フッド・ザ・ビギニングのあらすじ・ネタバレと感想!無料視聴方法も紹介

『フッド・ザ・ビギニング』は、2018年度に製作されたイギリスの義賊ロビン・フッドを描いた物語です。『キングスマン』シリーズで脚光を浴びたタロン・エガートンが主人公を演じます。コメディ、アドヴェンチャー、そしてロマンスを盛り込んだエンターテイメント性の高い作品で、特に若い観客に向けて作られたスケールの大きいアクション映画です。

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『フッド・ザ・ビキニング』作品情報

タイトル:フッド・ザ・ビギニング

原題:Robin Hood

監督:オットー・バサースト

脚本:ベン・チャンドラー、デヴィッド・ジェームズ・ケリー

製作:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイヴィソン

公開日:2018年11月21日(アメリカ)、2019年10月(日本)

出演者:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックス、イヴ・フューソン、ベン・メンデルソーン、ティム・ミンチン、ジェイミー・ドーナン、ポール・アンダーソン、F・マーリー・エイブラハム

『フッド・ザ・ビギニング』概要

テレビに長く関わっていたオットー・バサーストにとって、本作は長編映画初監督作品です。海外ドラマ『ピーキー・ブラインダース』を観た製作会社ライオンズゲートの代表から直接監督業を依頼されました。何度も映画化された題材だった為、バサーストは過去の作品を離れ、現代社会を基にした物語にしたいと打診し、許可された事からオファーを受けました。

キャスト

『キングスマン』や『ロケットマン』等、今イギリスの若手俳優の中で最も注目を集めているタロン・エガートンが主人公ロビン・フッドを演じます。『Ray/レイ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスがジョン役。『ダークナイト ライジング』や『キャプテン・マーベル』等大作に多く出演するベン・メンデルソーンは悪役の代官に扮し、名優F・マーリー・エイブラハムがフランクリン枢機卿役と豪華キャスト出演です。

『フッド・ザ・ビギニング』あらすじ・ネタバレ

ロビン・ロクスリーは、馬を盗もうと忍び込んだマリアンと出会う。ロビンはその美しさに惹かれ、マリアンと恋人になった。そんなある日、ロビンはノッティンガム代官から送られた十字軍への招集令状を受け取った。

イギリスとアラビア

4年後。アラビアへ遠征に出ていたロビンの小隊は、圧倒的な戦闘能力を有す敵と遭遇しピンチに陥る。仲間が囚われ救助しようとしたロビンは、敵軍のジョンと近接戦闘の末危うく殺されそうになった。上司がジョンの手首を切り落としてロビンを救出した。

十字軍のリーダー・ギズボーンは捕虜を激しく拷問し有益な情報を得ようとする。使えなければ首を切断していた。その残酷さにロビンは納得がいかない。拘束されたジョンは、息子が処刑されるのを防ぐ為、自分が知っている事を話すと掛け合った。

しかし、ジョンの情報に価値が無いとギズボーンは判断し、彼の息子を処刑しろと命じた。ジョンが必死に命乞いをする光景を見ていたロビンは、ジョンの息子を助けようと試みる。ロビンは羽交い絞めにされ処刑は執行されるが、ロビンは捕虜の拘束を解いた。

十字軍を追放されたロビンは、イギリスに戻される。ロビンは所有地を没収され、ノッティンガム代官が2年前にロビンは死亡したと伝えていた事をタック修道士から聞かされた。ロビンは鉱山で働いていたマリアンを発見するが、彼女はウィルと一緒に居た。

ロビンとジョン

イギリスの船に忍び込んでいたジョンは、そんなロビンの様子を離れずに追っていた。ロビンの前に姿を現したジョンは、金持ちだけが得をする戦争を終わらせたいと訴え、ロビンに協力を求めた。

代官は集まった聴衆に向けアラブの蛮行を糾弾し、戦費を補てんして市民を守る為、税金を上げると告げる。そこへウィルが既に市民は全てを差し出していると反論。マリアンも大勢が飢えていると主張するが、代官に軽くあしらわれた。

