる」と言いながらも十字架のネックレスをエレナと息子の監禁部屋の前に掲げたのだった。

極秘交渉

一方のファミリーらは作戦会議を練っていた。

ローマンはからかい半分で補佐官に“リトル・ノーバディ”というあだ名をつけ、一同はデッカードの持つ情報からドミニクらは一切のレーダーから感知されないゴーストフライトで移動していること、そして次の狙いはニューヨークにあることを知ったのだ。
そして、狙い通りにドミニクはニューヨークに来ていたのである。

ファミリーはリトル・ノーバディに案内されてニューヨークの魚市場の裏にある秘密基地に入り、そこで麻薬密売人や犯罪者から押収された無数の高級車を見せつけられたのだった。
リトル・ノーバディは派手なランボルギーニと陸軍から借り受けた遠隔操作タイプの小型戦車以外なら好きな車を選べと告げ、どうしてもランボルギーニが欲しいというローマンの要求を突っぱねたのだ。

一方、人気のない裏地に入ったドミニクはハッキングした街中の監視カメラで常時監視しているサイファーにエンジンが不調になったと告げ、5分以内に直すよう命じられた。
ドミニクがボンネットを開けた次の瞬間に1台のバンが監視カメラを遮るように停車、ドミニクは隙を突いて近くのバーで待ち合わせていたデッカード兄弟の母マクダーレン(ヘレン・ミレン)に協力を依頼したのである。

息子たちと敵対したことを未だに根に持つマクダーレンにドミニクは「返すものがある」と告げ、息子を奪われた気持ちは自分も同じだとして彼女に電波受信器を渡すのだった。
ドミニクは5分以内に車に戻り、監視カメラに車を直したことをアピールしたのだ。

その頃、デッカードの過去の経歴を調べたホブスは彼がかつて人命救助で表彰されていたという意外な一面に気付き、互いに「生まれた時代が違っていたら一緒に戦っていたのにな」と奇妙な連帯感を抱き始めたのである。

ニューヨーク作戦

サイファーはゴッド・アイでニューヨーク滞在中のロシア国防大臣(オレク・クルパ)の車列を探知、ドミニクに現場へと急行させた。
サイファーは更に、車列の半径3㎞以内の1000台以上の車のコンピューターを乗っ取って遠隔操作させ、街中で大混乱を巻き起こしながら車列を作ると、大臣のリムジンを護衛する車列やパトカーを襲撃させたのだった。

知らせを受けたファミリーは現場に急行するが、サイファーは立体駐車場から大量の車を投下させて大臣を足止めし、続いてドミニクが大臣を襲って核ミサイルの発射コードが入ったケースを奪ったのだ。
ファミリーやデッカードはドミニクの前に立ちはだかり、ドミニクは警告を無視して逃走したのである。

ドミニクは工事現場の足場を崩してリトル・ノーバディを足止めし、レティらはドミニクの車にワイヤーを張って四方を塞いだが、ドミニクは力技で振り切りを試み、車を捨てて徒歩で逃走したのだった。
ドミニクは追ってきたデッカードに発砲、その隙にケースを奪還したレティは「今は分からないことばかりだけど、ただひとつ分かっているのは、あなたは私を今でも愛していること」とドミニクに告げ、銃を降ろしたドミニクを置いて走り去った。

ところが、レティは直後に現れたローズに銃を向けられ、ドミニクはローズに銃を向けると無言のままスーツを奪って逃走したのだ。

基地に引き揚げたファミリーは、リトル・ノーバディから「デッカードは死んだ」と告げられ、ホブスは悔しさを露にしたのである。

エレナ死す

ゴーストフライトに戻ったドミニクは、サイファーからレティを逃がそうとしたことを咎められ、エレナはローズによって射殺されてしまったのだった。

一方、防犯カメラの映像からローズを特定したファミリーは、ローズがオーウェンに“ナイトシェード”(『EURO MISSION』で登場。軍の情報網を24時間遮断する装置)の奪取を依頼していたこと、そしてローズは『SKY MISSION』でファミリーと敵対したテロリストのジャカンディとも繋がっていたも突き止め、サイファーはドミニクに二度も計画を邪魔されたことに気付いたのだ。

