名探偵コナンの映画は毎年春に公開され、今や邦画の年間ランキング上位に君臨するなど日本を代表するアニメーション作品のひとつ『名探偵コナン』劇場版シリーズ。
今回は、今や興行収入の累計が約700億円を突破する一方、ここ数年でシリーズ歴代最高興行収入の記録を毎年のように更新し続けている『名探偵コナン』の2019年現在の歴代公開作品一覧および公開された順番、作品のあらすじやキャストなどの情報を大特集しますので最後までお付き合いください。
Contents
- 1 『名探偵コナン』の概要
- 2 名探偵コナン映画の最新作の予告動画
- 3 『名探偵コナン』歴代劇場版シリーズの公開順番やあらすじなどについて
- 3.1 第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』
- 3.2 第2作『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』
- 3.3 第3作『名探偵コナン 世紀末の魔術師』
- 3.4 第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』
- 3.5 第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』
- 3.6 第6作『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』
- 3.7 第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』
- 3.8 第8作『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』
- 3.9 第9作『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』
- 3.10 第10作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』
- 3.11 第11作『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』
- 3.12 第12作『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』
- 3.13 第13作『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』
- 3.14 第14作『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』
- 3.15 第15作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』
- 3.16 第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』
- 3.17 第17作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』
- 3.18 番外編『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』
- 3.19 第18作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』
- 3.20 第19作『名探偵コナン 業火の向日葵』
- 3.21 第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』
- 3.22 第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』
- 3.23 第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』
- 3.24 第23作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』
- 4 『名探偵コナン』歴代劇場版作品のまとめ
『名探偵コナン』の概要
『名探偵コナン』は青山剛昌が1994年から『週刊少年サンデー』に連載中の同名漫画を原作としており、1996年にテレビアニメ化され、翌1997年から劇場版も製作されるようになりました。
以降は番外編を除き年1回のペースで春のゴールデンウィーク商戦の時期に公開されています。
大人顔負けの天才的頭脳と推理力を持つ高校生探偵の工藤新一(声:山口勝平)は、国際犯罪組織「黒の組織」が関与する事件に関わったことから口封じに劇薬を飲まされ、副作用によって頭脳以外の身体が小学1年生程度に退行してしまいます。
新一は『明智小五郎』シリーズなどの作者・江戸川乱歩と『シャーロック・ホームズ』シリーズの作者アーサー・コナン・ドイルの名を組み合わせた偽名“江戸川コナン”(声:高山みなみ)を名乗り、幼馴染の女子高生・毛利蘭(声:山崎和佳奈)とその父で探偵の毛利小五郎(声:神谷明(第1作~第13作)、小山力也(第14作以降))ら仲間たちの協力を得て、元の姿に戻るため「黒の組織」と対峙しつつ様々な難事件に挑んでいきます。
キャッチフレーズは「見た目は子供、頭脳は大人」「真実はいつもひとつ!」。
・名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)
・名探偵コナン 世紀末の魔術師
・名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
・名探偵コナン 天国へのカウントダウン
・名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊
・名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)
・名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)
