世界侵略:ロサンゼルス決戦の動画を無料視聴!ネタバレと感想を紹介

世界各国に突如現れ攻撃をしかけてきた地球外生命体の大群と、激しい攻防戦を’繰り広げるアメリカ海兵隊の姿を描いたSF戦争映画です。

本作は実際にあった第二次世界大戦中、ロサンゼルス上空に謎の飛行物体が現れたことで、アメリカ軍が日本軍の攻撃と勘違いし応戦したと言われる“ロサンゼルスの戦い”を着想点に執筆されました。

映像をドキュメンタリータッチで描き戦場の臨場感や迫力を鑑賞者にリアルに伝わるように製作されています。

世界侵略:ロサンゼルス決戦の作品情報

タイトル:世界侵略:ロサンゼルス決戦
原題:Battle: Los Angeles
監  督 :ジョナサン・リーベスマン
脚  本 :クリストファー・バートリニー
製  作 :ジェフリー・チャーノフ、ニール・H・モリッツ
製作総指揮:デヴィッド・グリーンブラット、オリ・マーマー
日本公開年:2011年
上映時間::116分

監督は2006年「テキサス・チェーンソー ビギニング」や2012年「タイタンの逆襲」でもメガホンを取ったジョナサン・リーベスマン。

映画の舞台はロサンゼルスですが、撮影はルイジアナ州シュリーブポートやバトンルージュの特設セットで行われています。

キャッチコピーは「それでも人類は戦うのか。”“映画史に残る2時間ノンストップの銃撃接近戦!”“戦うしか、選択肢はない」

世界侵略:ロサンゼルス決戦のキャスト

ナンツ二等軍曹:アーロン・エッカート
マルチネス少尉:ラモン・ロドリゲス
イムレイ伍長:ウィル・ロスハー
グレイストン伍長:ルーカス・ティル
ロケット伍長:コリー・ハードリクト
ハリス伍長:ニーヨ
スタヴロー伍長:ジーノ・アンソニー・ペシ
カーンズ上等兵:ジム・パラック
モトーラ上等兵:ジェームズ・ヒロユキ・リャオ
アドゥクゥ(ドク)衛生下士官:アデトクンボー・マコーマック
サントス技能軍曹:ミシェル・ロドリゲス
ミッシェル:ブリジット・モイナハン
ジョー・リンコン:マイケル・ペーニャ

主人公ナイツ軍曹を演じるのは2006年公開映画「サンキュー・スモーキング」で主人公ニックを演じゴールデングローブ賞・主演男優賞にノミネートされたアーロン・エッカート。

軍医であるハリス伍長を演じるのは何度も来日好演している世界的シンガーソングライター、ニーヨが演じています。

まったく音楽に関係のない映画への出演はこれが初めてで、最初から最後まで激しい戦闘シーンをこなしています。

唯一の女性兵士、空軍のサントス技能軍曹を演じるのは2000年「ガールファイト」の主演でデビューを果たし、その後も「ワイルドスピード」シリーズや「バイオハザード」シリーズなど数々の話題作に出演し、存在感のある演技を披露するミシェル・ロドリゲスが演じています。

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世界侵略:ロサンゼルス決戦あらすじとネタバレ

1942年2月ロサンゼルス上空に未確認飛行物体が突然出現します。

日本軍からの攻撃と誤認した、アメリカ軍は即座に攻撃態勢に入り、アメリカ全土に緊張が走りますが事態はすぐに収拾します。

その後、世界各国で確認された未確認飛行物体は地球外生命体の人類への偵察であったことがわかります。

それまでの偵察により人類の十分な情報を得た地球外生命体は2011年人類への一斉攻撃を開始するのでした。

ナイツ二等軍曹の苦悩

イラクでの作戦で部下を全滅させ一人生還を果たしたナイツ二等軍曹は、国から勲章を与えられますが、その責任の重さに苦しみ退役を考えていました。

その矢先、地球外生命体の攻撃によりナイツ軍曹はマルチネス少尉率いる小隊と共に、戦場に取り残された民間人の救出任務につくよう命令が下ります。

マルチネス少尉の部隊には、ナイツがイラクで失った部下の弟ロケット伍長がいたため、当初はナイツに対し懐疑的な味方をする隊員がほとんどでした。

民間人救出作戦

与えられた任務は地球外生命体との激戦区であるロサンゼルス・サンタモニカの警察署に取り残された民間人を救出し、空爆作戦が行われる3時間後までに基地に戻ることでした。

