今回はアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのネタバレについてご紹介します。
完全にネタバレをするので、ネタバレを知りたくない人は閲覧をご遠慮ください!
Contents
- 1 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を無料視聴する
- 2 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレ
- 2.1 銀河最悪の凶星、サノス
- 2.2 インフィニティ・ストーンを守れ!
- 2.3 アイアンマン、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン ニューヨークの激闘
- 2.4 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとソー
- 2.5 帰ってきたキャプテン・アメリカ
- 2.6 ガモーラとサノス
- 2.7 キャプテン・アメリカとウォーマシン
- 2.8 ドクター・ストレンジ救出作戦
- 2.9 インフィニティ・ガントレット
- 2.10 サノスの故郷、惑星タイタン
- 2.11 犠牲なくして…
- 2.12 激突! ワカンダ軍VSサノス軍
- 2.13 ソーの新たなる武器、ストームブレイカー
- 2.14 ソーの帰還
- 2.15 タイタンの戦い
- 2.16 遂に揃ってしまったインフィニティ・ストーン。そして…
- 2.17 エンドロール後。新たなる展開の予感
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を無料視聴する
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレ
銀河最悪の凶星、サノス
故郷・アスガルドを失ったソー(クリス・ヘムズワース)率いる移民団の船を、銀河系最強の戦力を誇るサノス(ジョシュ・ブローリン)の艦隊が襲撃した。
サノスの軍団はアスガルドの民を虐殺、ロキ(トム・ヒドルストン)に“四次元キューブ”の在り処を吐かせようとしたのだ。
ロキはキューブの存在をちらつかせつつもハルクを呼び出して抵抗、続いてソーもサノスに立ち向かうも全く歯が立たない。
アスガルドの門番ヘイムダル(イドリス・エルバ)は闇の魔法でハルクを地球へとワープさせ、その直後、サノスの槍に串刺しにされて果てた。
サノスはキューブを奪うと、中から伝説の宝玉“インフィニティ・ストーン”のひとつ”スペース・ストーン”を取り出し、既に入手していた“パワー・ストーン”と合わせたのである。
サノスは地球にインフィニティ・ストーンが2つあると言うと、早速部下たちを地球に向かわせようとしたのだ。
そこでロキは拘束されたソーの目の前で地球への道案内を買って出、サノスに忠誠を誓うフリをして首筋にナイフを突き立てた。
しかし、ロキの作戦は既に読まれており、サノスは怪力でロキの首を絞め始めるのだった。
ロキはサノスに「お前は神にはなれない…」と言い残して絶命したのである。
サノスはパワー・ストーンの力でソーの船を破壊するとそのままいずこへと去っていった。
ソーがロキの亡骸に歩み寄った瞬間、船は爆散して宇宙の塵と消えるのだった…。
インフィニティ・ストーンを守れ!
ハルクはニューヨークのドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の屋敷に墜落した。
ハルクはブルース・バナー(マーク・ラファロ)の姿に戻り、ストレンジとその盟友ウォン(ベネディクト・ウォン)に「サノスが来る」と警鐘を発したのである。
ストレンジとブルースは、恋人のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)とデート中だった“アイアンマン”ことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)に協力を求めた。
ストレンジの屋敷に招かれたスタークは、ウォンからインフィニティ・ストーンについての説明を受けるのだった。