群衆に混じっていたロビンは憤慨しジョンと一緒に立ち去る。入れ替わりにタックが現れ、増税法採択には生存が分かったロビンの票も数えるべきだと言う。それを聞いたマリアンが驚愕の表情を浮かべた。ウィルは真実が分かるまで投票の延期を求めた。

代官は教会と軍隊を味方につけ強敵だと激怒するロビンに対し、ジョンは、代官の権力は資金力だけだと話す。ジョンは、自分達で徴収された戦費を盗めば代官は力を失い、その結果ロビンの望む復讐は遂げられ、自分の息子に対する正義も叶うと言った。

ロビンとジョンは、没収されたロビンの荒れ果てた屋敷で作戦を練る。そこへマリアンが訪ねて来た。マリアンに会いたいロビンだが、彼女に真実を伝えれば、マリアンと自分達に危険が及ぶとジョンに説得され、ロビンはやり過ごした。

ロビン・フッド誕生

ジョンは、早速ロビンに弓の特訓をする。競争意識が生まれたロビンは、自分を討てとジョンにあおられ次々に弓を弾くが、全てかわされてしまう。ジョンはロビンが遅すぎると言い、戦いにはもっと強い武器が必要だと自分の弓をロビンに渡した。

ロビンのもう特訓が始まる。ジョンは正確に素早く弓で相手を倒すことをロビンに叩きこむ。ロビンは、日に日に上達し以前の腕とは格段に違う技を習得した。ジョンは、自分の息子が使っていた顔を覆う布をロビンに渡した。

ジョンは代官に近づく為に献上するお金を盗む作戦を練る。いつ実際に盗みを行うのか尋ねたロビンに、今夜計画を実行しようとジョンは言った。税金徴収隊を襲いお金を盗んだロビンは、何食わぬ顔で代官の下を訪ねた。

ロビンは、自分の屋敷の没収も含め代官のやった事全てを肯定し、盗んだお金を手渡して戦費に当てて欲しいと取り入る。何も知らない代官は金貨の入った袋を受け取り、薄笑いを浮かべて喜んだ。更に、教会へ来たロビンは、献金の皿に大金を置く。

大臣は感心した顔を浮かべ、ロビンは領主会への招待を代官から取り付ける事に成功。直後に献金を集めた倉庫を襲ったロビンは、誰も傷つけずにお金を盗んだ。タックが居合わせたが、フッドを被り鼻から下を布で隠していた為、ロビンだとは気が付かない。

ロビンは、マリアンとウィルが住む家の外に、1袋の金貨を置いて行った。マリアンとタックが話しているのを聞いたロビンは、困窮した生活を送る市民にお金を上げて欲しいと言うマリアンの言葉通り、その後盗む度に金貨を巻いて回った。

領主会議で盗賊の話題になり、ロビンは何食わぬ顔で懸賞金を掛けろと提案。大臣は資金繰りが問題だと反論する。ロビンは、盗賊が掴まるか殺すまで自分が懸賞金を出すと申し出た。会議の後ウィルがロビンに声を掛け無事の帰還を祝福した。

ウィルは、ロビン扮する義賊の功績を過小評価し、ロビンは面白くない。屋敷へ戻ったロビンは、ジョンにもっと大きな獲物である国庫を狙いたいと意気込む。ジョンは乞食の振りをして城へ入る直前の馬車を停車。ロビンが下に潜り込み城内へ潜入した。

徴収された物はロビン達の予想とは異なり国庫へ行かずに会計所へ向かう。発見されたロビンは大勢の兵と対峙し足に負傷を追うものの辛くも逃走。何も盗めなかったと言うロビンに、ジョンは、これで大きく注目されると喜んだ。