サイファーは失意のドミニクに「ファミリーの存在など無意味」として引き続き誘惑を試み、二度も計画を邪魔したことを責めると、自分の狙いは戦争などではなく、核ミサイルを使って世界の超大国を脅し、世界に自らの“支配力”を知らしめることにあると明かしたのである。
ドミニクはサイファーに「俺の息子に感謝するんだな。お前らが今無事なのは息子のおかげだからな」と告げるのだった。

極寒のロシアへ

ファミリーやミスター・ノーバディは動向が掴めないサイファーの代わりにローズの足跡を追い、彼らの次の目的はロシア・ウラドビンにある旧ソ連軍の秘密基地にあると睨んだ。
基地は1ヶ月前から反体制派の武装勢力に占拠されており、そこには旧ソ連軍の原子力潜水艦があるというのだ。

ロシアの大臣が襲われた件で米露の政府間は険悪となっており、ファミリーが秘密裏で動くしかなかったのだ。
ホブスに檄を飛ばされたリトル・ノーバディはファミリーに小型戦車やランボルギーニを含む新たな車を提供、一行は極寒のウラドビンに飛んだのである。

潜水艦のある基地を偵察するホブスは、万が一の場合はドミニクを殺せと指示されていたが、レティはその時は自分も一緒に殺してほしいと告げるのだった。

潜水艦強奪

装甲を強化した特別仕様車“ダッジ・アイスチャージャー”を駆るドミニクは、電磁パルス砲で基地の電源を無効化させて突入、その隙にサイファーは潜水艦のハッキングに成功したのだ。
ファミリーは基地に乗り込み、テズが潜水艦に潜入して制御チップを抜き取り、ラムジーがサイファーにハッキングを仕掛けて潜水艦を止めることにしたのである。

ラムジーとサイファーがハッキング合戦を繰り広げるなか、追っ手を撒いたドミニクは基地を脱出してローズと合流した。
ホブスとレティは武装勢力と対峙する一方、ローマンとテズ、リトル・ノーバディはチップを抜き取り、間一髪ミサイル発射を阻止することはに成功したのだった。

サイファーは潜水艦を発進させ、ファミリーらは武装勢力に追われながら基地から脱出したが、一際目立つランボルギーニを駆るローマンは恰好の的となってしまったのだ。
サイファーはローズにファミリーを始末するよう命じ、ドミニクはローズがレティから狙撃しようとする合間に密かにスマホに目をやったのである。

ローマンはランボルギーニを氷の割れ目に沈められ、テズとホブスに助け出された。

ドミニクの息子を救え!

実は密かに生きていたデッカードはオーウェンと共にウィングスーツでゴーストフライトに侵入した。
デッカードはニューヨークの一件の後、救急隊員に変装したファミリーのテゴ・レオ(テゴ・カルデロン)とリコ・サントス(ドン・オマール)に助けられており、監視カメラを妨害したバンもドミニクに恩義を感じたラルドが仕組んだものだった。

マクダーレンがドミニクから渡されたものはゴッド・アイであり、これでオーウェンを救って兄弟で任務を果たすよう命じる母にはさすがのデッカードも頭が上がらなかったのだ。
オーウェンが操縦室を乗っ取り、デッカードは無事にドミニクの息子を救出したのである。

デッカードからの連絡を受けたドミニクはローズの首の骨を折って殺し、サイファーにエレナの仇を取ったと宣言してファミリーのもとに向かうのだった。

取り戻した絆

デッカードはドミニクの息子を守りながら手下を始末、ドミニクは武装勢力のミサイル発射を阻止してファミリーの危機を救ったのだ。
サイファーは魚雷を発射するもホブスの力技により阻止され、魚雷は武装勢力に直撃して木っ端みじんに吹き飛ばしたのである。

サイファーは潜水艦を浮上させ、氷を粉砕しながらファミリーを追い詰めていった。
ドミニクはサイファーに「ハネムーンを邪魔したツケはでかいぞ」と勝利を宣言、逆に追い詰められたサイファーは最後の手段として熱誘導ミサイルを発射するのだった。