“ビッグバン”の時に誕生したとされるインフィニティ・ストーンは、銀河系に計6個存在するとされ、サノスが手に入れたスペースとパワーの他にもリアリティ・マインド・ソウル・タイムのストーンがあるという。
そのうちタイム・ストーン”はストレンジが、“マインド・ストーン”はヴィジョン(ポール・ベタニー)が所有しているのだ。
ブルースはサノスの危険さを訴え、スタークに協力を求めた。
サノスがインフィニティ・ストーンを6個全て揃えた時、未だかつてない大虐殺が始まるのだという。
何としてもストーンを守らねばならないというストレンジ。
しかし、肝心のヴィジョンは2週間前から消息を絶っているのだった。
その行方を知るのはおそらく“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)。
ところが、アベンジャーズは“シビル・ウォー”によりキャプテン派とスターク派に分裂しており、未だ解散状態にあるのだ。
それでもブルースから説得されたスタークがキャプテンに連絡しようとしたその時、ニューヨークの街に突如異変が発生したのである。
アイアンマン、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン ニューヨークの激闘
ニューヨーク上空に突如巨大な宇宙船“Qシップ”が襲来した。
スクールバスにいたピーター・パーカー(トム・ホランド)はすぐさま異変を察知、スパイダーマンに変身してQシップへと向かっていったのだ。
スタークとストレンジらの前に、Qシップからサノスの腹心2名、闇魔術師エボニー・マウ(トム・ヴォーン=ローラー)と巨漢の戦士カル・オブシディアン(テリー・ノタリー)が降り立ってきた。
しかし、なぜかブルースはハルクに変身することができない。
スタークはアイアンマンに変身、駆け付けたスパイダーマンと協力してカルと交戦。
ブルースを避難させたストレンジとウォンはタイム・ストーンを狙うエボニーと魔法対魔法の攻防戦を繰り広げた。
ウォンはカルを魔法で北極へとワープさせ、その片腕を切り落としたのだ。
しかし、ストレンジはタイム・ストーンごとエボニーに囚われ、そのままQシップに乗せられてしまったのである。
アイマンマンは地球から離脱しようとするQシップを追い、Qシップにしがみつくスパイダーマンはアイアンマンから新たなスーツを与えられて強化形態の“アイアン・スパイダー”に変身。
Qシップに乗り込んだアイアンマンは変身を解除すると、ペッパーにしばらく戻れなくなるかもしれないと連絡。
スタークとアイアン・スパイダー、そしてストレンジを乗せたまま、Qシップは銀河の彼方へと飛び立っていったのである。
ウォンは聖域を守るため撤退、スタークの落とした携帯電話を拾ったブルースはキャプテンへ連絡を試みるのであった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとソー
ソーの船からの救難信号をキャッチした、スター・ロード(クリス・プラット)率いる“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は現場の星域へと急いでいた。
やがてガーディアンズの船は、残骸に紛れて宇宙空間を漂っていたソーを回収。
何とソーは生きていたのである。
ガーディアンズの一員で、かつてサノスの養女だったガモーラ(ゾーイ・サルダナ)によれば、サノスの目的はこの世界にバランスをもたらすため全銀河の生命を半分に減らすことだと推測。
ストーンを6個全て揃え、指を鳴らすだけで半分の生命が死滅するというのだ。
ソーはリアリティ・ストーンがあるという惑星ノーウェアへ行くことを提案。
ノーウェアにはスター・ロードとガモーラ、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、マンティス(ポム・クレメンティエフ)が向かうことになり、ソーはロケット(声:ブラッドリー・クーパー)やグルート(声:ヴィン・ディーゼル)と共に伝説の惑星ニダベリアへと二手に分かれることにしたのである。
ニダペリアの原住民ドワーフは超強力な武器を作る技術を有しており、ソーの失われた愛用の武器“ムジョルニア”もニダペリアで造られたのだ。
帰ってきたキャプテン・アメリカ
