映画『キャプテン・マーベル』あらすじ・ネタバレと感想!キャストとラストの結末について

『キャプテン・マーベル』は、マーベル・スタジオ製作、ディズニー配給で公開される2019年度最初のスーパーヒーロ―映画です。史上最強ヒロインの誕生秘話、ニック・フューリーとの出会い、そしてアベンジャーズの起源も明らかになります。3月6日に欧州を皮切りに公開された本作は、僅か5日間で何と4億9千万ドルを超える驚異的な興行収入を記録。終盤10分は息もつかせぬ大迫力です。

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『キャプテン・マーベル』作品情報

タイトル:キャプテン・マーベル

原題:Captain Marvel

監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック

脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、メグ・レフォーヴ、ニコール・パールマン、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット、リズ・フラハイヴ、カーリー・メンチ

原作:『キャロル・ダンバース』ロイ・トーマス、ジーン・コラン

製作:ケヴィン・ファイギ

公開日:2019年3月8日(アメリカ)、2019年3月15日(日本)

出演者:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、アネット・ベニング、ベン・メンデルソーン、ジュード・ロウ・ジャイモン・フンスー、クラーク・グレッグ

『キャプテン・マーベル』概要

『ワイルド・ギャンブル』で一緒に監督を務め、本作でも共に監督を担当し脚本も共同執筆したアンナ・ボーデンとライアン・フレックは、原作を殆ど変更せずに物語を構成。ボーデンは、主人公キャロルが人間であるが故に持つ脆さや不完全さを受け入れた時、本当の強さを発揮する点を大事にしました。フレックは、90年代のヒット作品『ターミネーター2』や『ロボコップ』そして『マトリックス』を参考にしています。

キャスト

『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが主人公キャロル・バース役に抜擢。ニコラス・ヒューリーには、他のMCU作品でお馴染みのサミュエル・L・ジャクソン。そして、ヨン・ログに扮するのはジュード・ロウです。また、アネット・ベニングは、ウェンディ・ラーソン、クリー帝国のスプリーム・インテリジェンス、そしてマー・ヴェルの3役を演じています。

『キャプテン・マーベル』あらすじ・ネタバレ

キャロル・ダンバースは度々見る悪夢にうなされる。大怪我をし、辺りには燃える戦闘機の残骸が横たわっていた。黒煙が上がる空を背景に年上の女性が銃を誰かに向けて立っている。その方角に視線を向けると何者かが銃を構えて近づいてきた。

苛まれる断片的な過去

クリー帝国、惑星ハラ。翌朝目が覚めたキャロルは、メンターであり、スターフォースの司令官ヨン・ログを相手に訓練を始める。組み敷かれたキャロルの手が光りエネルギーを帯びた。良い闘士は感情をコントロール出来るものだとログが諭す。

人間性は邪魔にしかならず過去を忘れろと言いながら、ログはキャロルの手を捩じ上げて教え込む。その過去の記憶を失っていると答えたキャロルの顔をログが拳で殴った。倒れたキャロルは、フォトンブラストでログを弾き飛ばす。

余りあるパワーを持つキャロルは宝の持ち腐れだと訴えるが、自制して頭を使い、出来得る限り最良であろうとせよとログは助言した。キャロルは、クリー帝国を統治する人工知能スプリーム・インテリジェンスに呼び出される。

クリー帝国にとって何世紀にも渡る敵スクラルが破壊行為を繰り返しているとスプリーム・インテリジェンスは話す。クリーのために闘いたいと申し出るキャロルは、ログの後ろ盾もあり、任務を言い渡された。

スクラル

コラスやミンも伴い、ログとキャロルはスクラルに潜入している捜査官を救出するミッションへ旅立つ。しかし、自由自在に変身するスクラスは地元民を装い待ち伏せていた。圧倒的な数に襲われ、キャロルは気絶させられ拘束された。

夢を見たキャロルの頭には、空軍パイロット時の仲間であり友人のマリア・ランボーと歌を歌う光景、幼少時代の自分、そしてウェンディ・ラーソン博士と猫のグース等、次々に過去の記憶が蘇る。ラーソンが来ているジャケットにはペガサスのロゴ。