ドミニクは自ら囮となってミサイルを引き付け、潜水艦の方まで誘導させて爆破させたのだ。
アイスチャージャーは爆風に飲まれて大破、ファミリーは投げ出されたドミニクの周りを囲んで爆風から守り抜いたのである。

サイファーの前に現れたデッカードは、ドミニクの十字架のネックレスに仕組まれていた発信機で居場所を突き止めたことを明かし、家族にしたことの償いをさせるため彼女を殺そうとしたが、サイファーはパラシュートで脱出したのだった。

ドミニクはレティに「もう二度と離さない」と約束、二人は氷上で愛を確かめ合ったのだ。

ブライアンを継ぐもの

ファミリーはニューヨークでバーベキューの準備をしていた。
ラムジーは自分を口説こうとするテズとローマンを軽くあしらい、ホブスはミスター・ノーバディからサイファーがアテネに潜伏しているとの情報を受け取ったのである。

ベルリンの失敗を帳消しになったホブスはリトル・ノーバディから復職を促されるが、ホブスはしばらく職を休んでサマンサとの時間を過ごすと告げるのだった。
ドミニクは現れたデッカードから息子を渡され、彼と握手を交わして微笑み合ったのだ。

ドミニクは息子を守り抜くことをエレナに誓うと、ファミリーに自分を見捨てずにいてくれたことを感謝、全員の前で我が子に“ブライアン”と命名したのである。

『ワイルド・スピード ICE BREAK』の感想とまとめ

ロサンゼルスの街角の小さなストリートレースシーンから始まった『ワイルド・スピード』シリーズも本作公開時点(2017年)で16年目を迎え、作品を重ねる度にスケールもアクションも製作費も、そして全世界の熱狂的なファンの数もうなぎ上りに上げていきました。
2013年には長年に渡ってシリーズを支え続けてきたポール・ウォーカーの突然の訃報に見舞われ、一時はシリーズの存続も危ぶまれましたが、主演とプロデュースを兼任するヴィン・ディーゼルを始めキャスト・スタッフはシリーズの続行を決断、2021年のシリーズ20周年までに最終章として本作を含む続編3作品(第9作は2020年に、完結編となる第10作は2021年に公開予定)の製作を発表しました。

本作はシリーズ初の女性悪役としてオスカー女優のシャーリーズ・セロンが参戦、本作ラストの顛末からも続編の登場にも含みを持たせています。第1作の悪役は金持ち家庭に育ったボンボンの中華系ギャングのボスだったのですが、いつのまにやら麻薬王、日本の暴力団の舎弟の走り屋、ブラジル・リオの犯罪王とどんどんステップアップしていき、本作ではサイバーテロリストという今までとは一癖も二癖も違う相手と相まみえることとなりました。

第5作『MEGA MAX』から本格的に始まった“ドミニク・ファミリー”をメインとする血縁関係や友情をも超えた“家族愛”の描写は本作では趣を変え、敵に息子と元恋人を人質に取られたがために「ファミリーを裏切る」という究極の選択を迫られた主人公ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)の苦悩、そしてそんな状況下でも決してドミニクを見捨てることなく信じ続けるファミリーの固い絆が改めて再認識される描写ともなりました。

途中参戦によりシリーズのこれまでのカーレース路線から武闘派路線への転向に貢献してきたルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソン、そして前作『SKY MISSION』からシリーズに合流したデッカード・ショウ役のジェイソン・ステイサムのダブル主演によるシリーズ初のスピンオフ作品『ホブス&ショウ(仮)』が2019年夏に公開されることになりました。スピンオフに専念するため、ドウェイン・ジョンソンは第9作に出演しないことを明言していますが、かねてから噂されているヴィン・ディーゼルとの確執については何事もないことを願いたいですね。
またヴィン・ディーゼルは女性キャラクターをメインとする新たなスピンオフの構想を明かし、そのために女性脚本家を起用することも発表しているなどシリーズは更なる広がりを見せそうです。

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