ヴィジョンは愛し合う仲となっていたスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)と共にスコットランドに潜伏していた。
しかし、街頭のテレビでニューヨークの一件を知ったヴィジョンがスカーレットをその場に残して現地へ向かおうとしたその時、ヴィジョンの背後を凶刃が襲ったのである。
人間態から本来の姿である人造人間の姿になったヴィジョンの前に現れたのは、マインド・ストーンを狙うサノスの腹心コーヴァス・グレイヴ(マイケル・ジェームズ・ショウ)とプロキシマ・ミッドナイト(キャリー・クーン)。
コーヴァスとプロキシマの強大な戦闘能力の前に、絶体絶命の危機に陥ったヴィジョンとスカーレット。
ヴィジョンらの危機を救ったのは、シビル・ウォー以来行方をくらましていたキャプテン・アメリカだった。
ファルコン(アンソニー・マッキー)やブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)も一緒だ。
激闘の末、コーヴァスとプロキシマを退けたキャプテンたちは、ヴィジョンとスカーレットを連れてジェット機でスコットランドを後にするのだった。
ガモーラとサノス
ノーウェアへ向かう船の中で、ガモーラはかつてサノスの養女となった日のことを思い出していた。
故郷の惑星で戦争が勃発、母とはぐれた幼きガモーラはサノスに拾われたのだった。
サノスはガモーラに、銀河系のバランスを保つ重要さを説いたのである。
しかし、今のガモーラはサノスと刃を交える覚悟ができているのだ。
ガモーラはスター・ロードに、もし自分がサノスに捕まったら殺してほしいと懇願した。
ガモーラは決してサノスに知られてはならない秘密を抱えており、スター・ロードら仲間たちにも話せないものだった。
ノーウェアに到着したスター・ロードたちは、サノスがコレクター(ベニチオ・デル・トロ)からリアリティ・ストーンの在り処を吐くよう迫っている様を目の当たりにしたのである。
ガモーラがサノスに襲い掛かり、息の根を止めたかに見えたが、実はサノスが既に入手していたリアリティ・ストーンで創り出した幻影だったのだ。
ガモーラはその場に現れた本物のサノスに囚われた。
スター・ロードは約束通りガモーラに銃口を向けるが撃つことができない。
スター・ロードはサノスに連れ去られていくガモーラをただ黙って見つめることしかできなかったのである。
キャプテン・アメリカとウォーマシン
その頃、キャプテンたちはアメリカのアベンジャーズ本部へと舞い戻っていた。
キャプテンたちは本部で“ウォーマシン”ことローディ(ドン・チードル)と再会。
ローディはアメリカ国務長官サンダーボルト・ロス(ウィリアム・ハート)からのキャプテン一行の逮捕命令を無視、ブルースも交えてサノス対策を練り始めるのだった。
キャプテン派のホークアイとアントマンは自宅軟禁で動けず合流を断念。
ヴィジョンは自分の額に埋め込まれているマインド・ストーンを破壊すべきだと提案した。
しかしそれはヴィジョンの命を危険に晒すものであり、非常に高度な技術が必要なのである。
そこでキャプテンは、旧知の仲であるワカンダ王国の国王、“ブラックパンサー”ことティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)に協力を求めることにするのであった。
その頃、ワカンダでは、キャプテンの盟友バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)が新たな義手をティ・チャラから受け取っていたのである。
ドクター・ストレンジ救出作戦
ストレンジはQシップ船内でエボニーから拷問を受けていた。
アイアンマンとアイアン・スパイダーは隙をついてエボニーを宇宙空間へ放り出し、ストレンジの救出に成功するのだった。
変身を解除したスタークは地球に帰ろうと提案するストレンジに、自分たちからサノスに奇襲をかける計画を打ち立てた。
ストレンジはタイム・ストーンの防衛を最優先とすることを条件にスタークの提案を受け入れ、スタークはピーターを正式にアベンジャーズの一員として認めたのである。
その頃、ガモーラはサノスと意見を戦わせていた。
銀河の均衡を保つためには犠牲も致し方ないとするサノスの考えに、ガモーラは真っ向から反論。