市民は、自分達の玄関扉にフッドを釘で留め、ロビン・フッドへの支持を表した。フランクリン枢機卿がローマからノッティンガムを訪問する期日が近づく。教会は代官にプレッシャーを掛け、ロビンを殺せと迫った。代官はアラビアからギズボーンを召集した。

戦争の理由

フランクリンが到着し盛大なパーティーが城で開かれる。タックによってゲストリストに載ったマリアンもパーティーへ参加した。タックから鍵を受け取ったマリアンは、資料室へ侵入して会計書類を盗み出す。ロビンは、タックが鍵を盗んだ所を目撃。

ロビンはタックに掛け合い、2人は芝居を打つ。フランクリンと代官が2人だけで会議を開いている所へ押し入り、ロビンはタックが資料室の鍵を盗んだと訴える。フランクリンはタックを殺せと代官に命じた。

ロビンは気転を利かせ、教会を追放した方が殺すよりダメージだと訴え、タックは十字架をフランクリンに切られ追い出される。代官の信頼を得ていたロビンはその場に居る事を許され、フランクリンと代官の腹黒い計画を知った。

2人はアラビアに資金を提供して十字軍を追い詰め、国王から権力を奪おうとしていたのだった。フランクリンは、その資金を盗む義賊を倒せと強く代官を責め立てる。代官は義賊を抹殺するのは勿論だが、市民が働く炭鉱を攻めて自分の力を誇示すると話す。

フランクリンは、神が祝福すると称えた。ギズボーン率いる十字軍が炭鉱へ到着し、市民の家から強制的に金品を没収して行く。抵抗すれば反逆罪となるとギズボーンは大声で市民に命じた。兵士達は市民を暴行し、あちこちに火を放った。

ギズボーンに楯突いたマリアンが拘束される。駆けつけたロビンとジョンは、マリアンが捕らわれた馬車を奪う。義賊を待ち受けていたギズボーンは、炭鉱を後にして2人を追った。

数で上回る十字軍に追いつかれ、ジョンは、ロビンとマリアンに後は2人に任せると言って、1人で軍に向かって行く。必死の抵抗も空しく、ジョンは拘束される。ロビンは枢機卿と代官の私腹を肥やす計画をマリアンに話した。

マリアンは、金銭の流れが記された証拠となる書類を保持しており、市民が知れば立ち上がると言う。そして、ロビンにリーダーになれと力づける。代官の下へ連れてこられたジョンに対し、義賊の名前を言えと代官は迫るが、ジョンは断固拒絶した。

ノッティンガムの抵抗

炭鉱では、ウィルが一緒に出て行こうと市民に呼び掛ける。そこへロビンが現れフッドを脱ぎマスクを取って素顔を晒し、皆で闘い奪われた財産を自分達で取り返そうと訴えた。マリアンもロビンを支持し、民衆も賛同した。

教会から追放されたタックは、逆に自由を手に入れていた。マリアンが盗んだ書類を精査。何年も代官経由でアラブの軍司令官へお金が流れていた事を突き止めており、ロビン達に報告する。次期にアラブへ資金が輸送される為、皆で作戦を練った。

厳重警戒である事は充分に予想され、市民総出で奇襲攻撃を掛ける準備を開始する。フッドを大量に作り、手製の爆弾も製造。その頃、日々拷問を受けていたジョンは、与えられた食事を入れた皿を割って口に隠し、拷問者を襲って拘束を解いた。

革命の日

代官が資金の輸送に同行。十字軍の兵士達が護衛している前に、ウィルを先頭にした市民達が手製の火炎瓶を抱えて立ち塞がる。十字軍が通り過ぎた場所にタックが油をまき、ウィルが投げた火炎瓶で後方を炎で塞いだ。

地中で火を焚き、地上で停車した資金を積んだ台車をピンポイントで地下へ落とす事に成功する。地中で待機していた市民が金貨の入った袋を全てトロッコへ積み直して運び出す。マリアンを狙い放った十字軍の弓をロビンが胸に受けて怪我を負う。