・名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)
・名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
・名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
・名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
・名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)
・名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)
・名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)
・名探偵コナン 11人目のストライカー
・名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)
・ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
・名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)
・名探偵コナン 業火の向日葵
・名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)
・名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)
・名探偵コナン ゼロの執行人
・名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
名探偵コナン映画の最新作の予告動画
『名探偵コナン』歴代劇場版シリーズの公開順番やあらすじなどについて
それでは、『名探偵コナン』の歴代の劇場版作品の概要やあらすじなどを公開された順番で取り上げてみましょう。
なお、『コナン』の登場人物は基本的に年を取らないため、時系列については割愛させていただきますのでご了承ください。
第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』
公開日:1997年4月19日
初登場ランキング:-位
興行収入:11億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、緒方賢一、岩居由希子、大谷育江、高木渉、松井菜桜子、茶風林、石田太郎、塩沢兼人 など
あらすじ
いつものように殺人事件を解決した江戸川コナン。ところが、この事件の被害者宅を含む数ヶ所で爆破事件が発生、コナンの正体である工藤新一宛てに脅迫の電話が送られてきました。コナンになる前の新一が1年前に解決した事件がカギだと推理したコナンは爆破事件の拡大阻止に奔走することに・・・。
本作は2016年に開催された「名探偵コナン歴代映画人気投票」で第5位となるなどファンから好評価を受けています。
第2作『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』
公開日:1998年4月18日
初登場ランキング:-位
興行収入:18.5億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、緒方賢一、茶風林、塩沢兼人、高島雅羅、鈴木英一郎、鈴置洋孝、内海賢二 など
あらすじ
コナンの身の回りの人間が次々と狙われる事件が発生。やがて狙われた者の共通点は小五郎の関係者であることがわかり、小五郎がかつて刑事だった頃に関わったある事件へと繋がっていきます。
第3作『名探偵コナン 世紀末の魔術師』
公開日:1999年4月17日
初登場ランキング:2位(最高位1位)
興行収入:26億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、堀川りょう、林原めぐみ、大塚周夫、大塚芳忠 など
あらすじ
コナンのライバルである“怪盗キッド”(声:山口勝平(工藤新一との二役))からロマノフ王朝にまつわる秘宝を盗むという予告状が届き、コナンは服部平次(声:堀川りょう)と手を組んで予告状の暗号の解読に挑みつつ秘宝を守ろうとします。ところが、秘宝に関わる人物が暗殺され、やがてロマノフ王朝の財宝を狙う国際指名手配者の存在が浮き彫りになっていきます・・・。
本作からは「黒の組織」の一員だった灰原哀(声:林原めぐみ)、コナンのライバルで親友の高校生探偵・服部平次、そしてコナンの永遠のライバルであり青山剛昌作の漫画『まじっく快斗』の主人公・怪盗キッドが劇場版初登場となっています。なお、本作で興行収入が初めて20億円を突破しました。
第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』
公開日:2000年4月22日
初登場ランキング:4位(最高位3位)
興行収入:25億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみ、高島雅羅、深見梨加、森川智之、江川央生、井上和彦 など
あらすじ
連続で警察官が射殺される事件が発生、コナンや小五郎は調査に乗り出しますが警察関係者は誰も事情を語ろうとはせず、コナンは警察上層部が関与しているのではと疑いを抱きます。そんな時、蘭が事件に巻き込まれて一時的に記憶を失ってしまい、コナンは犯人の顔を見た蘭を守るために単身で事件の真相に迫っていきます。
なお、本作は「名探偵コナン歴代映画人気投票」でトップ3入り(第3位)を果たすなどファンから高く評価されている作品のひとつです。
第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』
公開日:2001年4月21日
初登場ランキング:4位(最高位3位)
興行収入:29億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみ、岩居由希子、大谷育江、高木渉、松井菜桜子、茶風林、井上和彦、堀之紀、立木文彦、永井一郎 など