しかし、サノスは既にガモーラが有する秘密について知っていたのだ。
ガモーラだけが知る“ソウル・ストーン”の在り処を…。
サノスはガモーラの義妹ネビュラ(カレン・ギラン)を捕らえており、ガモーラの前で拷問にかけたのである。
さすがのガモーラも在り処を明かさざるを得なかったのだった。
サノスはガモーラに、ソウル・ストーンがある惑星ヴォーミアへの案内を命じた。
インフィニティ・ガントレット
バトルロイヤルの戦いで右目を失っていたソーは、ロケットから友情の証として義眼を贈られた。
やがてソーたちはニダベリアに到着したが、そこは既にサノスによって壊滅させられた後であった。
ソーたちは唯一の生き残りであるドワーフのエイトリ(ピーター・ディンクレイジ)から事情を聞いた。
サノスは300人いたドワーフたちにストーンの力を最大限に引き出すための特殊な手袋“インフィニティ・ガントレット”を作らせ、用が済むとドワーフたちを皆殺しにしたのだった。
ソーは絶望するエイトリに、力を合わせてサノスを倒すための武器を造ろうと励ましたのである。
サノスの故郷、惑星タイタン
ネピュラは一瞬の隙を突き、監視の兵を倒して脱走した。
一方のスタークとストレンジ、ピーターは、荒廃したサノスの故郷・惑星タイタンに到着した。
そこにはスター・ロードらガーディアンズが先回りして到着しており、スタークらはガーディアンズをサノスの一味だと勘違いして攻撃するも、互いの共通の敵がサノスであることを知るや誤解は解け、両者は一致団結することにしたのである。
スタークやスター・ロードたちが作戦を練っているなか、ストレンジは一人瞑想に耽っていたのだ。
ストレンジはタイム・ストーンの力で1400万605通りの未来を予測しており、その中からただひとつだけサノスに勝利する未来を垣間見ていたのだった。
犠牲なくして…
サノスはガモーラの案内で惑星ヴォーミアに辿り着いた。
ヴォーミアには、第二次世界大戦時代のキャプテンの宿敵で死んだはずのレッドスカル(ロス・マーカンド)の姿があった。
キューブの力でヴォーミアに転送されて生き延びていたレッドスカルは、サノスにこう告げるのだった。
「ストーンを欲するなら対価を払う必要がある」
レッドスカル曰く、ソウル・ストーンには他のストーンにない特殊な性質があり、手に入れるのは“愛する者の犠牲”を払わねばならないのだ。
ガモーラはサノスが誰も愛してなんかいないと指摘するが、サノスの目には涙が浮かんでいたのだった。
サノスは苦悩の末、自身が愛してやまなかったガモーラを深い谷底へと突き落としたのである。
そして、サノスの手の中にはソウル・ストーンが輝きを放っていた。
激突! ワカンダ軍VSサノス軍
ワカンダに到着したキャプテンたちはティ・チャラの出迎えを受け、バッキーとの再会を喜び合った。
ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリ(レティーシャ・ライト)がヴィジョンからマインド・ストーンを摘出する難手術に挑もうとしていたその時、銀河の彼方からサノスの軍勢が襲撃を仕掛けてきたのだ。
サノス軍はワカンダ全体を防衛するエネルギー・バリアを突き破ろうと猛攻を仕掛け、迎え撃つティ・チャラは愛用の盾をスタークに没収されたキャプテンのために新たな盾を用意したのである。
ティ・チャラはブラックパンサーの戦闘服をまとい、キャプテンとバッキー、ファルコン、ウィドウ、ウォーマシンと共にワカンダ軍を率いて戦場に向かい、相変わらずハルクに変身できないままのブルースは“ハルクバスター”のアーマーをまとって出撃するのであった。
遂にワカンダ軍とサノス軍との戦いの火蓋が切って落とされた。
飛行能力を有するファルコンとウォーマシンが敵陣に空爆を仕掛け、キャプテンとブラックパンサーは敵陣深く突入していったのだ。
ソーの新たなる武器、ストームブレイカー
エイトリはアスガルド史上最強となるであろう武器の設計図を有していたのだ。
ロケットとソーが協力して溶鉱炉を蘇らせ、素材に星のエネルギーが注ぎ込まれていく。
グルートは自らの腕を柄として提供、ここにムジョルニアをも遥かに超える究極の武器“ストームブレイカー”が完成したのである。
ソーはロケットとグルートを伴って地球へと急いだ。
ソーの帰還
