映画『バーバラと心の巨人』のあらすじ・ネタバレ!動画の無料視聴方法も紹介

2008年に発表された、ジョー・ケリーとケン・ニイムラによるグラフィックノベル「I Kill Giants」。世界中で話題になったこの物語が原作の映画、「バーバラと心の巨人」が10月12日に公開されます。

映像化したのは、ハリー・ポッターシリーズの第1,2作を制作したクリス・コロンバスと、アカデミー賞短編賞を受賞したアンダース・ウォルター監督らによるチーム。

一体どんな作品になっているのでしょうか?早速、ネタバレと感想を紹介をしましょう。

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バーバラと心の巨人の予告動画

バーバラと心の巨人の作品情報

タイトル:バーバラと心の巨人
原題:I Kill Giants
監督:アンダース・ウォルター
原作:ジョー・ケリー,ケン・ニイムラ「I Kill Giants」
脚本:ジョー・ケリー
製作:クリス・コロンバス、マイケル・バーナサン、ジョー・ケリーなど
公開日:2018年3月23日(アメリカ)、2018年10月12日(日本)
出演者:マディソン・ウルフ、イモージェン・プーツ、シドニー・ウェイド、ローリー・ジャクソン など

原作は、ジョー・ケリーとケン・ニイムラによるグラフィックノベル「I Kill Giants」。2008年に発表され、2009年にコミックスとても発売されました。2010年にウィル・アイズナー漫画業界賞<10代向け作品賞>ノミネート、2012年に第5回国際漫画賞、最優秀受賞(日本)など話題となった作品です。

ストーリーを担当したジョー・ケリーは、「ベイマックス」のキャラクターを手掛けたことでも有名ですね。また、作画を担当したケン・ニイムラは日本、ヨーロッパ、アメリカの雰囲気が混ざったような作風で人気です。

この映像化作品を生み出すことになったのは、ハリー・ポッターシリーズ第1,2作を監督したクリス・コロンバスをはじめとするプロデューサー陣。そして監督を務めるのは、これが長編映画作品となるアンダース・ウォルター。デンマーク生まれで、2013年に「HELIUM」でアカデミー賞短編賞を受賞し、ミュージックビデオなども監督しています。

バーバラと心の巨人のキャスト

今回主人公のバーバラを演じるのは、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」、「死霊館 エンフィールド事件」などに出演したマディソン・ウルフ。バーバラ役はオーディションで500人以上の応募がありましたが、その競争を勝ち抜いたのがウルフでした。本作の演技も絶賛されていて、今後の活躍が期待される女優といえます。

またバーバラを見守るモル先生を、「アバター」のヒロイン役で有名となり、「スタートレック」シリーズ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズにも出演したゾーイ・サルダナが演じます。

バーバラと心の巨人あらすじとネタバレ

1人の女の子が自転車で森の中にやってきた。メガネをかけ、ウサギの耳を付けた変わった格好だ。自転車のかごからビンを取り出すと、キノコの欠片やキャンディーを入れて混ぜ、いちごジャムのような赤い液体を作っている。

何かの気配に気付く少女は、その液体を木に塗り付けて森の中を歩いた。彼女が森から出ていくと、謎の生物の大きな手が赤い液体に触れるー。

彼女の名は、バーバラ。彼女は、もうすぐ町に巨人が襲ってくるというのだ。いつも1人で巨人を引き寄せるために、巨人の餌だという赤い液体を木に塗り付けて回っていた。

しかし巨人の話は誰も信じず、どんどん自分の世界に引きこもるバーバラは、兄や姉にも相手にされていなかった。

転校生のソフィア

ある日、バーバラがいつものように巨人の餌や罠を仕掛けて回っていると転校生のソフィアが声をかけてきた。

バーバラはそっけない態度だったが、次の日もソフィアはバーバラにつきまとっている。バーバラは毎日、巨人が襲ってこないように、やらなければいけないことが沢山あって忙しいのだ。

カウンセラーのモル先生

そんなバーバラを、新任のスクールカウンセラーであるモル先生も気にかけていた。彼女は何を恐れ、何を頑なに守っているのだろうか?

バーバラはその変わった風貌や行動から、いじめの標的にもされていた。しかし、心配するモル先生とのカウンセリングも拒絶していた。

バーバラと巨人

ソフィアは相変わらずバーバラに興味津々だ。

そんなソフィアに、バーバラは絵本を見せながら、巨人の説明をした。巨人を倒す呪文は、コヴレスキー。かつてのゲームで奇跡の大逆転を起こした大リーガーの名前と同じだ。バーバラもソフィアに少しずつ心を開いていたのだ。

しかし、バーバラの行動は日を追うごとにおかしくなっていく。どんどん巨人が町に近付いているというのだ。バーバラは、学校でも授業中の反抗的な態度で校長室に呼び出しをされるが、全く反省をしていない。

ある日異変を感じ、ソフィアと2人で森へ様子を見に行く。すると、やぎが何者かに襲われ、死んでいた。

ソフィアは怖くなって逃げていくが、残されたバーバラはそこで木の姿の怪物を見てしまう。本当に、もうすぐ巨人が町にやってくるのだろうか?