あらすじ
理解者である阿笠博士(声:緒方賢一)や仲間の“少年探偵団”と共に西多摩市にやってきたコナンは、そこで合流した蘭と共に完成したばかりのツインタワーを訪れました。ところが、ツインタワーで連続殺人事件が発生、その裏側に「黒の組織」の関与が浮かび上がるなか、タワー内に仕掛けられた時限爆弾が爆発し・・・。
本作では劇場版としては初めてコナンの宿敵「黒の組織」が登場、かつて組織の一員だった灰原が物語のキーパーソンとなっています。
第6作『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』
公開日:2002年4月20日
初登場ランキング:3位(最高位1位)
興行収入:34億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、林原めぐみ、茶風林、緒方賢一、田中秀幸、島本須美、折笠愛、緒方恵美 など
あらすじ
コナンをはじめ政界や警察官僚の子息らを集めた仮想ゲーム機の完成披露パーティーの最中に殺人事件が発生。事件のカギがゲーム内にあると睨んだコナンはゲーム機に乗り込みますが、今度はゲーム機そのものが日本のリセットを目論む人工知能に乗っ取られ・・・。
本作ではコナンの実父・優作(声:田中秀幸)が登場、仮想世界でコナンが、現実世界で優作がそれぞれ事件の謎を追うことになります。本作は歴代シリーズ作品で初めて興行収入が30億円を突破、「名探偵コナン歴代映画人気投票」で2位となるなど興行面・批評面でも高い評価を受けています。
第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』
公開日:2003年4月19日
初登場ランキング:1位
興行収入:32億円
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、堀川りょう、宮村優子、若本規夫、置鮎龍太郎 など
あらすじ
東京、大阪、京都で「義経記」にまつわる殺人事件が発生、コナンは小五郎と共に京都に乗り込んで事件を追ううちに同じ犯人を追っていた服部と合流します。ところが、服部のガールフレンド・遠山和葉(声:宮村優子)が誘拐されてしまい・・・。
本作は「名探偵コナン歴代映画人気投票」で第1位を獲得、今なおファンからの評価と人気が高い作品です。
第8作『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』
公開日:2004年4月17日
初登場ランキング:1位
興行収入:28億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、石塚運昇、戸田恵子、柴田秀勝、森功至、島津冴子、三木眞一郎、久川綾、金尾哲夫 など
あらすじ
とある舞台女優の元にあの怪盗キッドから“運命の宝石”を奪うという予告状が届き、相談を受けたコナンと小五郎は早速宝石を守るために動きます。その後、女優から函館旅行に招かれたコナンたちは機内で発生した殺人事件に巻き込まれ・・・。
第9作『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』
公開日:2005年4月9日
初登場ランキング:1位
興行収入:21.5億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、林原めぐみ、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、山寺宏一、榊原良子 など
あらすじ
蘭の親友・鈴木園子(声:松井菜桜子)の計らいで豪華客船「アフロディーテ号」に招待されたコナンたちでしたが、園子が何者かに拉致され、船内で殺人事件が発生してしまいます。コナンと小五郎は事件の真相を突き止めようと奔走しますが、この事件は15年前の貨物船沈没事故と半年前の船舶設計士の怪死と密接に関係するものでした・・・。
本作は前作の飛行機内とは打って変わってほぼ豪華客船の船内が舞台となり、コナンに代わって小五郎が大活躍する回となっています。
第10作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』
公開日:2006年4月15日
初登場ランキング:1位
興行収入:30.3億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、堀川りょう、林原めぐみ、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、折笠愛、古谷徹、平野文 など
あらすじ
コナンや蘭、小五郎たちは横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」に招待されましたが、何とコナンたちにつけられたフリーパスには小型爆弾が仕組まれており、コナンと小五郎は居合わせた服部や怪盗キッドと遭遇し、一時的に共闘して事件解決に急ぎます。
記念すべき劇場版10周年作品となった本作はこれまでのレギュラー陣や主要人物が勢揃いした豪華な作品となり、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞するなど批評面でも高く評価されました。なお、本作に悪役としてゲスト出演した古谷徹は後に超重要キャラクターを演じることになります。
第11作『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』
公開日:2007年4月21日
初登場ランキング:1位
興行収入:25.3億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、松井菜桜子、堀内賢雄、中田譲治、神奈延年、黒田崇矢 など
あらすじ
バカンスでとある島を訪れたコナン一行は、この島に眠るという財宝を探しにきたトレジャーハンター一味と遭遇しますが、そのうちの一人が謎の死を遂げ、蘭と園子は一味に誘拐されてしまいます。事件の裏には都内で起こった強盗事件、そして伝説の女海賊が残した財宝の謎が絡んでいました・・・。