そしてギズボーンが穴に飛び込み、ロビンと戦闘になる。ギズボーンを追い詰めるが、ロビンはアラビアの戦場で助けて貰った恩が有る為、命を奪えない。十字軍の兵士達に挑む市民が圧倒的な劣勢に立たされているのを見たロビンは前に歩み出た。

代官が狙っているのは自分だと言い、ロビンは自ら拘束される。代官がロビンを殺そうとした瞬間、鎧を着て十字軍の振りをしていたジョンが反撃。2人で代官の息の根を止めた。資金は水路で運ばれた後トンネルを通り市民達が担いでいく。

ロビンとジョンはマリアンやタックと合流。ロビンはマリアンの手を握り、イギリスへ帰還して一緒に居る事だけを戦地で考えたが革命は予想してなかったと言う。マリアンは、自分は想像していたと言い、2人はキスをした。

フランクリン枢機卿とウィルは密会する。枢機卿は、ウィルが民に求められていると話し、ノッティンガムの最高権力者として任命すると話す。政治家を目指していたウィルは、次の代官に就任した。

聴衆の前で演説を行うウィルは、印刷されたロビンの顔を掲げお尋ね者だと告げる。向かいの建物の屋根をつたい真向いに陣取ったロビンは、その手配書を弓で射抜いた。

『フッド・ザ・ビギニング』を観た感想

若いカップルが戦争で引き裂かれ、彼女を思い残酷な日々を乗り越えながらやっと戦地から帰還すれば、恋人は他の男性と幸せに暮らしていました…と言う既視感のある設定を最初に描写していますが、実はこの作品は戦場で出会った敵同士が友情を築く物語。

幼少時代から戦争慣れしているアラブの兵士に扮するジェイミー・フォックスがロビン・フッドを鍛えて義賊に成長させると言う全く新しいストーリーです。また、ロビンが普通の青年として描かれ、スーパーヒーローでは無い所もこれまでと異なる内容です。

描かれている腐敗した政治や正当性の無い戦争は現代社会と通ずる部分があり、監督を務めたオットー・バサーストは、21世紀版のロビン・フッドを作り、歴史的整合性は無視し、逆に現実世界と一致する物語にしたかったと話しています。

テーマはずばり革命です。その為、ノッティンガムと言う小さな町をセットで大きくモダンに建造して宗教的にも重要な場所と位置付けており、更にコスチューム等も歴史的背景に関係なく豪華にデザインしています。

圧政に対する変革をもたらすのは過去作では英雄のロビン・フッドでしたが、本作では、普通の市民が結束し、皆で同意した上で力を合わせて権力に向かう姿を取り入れている所も斬新。民主主義を重んじるイギリスならではと言えます。

また、存在感のあるジェイミー・フォックスが全く邪魔せずにタロン・エガートン扮するロビン・フッドを補佐しており、息の合う掛け合いが劇中のコメディ要素として機能しており見応え十分です。

黒幕2人を演じたノッティンガムの代官ベン・メンデルソーンと教皇の側近である枢機卿役のF・マーリー・エイブラハム。2人が一緒の場面は見所で、私腹を肥やす目的を暴露する下りを演ずる実力派俳優の演技は引き込まれます。

そして、大金を掛けた乗馬アクションや弓を使用した戦闘シーンも特筆すべき点です。エガートンが手の皮がむける位、役作りの為にアーチェリーの訓練を積んだと話す通り、迫力ある一番躍動感に溢れたアクションです。

エガートンが他の映画の撮影中で終了する迄待っていたと語るバサーストですが、他のベテラン俳優はレオナルド・ディカプリオが製作すると聞いて出演を決めています。製作会社との交渉時には、やはりディカプリオの一声で決定したとバサーストは明かします。

数あるロビン・フッド映画の中でも、本作は21世紀の社会と映し鏡になる題材を多く取り込んだ映画で、観客が共感できる物語。ラブストーリーやアクションも丁寧に描かれた楽しめるアドヴェンチャー作品です。

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