ロサンゼルス市内に入り、その激しい惨劇の爪痕を目の当たりにしながら前進し続けるナイツたちは、途中でヘリが墜落し一人生き残った空軍の技能軍曹サントスと合流し、一緒に行動をとることにします。

敵の容赦のない攻撃に劣勢を強いられながらも、なんとか警察署内にいた民間人5人を発見し、救助ヘリを要請したことで任務は完了するかに思われましたが、やってきた救出ヘリは小型の宇宙戦闘機により撃墜されてしまいます。

これによりナイツたちは、すでに上空をも宇宙人たちに制圧されていることが分かり、ヘリでの脱出が絶望的であることを知ります。

地球外生命体の目的

これまでの行動から地球外生命体たちが求めているのは地球の資源である可能性が浮上します。

特に湾内の水位が明らかに減っていることから、水を燃料もしくは栄養源としていることが予想されました。

よって彼らに人類との共存や交渉の余地はなく、人類を皆殺しにしたのち地球を略取することが最終目的だと分かります。

宇宙戦闘機の秘密

ヘリを呼べないため仕方なくバスに乗って基地を目指すナイツたちですが、宇宙戦闘機の容赦ない攻撃にあい、全滅の危機に陥ります。

敵の戦闘機が自分たちが持つ通信機の電波を追ってきている可能性に気付いたナイツは、バスを守るため通信機を持ち一人でガソリンスタンドまで走ります。

そしてガソリンスタンドに通信機をセットすると宇宙戦闘機に攻撃をさせ大爆発により戦闘機ごと大破させることに成功します。

ナイツの活躍によって宇宙戦闘機が無人機であることと、それにより母体となる司令塔があることが分かりますが、ナイツたちが劣勢であることは変わらず、宇宙人の歩兵に行く手を阻まれ激しい戦いの末、指揮官のマルチネス少尉も命を落としてしまいます。

大量の死者を出しながらなんとか基地にたどり着くナイツ達でしたが、基地は宇宙戦闘機に攻撃され完全に破壊されていました。

ナイツ軍曹の戦い

落胆し士気が落ちる隊員に激をとばすナイツでしたが、ナイツが自分の兄やマルチネス少尉を見捨てたと思っているロケット伍長は激しく反発します。

そんな伍長と隊員たちにナイツは、死んだ仲間を片時も忘れていない証拠に亡くなった隊員の名前と認識番号を全て暗唱し、一人だけ生き残る苦しい心境を吐露します。

涙を流し兄の認識番号をナイツと共に暗唱するロケット伍長には、もうナイツを疑う気持ちは残っていませんでした。

突破口を求めて

生き残るために一致団結したナイツ達は民間人を連れ、救出ヘリの着陸可能ポイントに滑走車で向かいます。

敵の歩兵を轢き殺しながら、なんとか救出ヘリに辿り着き飛び立つことができますが、ロサンゼルスが崩壊し火の海になっている状況を目の当たりした隊員たちは言葉を失います。

その時、ひと区間だけまったく火がまわっていない場所をイムレイ伍長が見つけると、ナイツはそこが無人戦闘機を動かしている母体艦のある場所ではないかと考えました。

ナイツは隊員たちに無事に帰還するように伝えると、探索のため一人でヘリを降りますが、隊員たちはナイツに続き最後まで共に戦う覚悟をみせます。

結局ナイツたちは、無事に脱出できるチャンスを捨て激戦のロサンゼルスへと引き返していくのでした。

最後の死闘

ナイツが予測した通り、戦闘が行われていない地区の地下には司令塔と思われる母体の宇宙船が隠れていました。

母体艦から地上に突き出している通信塔を壊せば無人機は飛べなくなるのではないかと考えたナイツは、自分たちがレーザーで標準を合わせ、その部分にミサイルを命中させる作戦を立てます。