目が覚めたキャロルは、自分が逆さに吊るされてスクラルの指揮官タロスに記憶を覗かれていた事に気がつく。拘束を力づくで解いたキャロルは、タロスがラーソンを探している事を知る。スクラルに追いかけられたキャロルは、宇宙船を乗っ取り脱出。

しかし、タロスに攻撃を受け、キャロルは惑星C-53と名付けられた地球のロサンゼルスに墜落する。落下した場所は大型ビデオレンタル店のブロックバスター。「ライト・スタッフ」のビデオを手に取って眺めたキャロルは、店外へ出て通信を試みた。

しかし、応答が無いため、キャロルは外の警備員に聞いて家電販売店へ向かう。同じ頃、キャロルが持つ情報を追って、タロス率いるスクラルも地球へ上陸する。ログとの交信に成功したキャロルは地球に居る事を伝え、スクラルが狙うラーソンを探すと報告した。

ニック・フューリーとの出会い

宇宙服を着たキャロルを怪しんだ警備員の通報で、警察を伴ってS.H.I.E.L.D.のエージェントであるニック・フューリーとフィル・コールソンがやって来る。身分証明の提示を求められたキャロルは、DNAレベルまでコピーして変身するスクラルの話をした。

笑うフューリーを見て話すだけ無駄だと悟ったキャロルが立ち去ろうとすると、スクラルが攻撃をして来る。フォントブラストで応戦したキャロルは、スクラルの後を追った。電車に乗ったスクラルを見たキャロルもプラットフォームへやって来る。

初老の女性にぶつかるが、キャロルは走行開始した電車に飛び乗った。乗客を観察しながら車内を歩いて行くと、先ほどぶつかった初老の女性が座っている。キャロルは、思いっきり女性を殴りつけた。周囲が驚愕する中、女性がキャロルを飛び蹴り。

一方、フューリーもコールソンを連れて車で後を追う。そこへ、ブロックバスターに取り残されたコールソンから連絡が入る。ニヤリと笑うコールソンに化けたスクラルとフューリーは車中で揉み合い、他の車と激突。スクラルは元の姿に戻り死亡した。

キャロルは、別の乗客に変身したスクラルを見逃してしまう。駐車場に停まっていたオートバイとマネキンが来ていた服を奪ったキャロルは、記憶を覗かれた際に思い出したマリアと一緒に行ったバーへ向かう。店内に入り、マリアと過ごした記憶が蘇る。

ペガサスに隠された秘密

ペガサスの紋章が入った戦闘機を映した写真が壁に飾ってあった。そこへ後を追って来たフューリーが現れる。死んだスクラルの検視に立ち会ったフューリーはキャロルの話を信じ、ペガサス計画が行われているNASAと空軍の共同施設へ連れて来る

ラーソンに面会を求めた2人は拘留されるが、抜け出し記録保管室でラーソンが進めていた光速エンジンの研究資料を発見した。人懐っこいグースが近寄り、フューリーが裏声を出し相好を崩す。

ラーソンがクリー語で書いた手描きのノートを見たキャロルは、博士がクリー人だと気が付く。フューリーは、6年前ラーソンがパイロットを連れてテスト飛行へ出かけた際、事故で博士が死亡した報告書を見つける。

パイロットを最後に見た目撃者の名前はマリア・ランボーとあり、過去の記憶が明確でないキャロルは自分が戦闘機に乗っている写真を見つけ困惑した。キャロルはログに連絡を入れてラーソンについて尋ねる。

ログは、マー・ヴェルと言う名のクリー人が地球人・ラーソンを装い潜入し、自分達が戦争に勝つためエネルギーコアを研究していたと答えた。スプリーム・インテリジェンスが思い出した記憶にあるラーソンと同じ人物だとキャロルは伝えた。

ログは、過去に惑わされるなとキャロルに自制を求め、一緒に調査して真実を見つけようと励ました。状況を報せたフューリーの下に上官のケリーが他のエージェントを連れて施設へ現れる。

しかし、ケリーが自分の苗字では無く名前で呼んだため、フューリーは、本物のケリーではなくスクラルだと見抜く。フューリーを殴り倒すケリーは、駆けつけたキャロルのフォトンブラストで大きく後方に弾き飛ばされた。

天井を突き破って逃走する2人の前にコールソンが銃を構えて立ち塞がるが、フューリーを見つめたコールソンは銃を下げて2人を逃がす。ハンガーの小型機に乗りこんだ2人は基地を脱出し、事実を突き止めるためマリアに会いに行く。