バーバラの秘密

モル先生のカウンセリングを受けることになったバーバラ。しかし、カウンセリングの途中でなにかの映像がフラッシュバックし、先生を殴りつけてしまった。

フラッシュバックした映像を思い出しながら呆然と家路につくバーバラ。声をかけてきたソフィアにも冷たく当たってしまう。心配するソフィアがバーバラの後をつけてみると、いじめっ子達に襲われてしまっていた。

怪我をしたバーバラを家へ送り届けたソフィアは、バーバラがめったに上がろうとしない2階の部屋で、ある秘密を見てしまう。

巨人との戦い

バーバラの秘密を知ったソフィアは、バーバラに寄り添おうとするが、バーバラは余計にふさぎ込む。

ある嵐の日、パニックを起こしたバーバラは海へ飛び出す。すると海から大きな巨人がやってきた。

実は、バーバラの母親は重い病にかかっており、巨人とはバーバラがそんな辛い現実から目をそむけるために作り上げた幻想だった。巨人を倒すコヴレスキーという呪文は、母親が好きだった野球選手の名前だ。

ソフィアがバーバラの家の2階の部屋で見たものとは、病気で眠っている母親の姿だった。現実から目をそむけるバーバラは、母親の元にさえ近付こうとしなかったのだ。

カウンセラーのモル先生もバーバラの姉から事情を知っており、バーバラのことを気にかけていた。

しかしバーバラも、心のどこかでこのままではいけないと気付いている。現実の世界を生きなければいけない、強くならなければいけないのだ、と。

バーバラは、張り裂けそうな思いで巨人という幻想を消し、現実に向き合うことにした。そして久しぶりに母の部屋を訪れる。病気で苦しむ母親に向き合い、家族としての時間を大切にしようと誓ったのだ。

母との別れ

巨人を倒し、現実の世界に戻ってきたバーバラ。人が変わったように明るくなり、学校生活を楽しんでいた。

しかし、病気の母親は死んでしまう。遂に別れがきてしまったのだ。葬式で、バーバラは大切にしていたポシェットを母の亡骸にプレゼントした。

その夜、眠れずに母の部屋へ入るバーバラ。窓からは、月の光に照らされた巨人の姿が見える。

これまでずっと恐れていた、巨人という存在。しかし、巨人を通して現実に向き合い、母との残り少ない時間を楽しむことが出来た。そして少しずつではあるが、新しい生活を始めている。

バーバラは巨人に感謝を告げた。私は強いから大丈夫なんだと、自分に言い聞かせるように。

バーバラと心の巨人の感想とまとめ

巨人と戦う少女を描くダークファンタジー、「バーバラと心の巨人」。本作はバーバラの心の成長を描いた物語です。

巨人とは、バーバラ自身が、母親が重い病にかかってしまったという辛い現実から目をそらして作り上げたものでした。

バーバラが自分の世界に引きこもって、自分だけが信じる世界を大切にする姿が印象的です。小さい子供ってちょっとしたことに、自分だけのルールやこだわりがあったりしますよね。バーバラも、小さいながらも一生懸命に自分の世界を作り上げました。

いざというときには武器が出てくるドラえもんのポケットのようなポシェットや、秘密基地のように布で覆われ大好きなものに囲まれた自室、バーバラの決めた歩数ごとに置かれているアイテム。どれも可愛らしい、バーバラの宝物でした。

辛い現実から目を背け、もがきながらも周りの人に助けられて成長するバーバラ。最後は大切な人との別れが待っていますが、バーバラの姿に勇気をもらい、前向きになれる物語です。

また本作の最後に流れる美しいメロディは、ローラン・ペレズ・デル・マールが担当しています。ローラン・ペレズ・デル・マールは、フランス発のジブリ映画「レッド・タートル ある鳥の物語」で音楽を担当しました。

この作品、製作はハリー・ポッターシリーズのクリス・コロンバス、原作は「ベイマックスのキャラクターを手掛けたジョー・ケリー、音楽はジブリ映画の担当、ローラン・ペレズ・デル・マール。最強のアニメ、ファンタジー作品になる要素がそこかしこに散りばめられていますね。

ちなみに原作の「I Kill Giants」でストーリーを担当したジョー・ケリーと作画を担当したケン・ニイムラも、本編に1シーンだけ出演しているそうですよ。どこで登場するか、見つけられる人はいるのでしょうか?

ホームページでは特別コンテンツとして、本作に感銘を受けた各界の著名人がイラストやコメントを書いています。「鉄コン筋クリート」「ピンポン」などの作品で有名な漫画家の松本大洋や、世界で活躍するイラストレーター・WALNUTによるイラスト、また小説家の道尾秀介や歌人の俵万智、歌手のSuperlyのコメントなどが掲載されていました。

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