一発目のミサイルで通信塔部分を爆撃することに成功しますが、無人機は墜落せず、母体の巨大宇宙船が地下からその姿を現します。

予想以上の母体艦の大きさに圧倒されるナイツたちですが、その間も歩兵や無人機の激しい攻撃にさらされながらレーザーで標準をあわせ続けます。

最後にはミサイルを防ごうとする無人機をサントスがロケットランチャーで撃ち落とし、見事母体艦にミサイルを命中させると、母体艦は崩壊し始め、無人機も地上に落下し始めるのでした。

ナイツたちの捨て身の作戦により、宇宙船撃退のチャンスを掴んだ人類は世界各地で反撃を開始します。

ナイツ達は士気が高まる基地に一旦は帰還しますが、またすぐに装備をかためると反撃に向かうヘリに乗り込み戦場に戻っていくのでした。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の感想

侵略してきたエイリアンと人間の戦いは今までにも多く描かれてきましたが、個人的には断トツで本作が面白いと思います。

息もつかせぬ銃撃戦の激しさがドキュメンタリータッチで描かれているため、臨場感や迫力は半端なく、大画面で見るとより一層楽しめる作品だと思います。

目新しさはありませんが、敵が地球外生命体で侵略を行おうとしていることから、国と国との戦争ものと違って問題提議もなく単純に戦いを楽しむことが出来ます。

主演のアーロン・エッカートも悲壮感を抱えながらも、絶望的な状況で隊員たちを力強く率いる軍曹役を熱演していて、本作での味のある演技に個人的にエッカートが大好きな役者の一人になりました。

出演キャストの中ではサントス役を演じたミシェル・ロドリゲスとカーンズ上等兵役を演じたジム・パラックが特に存在感があって印象に残りました。

サントスはミシェルが演じるには珍しく女性っぽさのある兵隊で、何度も危ない場面で他の兵隊たちに助けられながら生き延び、最後はサントスのロケットランチャーでミサイルが命中するという大きな見せ場もありました。

ジム・パラックが演じたカーンズ上等兵はPTSDを発症している隊員でありながら現地に派遣され、最初はかなり不安な滑り出しをするものの、最後にはミサイル発射を基地に要請するため危険な仕事を進んで引き受け、任務を果たしたのち爆撃され命を落としてしまいます。

しかし彼の活躍がなければミサイルは発射されていないので、最後の戦いでサントス同様大きな見せ場があった隊員だと思います。

本作のラストではナイツたちの活躍で人類が反撃のチャンスを掴んだところで終わりましたが、ぜひ戦場に戻ったナイツたちがどうなったのか続編が見たい思いでいっぱいです。

まとめ

全体を通して激しい戦いのオンパレードの本作は、批評家たちからは独創性に欠けると酷評をされたようですが、相手が侵略を目的にしているだけの宇宙人だからこそシンプルに戦いを楽しめる面白さがあると思います。

複雑さはないけれど、圧倒的な軍事力を持つ地球外生命体に仲間を次々に殺され、絶望的な状況に幾度となく直面しながらも、仲間をかばい何度も立ち上がり戦い続ける海兵隊員の姿に胸が熱くなる映画です。

ナイツ率いる小隊のおかげで士気を取り戻したアメリカ軍がヘリに乗り込み、ロサンゼルス奪還作戦に向かうラストは感動的で晴れやかな気持ちにさせてくれます。

批評家の評価がどうであろうと、個人的には軍人たちの友情と、勇気、息もつかせぬ激しいアクションに一見の価値のある良質な映画ですので、ぜひオススメしたいと思います。

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