その小型機にはグースも一緒に乗り込んでおり、フューリーは嬉しそうに良い猫だなとじゃれる。同じ頃、クリー帝国の法執行者アキューザーは、クリーの脅威であるスクラルを発見し片付けなければ自分達がやると地球に向かうログに釘を刺した。

本当の敵を思い出す

ランボー家に訪れたキャロルを見たマリアは死亡したと聞いていただけに驚きを隠せない。マリアの娘・モニカはキャロルの生還に興奮して喜ぶ。そこへタロスが現れ、6年前キャロルが墜落した飛行機のブラック・ボックスを持っていると言う。

事故を含め過去の記憶が無いキャロルは録音された記録を聞く事に同意した。グースが喉を鳴らしタロスの足に体を擦りつけると、タロスはビクついてグースを怖がった。

録音は、ラーソンとキャロルの会話が続いた後、突然攻撃を受けたキャロルが応戦するのが分かる。機体を損傷し不時着。怪我をした副操縦士のラーソンが青い血を流していた。本当の名はマー・ヴェルで、ハラと呼ばれる惑星から来たとキャロルに話す。

座標を頼りに自分無しで救出して欲しいとマー・ヴェルは言う。何の話なのか分からないキャロルの前で、発見される前にエンジンを破壊すると言ってマー・ヴェルは銃を構えるが、何者かに撃たれる。その光景は、キャロルが繰り返し見た悪夢と同じだった。

黒煙が上がる中に姿を見せたのは、ログであった。傷つけるつもりは無いがエネルギーコアを寄こせと迫る。キャロルは、青く光るエンジン目掛けて引き金を引いた。その途端大きな衝撃が一帯を包み、キャロルはエネルギーの光で覆われる。

事故を思い出したキャロルは、自分がハラで聞いていた話は嘘だった事を悟った。タロスは、アキューザー率いるクリーに襲われたスクラルは母星を追われ難民化し、真実を知ったマー・ヴェルが自分達を救おうとしていた事をキャロルに明かす。

マー・ヴェルが遺した座標を目指す事になり、副操縦士を務めて欲しいとキャロルはマリアに頼む。幼い娘を置いて行けないと断る母をモニカが説得し、マリアは承諾した。地球に到着したログは、スクラルに出し抜かれキャロルが真実を知った事に気づく。

テッサラクト

大気圏へ抜けて座標へ辿り到着。キャロルが起動すると、そこに地球の軌道を周回するマー・ヴェルの研究所であるクリー帝国の宇宙船が姿を現す。中へ乗り込んだキャロルは、マー・ヴェルがテッサラクトと呼んだ青く光るキューブを発見した。

匿われていた他のスクラル達が姿を現し、タロスは家族と再会。その光景を見たキャロルは、タロスがテッサラクトを狙っていた訳では無いと気づく。事情を知らなかったと謝るキャロルに対し、戦争のせいでまだ多くが離れ離れになっているとタロスは話す。

そこへログがスターフォースを連れて乗り込んで来る。抵抗するキャロルを捻じ伏せ、スプリーム・インテリジェンスに引き合わせ再度洗脳を試みるが、キャロルは反撃。パワーを封じ込めるために首に生みこまれたインプラントを引き千切った。

キャプテン・マーベル

するとキャロルの体全体がエネルギーを帯びて眩しく光り輝く。フューリーにコアを預かれと言うが、フューリーの腕に抱かれていたグースが口を開け、長い触手を伸ばしてコアを飲みこんだ。

自分が時間を稼ぐ間にコアを持って脱出するようキャロルはマリアとフューリーを送り出す。2人の前に立ち塞がるスターフォースをグースが触手で掴み、更に飲みこむ。フューリーは笑顔でグースを撫でる。

精鋭部隊を1人で相手するキャロルは強靭的パワーを発揮。しかし、マリアの操縦で実験所を脱出したフューリーやスクラルを、コアを狙うログが追った。マリアの飛行機を攻撃するログの戦闘機をキャロルが高速で空を飛び一撃を見舞う。

墜落した戦闘機を降りたログを見下ろすキャロルの背後に、クリーの宇宙船に乗ったアキューザーが現れ弾道ミサイルを地球に向けて次々に発射する。キャロルは最初のミサイルの先端を掴んで停め、一気に他のミサイルへ投げ飛ばし全基破壊した。