第12作『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』
公開日:2008年4月19日
初登場ランキング:1位
興行収入:24.2億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみ、松井菜桜子、桑島法子、田中信夫 など
あらすじ
有名な元ピアニストの門下生が次々と殺害される事件が発生。小五郎たちが真相解明に動く一方、コナンは天才ソプラノ歌手と知り合います。しかし、歌手もまた命を狙われ、そして公演中のコンサートホールに仕掛けられた爆弾が爆発し・・・。
第13作『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』
公開日:2009年4月18日
初登場ランキング:1位
興行収入:35億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、林原めぐみ、緒方賢一、堀川りょう、大塚明夫、古川登志夫、加藤精三、幹本雄之、DAIGO など
あらすじ
全国各地で連続殺人事件が発生、コナンや小五郎はいつもの通り動き出しますが、警察内部には「黒の組織」の工作員が紛れ込んでいました。コナンの正体が「黒の組織」にバレそうになるなか、コナン・警察・殺人犯、そして「黒の組織」の四つ巴の攻防戦が幕を開けます・・・。
本作は第5作ぶりに「黒の組織」が暗躍、コナンと組織の対決を軸に据えています。なお、本作をもって神谷明(『シティーハンター』冴羽獠、『北斗の拳』ケンシロウ、『キン肉マン』キン肉スグルなど)は毛利小五郎役を卒業しています。
第14作『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』
公開日:2010年4月17日
初登場ランキング:2位(最高位2位)
興行収入:32億円
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、林原めぐみ、緒方賢一、堀川りょう、永井一郎、大橋のぞみ、優木まおみ など
あらすじ
国立の微生物研究所がテロリスト集団に襲撃され、殺人バクテリアが強奪されました。警察は情報統制を敷こうとするなか、怪盗キッドから世界最大級の豪華飛行船に収められたお宝をいただくとの予告状が届きました。コナンたちは飛行船に乗り込みますが、飛行船には殺人バクテリアと爆弾が仕掛けられていました・・・。
本作より小山力也(『24 -TWENTY FOUR-』ジャック・バウアー、『仮面ライダージオウ』オーマジオウなど)が2代目毛利小五郎を演じています。
第15作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』
公開日:2011年4月16日
初登場ランキング:1位
興行収入:31.5億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、飯塚雅弓、難波圭一、関俊彦、朴璐美、江川央生、渡部陽一 など
あらすじ
都知事に何者かから脅迫状が送りつけられました。コナンの機転により難は逃れるも、コナンは事件のカギは都知事が国土交通大臣だった頃に建設されたダムにあると睨み、蘭や仲間たちと共に現地に飛びます。しかし、この事件には8年前に起こったある事件と繋がっていました・・・。
第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』
公開日:2012年4月14日
初登場ランキング:1位
興行収入:32.9億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、桐谷美玲、三浦知良、遠藤保仁、楢崎正剛、中村憲剛、今野泰幸 など
あらすじ
コナンと仲間たちはプロサッカー選手が参加するサッカー教室に参加、小五郎はそこで大学時代の後輩だったサッカー少年団監督らと出会います。その後、小五郎の事務所に爆破予告が届き、Jリーグの試合が行われているサッカースタジアムに爆弾が仕掛けられ・・・。
本作はJリーグ20周年記念プロジェクトとのタイアップ作品であり、劇中には現役Jリーガーが出演しています。
第17作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』
公開日:2013年4月20日
初登場ランキング:1位
興行収入:36.3億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、堀川りょう、宮村優子、柴咲コウ、など
あらすじ
海上自衛隊のイージス艦の体験航海に参加したコナンは、そこで艦に乗船していないはずの女性自衛官と遭遇します。ところが、艦には某国のスパイが潜入しており、コナンは壮大な陰謀に巻き込まれていきます。
本作は防衛省・海上自衛隊の全面協力を得ており、本作に登場するイージス艦は実際の護衛艦をモデルにしています。
番外編『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』
公開日:2013年12月7日
初登場ランキング:1位
興行収入:42.6億円
監督:亀垣一
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一 など
あらすじ
本物の怪盗キッドの目の前で偽キッドが盗みを働き、後を追ったコナンはその正体がかつて相まみえたルパン三世(声:栗田貫一)であることを見抜きます。その直後、来日中の海外スター、FBI、ルパンの永遠のライバル銭形警部(声:山寺宏一)らを巻き込んだ大事件が勃発、コナンとルパンはまさかの共闘を組むことに・・・。
『ルパン三世』とコラボしたテレビスペシャルが好評価だったため番外編として映画化され、『コナン』『ルパン』両シリーズとも初となる興行収入40億円を突破しました。
第18作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』