ワカンダ軍に猛攻を仕掛けるサノス軍に、強大な光の一撃が振り落とされた。
ソーがストームブレイカーを携えて地球に戻ってきたのだ。
バッキーはロケットと、キャプテンはソーやグルートと連携、ヴィジョンに付き添っていたスカーレットも戦場に駆け付けて超能力で敵軍を翻弄。
ハルクへの変身を断念したブルースはカルを吹き飛ばして爆死させ、スカーレットはウィドウや女戦士オコエ(ダナイ・グリラ)と連携してプロキシマを葬り去った。
傷が癒えないままのヴィジョンも戦いに加わり、キャプテンの助けを借りてコーヴァスを倒すのだった。
タイタンの戦い
サノスがタイタンに舞い戻ってきた。
サノスはリアリティ・ストーンの力で、スタークやストレンジ、ピーターやガーディアンズらに栄華を誇っていた頃のタイタンの幻影を見せつけるのであった。
タイタンは人口の急増により荒廃、サノスは故郷を蘇らせるために虐殺に手を染めたのだ。
アイアンマンとストレンジ、アイアン・スパイダー、ガーディアンズは連携してサノスに闘いを挑んだが、銀河最強を誇るサノスの前に苦戦を強いられた。
そこにネビュラが駆け付けてサノスに闘いを挑み、ストレンジの魔術とアイアン・スパイダーの糸、アイアンマンの空戦能力、ドラックスの怪力、マンティスの相手を眠らせる能力を組み合わせ、辛うじてサノスの動きを止めることに成功。
しかし、サノスにとどめを刺そうとしたスター・ロードが激昂したことからチームワークが乱れてしまい、サノスからガントレットを奪う作戦も失敗に終わり、一転して一行はサノスが放った隕石による攻撃に晒されていくのだった。
ストレンジとアイアンマンは果敢にもサノスに挑んだが、サノスはアイアンマンの装甲を破壊すると、これまで幾度となく立ちはだかって来たスタークに敬意を表しつつもとどめを刺そうとした。
その時、ストレンジはタイム・ストーンを渡す代わりにスタークを助命するようサノスに取引を持ち掛けてきたのだ。スタークの反対も虚しく、タイム・ストーンはサノスの手に渡ってしまったのである。
サノスは最後のマインド・ストーンを求めてタイタンを去っていったのだ。
遂に揃ってしまったインフィニティ・ストーン。そして…
サノスは遂に地球へと降り立った。
キャプテンやブラックパンサー、ブルースらは必死に立ち向かうもサノスの敵ではなかったのである。
銀河の危機が迫るなか、ヴィジョンはスカーレットに自分ごとマインド・ストーンを破壊するよう懇願したのだ。
スカーレットは断腸の思いでヴィジョンの願いを受け入れ、最大限の超エネルギーをマインド・ストーンに注ぎ始めた。
ヴィジョンの命と共に砕け散るストーン。
これでサノスの野望も潰えたと思われたその時、サノスはタイム・ストーンの力で時間を巻き戻し、ヴィジョンを復活させるとその頭からマインド・ストーンを奪い取ったのだ。
遂に6個全てのストーンがインフィニティ・ガントレットに填められたのである。
ソーがストームブレイカーの刃をサノスに突き立てるも時すでに遅し。
サノスは勝ち誇ったかのように指を鳴らし、そのままいずこへと姿を消していったのだ。
次の瞬間、銀河全体を未だかつてない大異変が襲ったのである。
ワカンダではバッキーが消滅したのを皮切りに、ブラックパンサー、グルート、スカーレット、ファルコンが相次いで消滅していったのだ。
タイタンでもマンティス、ドラックス、スター・ロード、そして「他に方法はなかった」というストレンジやピーターも消滅していった。
スタークとネビュラはタイタンに取り残され、ワカンダでは生き残ったキャプテンとソー、ブルース、ウィドウ、ローディはヴィジョンの亡骸を前にただ茫然と立ち尽くすのみだった。
一方、どこかの惑星に辿り着いたサノスの表情には満面の笑みが浮かび上がっていた…。
エンドロール後。新たなる展開の予感
ニューヨークでは、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)が街の異変を目の当たりにしていた。
次々と街の人々が消滅していくなか、マリアも消滅していき、通信機器で何者かに連絡を取ろうとしたフューリーもまた消滅していくのだった。
フューリーが遺した通信機器には、“赤と青の星の紋章”が表示されたままであった…。
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