全く歯が立たないアキューザー達は退散する。ログの所へ舞い降りたキャロルに、性懲りも無くガタガタ喚くログをキャロルはフォトンブラストで彼方へ吹き飛ばした。

グース

スプリーム・インテリジェンスに戦争や欺瞞を終わらせに自分が戻るとメッセージを送るため、キャロルはログをハラへ返す。フューリーは、グースを抱き上げ危なかったなと裏声でじゃれていると、グースがフューリーの左目を猫パンチ。

ただの引っ掻き傷だとマリアに言い訳するが、タロスは重傷だと首を振る。その晩、ランボー家で時間を過ごすみんなの前で、キャロルはマー・ヴェルが果たせなかった意志を継ぎ、タロス達のために安住できる場所を探すと約束した。

キャロルはコアをフューリーに託し保管するよう頼み、アップグレードしたフューリーのポケベルを渡して緊急時のみ連絡するよう言った。マリアとモニカに暫しの別れを告げ夜空に飛び立ったキャロルは、途中実験所に滞在するタロスと共に旅立った。

アベンジャーズ

S.H.I.E.L.D.のオフィスで「プロテクター・イニシアティブ」を作成するフューリー。左目には眼帯。側にはグースが猫ベッドに横たわっている。キャロルのファイルを開いたフューリーは、彼女が空軍パイロット時代に撮影された写真を眺めた。

キャロルと映る戦闘機の機体に記されたコールサイン「アベンジャー」に目が留まり、フューリーは計画書のタイトルを「アベンジャーズ・イニシアティブ」にタイプし直す。

『キャプテン・マーベル』を観た感想

ぶっちぎりに強いスーパーヒロインは、観ていて最高に気持ちが良いものです。飛んでくる弾道ミサイルを止め、体当たりして来る敵の戦闘機も木端微塵。溢れるエネルギーを帯びて火の玉の如く空を飛んで行くキャプテン・マーベルの姿にスカッとします。

主人公キャロルを演じたブリー・ラーソンは、雰囲気が隣に住む普通の女性。8才からテレビ出演して以来、俳優として食べられない生活を長く過ごしたとインタビューで答えています。転機は2015年公開の『エイミー、エイミー、エイミー!』。

エイミー・シューマーの妹役を演じたラーソンは注目を集め、2017年『ルームで』アカデミー賞主演女優賞を獲得します。それでも空港の係官に気づいて貰えずラウンジに入れないと自分の普通さをネタに周囲を沸かせます。

話題を集めたラーソンのジープを押す訓練ですが、「ジェイソン・ボーン」の役作りでマット・デイモンも担当したジェイソン・ウォルシュが、最初腕立て伏せも出来なかったラーソンをトレーニングしました。次はバスを押そうと話し合ったと言います。

また、9ヶ月掛けて体を鍛えたラーソンは、実際に空軍で6.5Gの重力が掛かる訓練を積み、毎回飛行する度に吐いてしまうほど大変だったそうです。撮影開始時は敵を睨む表情が出来ずスタントチームに教わったとラーソンは笑って語ります。

マーベル・スタジオが映画製作に入ると情報は決して公にせず、俳優陣が脚本を持ち帰る事も禁じる程秘密厳守。ラーソンは3年前にキャプテン・マーベルにキャストされましたが、プリプロダクション迄の1年間、自分が主人公を演じる事は口外禁止でした。

本作の舞台は90年代。時代を再現する美術スタッフ達の取り組みは半端ではなく、ビデオレンタル店ブロックバスターにキャロルが墜落するシーンでは、45秒映る店内のVHSビデオは全て当時と同じ物で、入手困難だった『フック』も見つけて棚に揃えました。

ラーソンは、自主映画を製作し監督としてもデビューを果たした『Unicorn Store(日本未公開)』を含め、サミュエル・L・ジャクソンとは本作で3度目の共演。2人は普段も連絡を取り合う親しい友人で、ラーソンはジャクソンをジェダイの様だと表現。

次にキャプテン・マーベルを見られるのは、4月26日に公開される『アベンジャーズ/エンドゲーム』です。内容について訊かれたラーソンは、「何も話せない」と固く口を閉じますが、真田広之も出演する作品でほぼ世界同時公開される予定です。

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