公開日:2014年4月19日
初登場ランキング:1位
興行収入:41.1億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、日高のり子、林原めぐみ、中井和哉、池田秀一、置鮎龍太郎、福士蒼汰、パトリック・ハーラン など
あらすじ
高さ635mを誇る「ベルツリータワー」で殺人事件が発生、犯人にアメリカ軍特殊部隊ネイビーシールズの元隊員が浮上します。ところが、その元隊員も何者かに殺害され、仲間を人質に取られたコナンはタワーを舞台に真犯人との勝負に挑みます。
本作は原作の連載20周年を記念して製作され、蘭の学校の転校生の高校生探偵・世良真純(声:日高のり子)が劇場版に初登場しています。
第19作『名探偵コナン 業火の向日葵』
公開日:2015年4月18日
初登場ランキング:2位(最高位2位)
興行収入:44.8億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、榮倉奈々、知英 など
あらすじ
コッホの名画「ひまわり」の模写7枚を護衛するため小五郎を含む“7人のサムライ”が招集され、コナンも参加することになったのですが、怪盗キッドはそのうちの1枚を狙っていました。そんな折、「ひまわり」の展示会を開いていた美術館が火災に遭い、コナンと蘭は中に閉じ込められてしまいます・・・。
第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』
公開日:2016年4月16日
初登場ランキング:1位
興行収入:63.3億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、池田秀一、古谷徹、天海祐希 など
あらすじ
警察の機密データが謎の女に閲覧され、公安警察の安室透(声:古谷徹)やFBIの赤井秀一(声:池田秀一)が追うも取り逃がしてしまいます。その後、謎の女は記憶を失った状態で発見され、コナンは事件の背後に潜む「黒の組織」の陰謀に立ち向かっていきます。
劇場版20周年記念となった本作は歴代作品で初めて興行収入が60億円を突破しました。本作から本格参戦となった安室透と赤井秀一は青山剛昌が『機動戦士ガンダム』のファンであることから生まれた重要キャラであり、名前の由来は「ガンダム」のアムロ・レイおよびシャア・アズナブルの異名“赤い彗星”からきています。
第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』
公開日:2017年4月15日
初登場ランキング:1位
興行収入:68.9億円
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、堀川りょう、宮村優子、ゆきのさつき、宮川大輔、吉岡里帆 など
あらすじ
コナンと仲間たちは百人一首の大会が行われる大阪のテレビ局を訪れますが、テレビ局に爆破予告が届いた直後に爆破されてしまいます。時を同じくして百人一首団体の会長が殺害され、コナンと服部は真相を解明すべく京都に乗り込みます。
本作は「かるた」がキーワードとなっており、同じくかるたをテーマにした『ちはやふる』とのコラボも行われました。
第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』
公開日:2018年4月13日
初登場ランキング:1位
興行収入:91.8億円
監督:立川譲
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、古谷徹、冨永みーな、川島得愛、博多大吉、上戸彩 など
あらすじ
サミット会場である東京湾の複合リゾート施設で爆破事件が発生、こともあろうに小五郎が容疑者として逮捕されてしまいます。コナンは小五郎の無実を証明すべく動きますが、その前に安室透が立ちはだかり・・・。
本作は共に古谷徹が演じる安室とアムロの繋がりで『ガンダム』とのコラボポスターが実現、若い女性を中心に安室人気が高まったことにより映画ランキングでは何と同時期公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を破り、興行収入90億円を超えるメガヒットとなりました。
第23作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』
公開日:2019年4月12日
初登場ランキング:1位
興行収入:91.2億円
監督:永岡智佳
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、檜山修之、松井菜桜子、梶裕貴、山崎育三郎、河北麻友子 など
あらすじ
空手の達人にして園子の恋人である京極真(声:檜山修之)が出場するシンガポール大会の応援のため、蘭・小五郎・園子は現地へと飛びました。コナンも新一に変装した怪盗キッドの差し金でシンガポールに飛びますが、コナン・京極・キッドはそこで秘宝のブルーサファイアを巡る事件に巻き込まれていきます。
平成最後の作品となった本作は歴代作品で初めて海外を舞台にしており、キャンペーンでは『クレヨンしんちゃん』、初代・毛利小五郎役の神谷明がケンシロウ役を演じ、前年に35周年を迎えた『北斗の拳』、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』とのコラボビジュアルが展開されました。なお、本作は前作に引き続き興行収入が90億円を突破しています。
また、本作の公開に先駆け、原作およびテレビアニメ本編において新一と蘭が正式に恋人同士となったことがファンの大反響を呼びました。
『名探偵コナン』歴代劇場版作品のまとめ
連載開始から25年を迎え、ますますのパワーアップを続ける『名探偵コナン』。
コナンと「黒の組織」との決着はまだまだ先になりそうですが、令和時代でも大いに活躍してくれそうですね。
真実はいつもひとつ!
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