映画『LOOPER/ルーパー』のあらすじ・ネタバレと感想!動画の無料視聴方法も紹介

『LOOPER/ルーパー』は2044年のアメリカを舞台にしたSF作品で、2013年1月に日本で公開されました。主人公はタイムトラベルで現代に送られてくる人間をターゲットにした『ルーパー』と呼ばれる殺し屋の男です。

30年後の未来からやってきた自分が逃走したことで、主人公の人生が大きく変わります。未来の犯罪をなくすため、まだ幼い少年を殺せるかという究極の選択も描かれる『LOOPER/ルーパー』についてご紹介いたします。

LOOPER/ルーパーの作品情報

タイトル:LOOPER/ルーパー

原題:Looper

監督:ライアン・ジョンソン

脚本:ライアン・ジョンソン

製作:ラム・バーグマン/ジェームズ・D・スターン

公開:2012年9月28日(アメリカ)2013年1月12日(日本)

出演者:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ブルース・ウィリス/エミリー・ブラント/ポール・ダノ/ノア・セガン/ピアース・ガニォン など

ライアン・ジョンソン監督の長編映画監督デビュー作『BRICK ブリック』は、上映された2005年のサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞しました。

そして、本作はナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ワシントンD.C.映画批評家協会賞、オースティン映画批評家協会賞、フロリダ映画批評家協会賞でオリジナル脚本賞を、ラスベガス映画批評家協会賞で脚本賞を受賞しています。そして、放送映画批評家協会賞ではSF映画賞を受賞し、オリジナル脚本賞にノミネートされました。

オリジナル脚本が高く評価されたライアン・ジョンソン監督は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年)で監督と脚本を担当しています。.

LOOPER/ルーパーのキャストについて

本作の主人公を務めたジョセフ・ゴードン=レヴィットは『BRICK ブリック』で主演を務め、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカメオ出演しています。ライアン・ジョンソン監督が彼の演技力を買い、本作でも主演に起用したようです。

また同じ人物を演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスは『シン・シティ 復讐の女神』(2014年)に出演しました。しかし、登場するエピソードが違うため共演シーンはありませんでした。

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LOOPER/ルーパーのあらすじとネタバレについて

夕暮れの畑の中の空き地で、男は懐中時計で時間を確認して何かを待っていた。すると、シートを敷いた場所に突然、頭に袋を被せられた男が出現する。次の瞬間、男はラッパ銃と呼ばれるショットガンの引き金を引いた。そして、撃ち殺した男の背中にくくりつけられた銀の延べ棒を取り出す。

その男、ジョーは30年後の未来から送られてくる人間を殺す殺し屋『ルーパー』だった。30年後に開発されたタイムマシンは法律で禁止されたが、犯罪組織が秘密裏に悪用している。未来では身元追跡調査によってすぐに判明するため、死体の始末がほとんど不可能になっているからだ。

そのため、2044年のカンザス州に住むジョーが、依頼人の殺すべき相手を代わりに殺している。標的にされた人間は縛られ、頭に袋を被せられて転送された。現代で未来の人間を殺すと、それは未来には存在しない死体となる。ジョーは死体を燃やして処理し、契約を履行した報酬として銀の延べ棒を受け取っていた。

窃盗や殺人など犯罪が横行する街の中に『ラ・ベル・オーロル』という店がある。ジョーはそこへ車で行く途中、スラットバイクが動かず困っていたルーパー仲間のセスに会った。彼は人口の約10パーセントに突然変異で生まれたTKの能力を持つ人間で、彼らはヒーローの誕生かと思われたが、コインを浮かせて喜ぶだけの単純な者が多い。

ジョーは店のダンサーのスージーが好きで、その日は楽屋で誘うとすでに“売約済み”だと言われた。仕方なく帰ろうとするとルーパー仲間に呼び止められる。『ルーパー』は殺害契約を結ぶ時に特殊な条項に同意しなければならなかった。契約を解消する時には自分たちの存在も消し去らなければならない。

つまり30年後に生きていたら、未来の自分たちが標的として転送され、自分たち自身で撃ち殺すことになるのだ。それを『ループを閉じる』と言い、その報酬は金の延べ棒で、自分に殺されることになるまでの余命30年を生きる。その日は契約を解消したザックが祝杯を上げようと言って、彼らは目に入れるクスリでハイ状態になった。

ジョーがルーパーになった理由

その後もジョーは転送された人間を撃ち殺し、ダイナーに寄ってコーヒーを飲み、ウェイトレスのジェンと不慣れなフランス語で会話をする。そして、『ラ・ベル・オーロル』で仲間とハイになるという同じ日々を続けた。そんなある夜、家にセスが「かくまってくれ」とやって来る。未来から来た自分を殺さずに話をしてしまったのだ。

セスの話では未来を仕切る凶悪な犯罪王、通称『レインメーカー』がすべてのループを閉じているという。セスは未来の自分がタバコを欲しがったので縄を解くと逃げられ、射程距離は15メートルで撃つ余裕はあったものの撃てなかった。ジョーはセスに「カネをやるから貨車に乗って逃げろ」と言うが、追手がやって来る。

「友達はあんただけだ」と泣いて頼むセスをジョーは仕方なくかくまった。部屋に入ってきた追手のリーダーのキッド・ブルーは仲間に指示を出し、「エイブが話したいと言っている」とジョーを連れ出す。エイブのアジトで待っている間、キッド・ブルーはラッパ銃と自分たちが持っているガット銃の違いを自慢げに話した。

射程距離が短く、近くにいる標的しか打てないうえに音が大きいからラッパ銃で、腰抜けどもの銃と馬鹿にする。ガット銃は射程距離が長く、命中精度も高いと自慢するが、開けられたドアが頭に当たったキッド・ブルーは衝撃で引き金を引いてしまう。そして、エイブにもジョーと同様に「また足を撃つなよ」と言われた。

エイブはルーパーを仕切るため未来から送り込まれた男で、犯罪組織とは別に荒っぽい『ガットマン』を集めて街を牛耳っている。エイブは「お前のことは好きだが、セスをかくまっている」と言い、ジョーの指をハンマーで潰す代わりに話した。まだ少年のジョーが時計店で盗みを働き、エイブと会った時のことだ。

ジョーが悪党になる未来が幻影のように見えたので、自分がルーパーにすることで変え、新しい人生を与えたのだと言う。エイブはジョーが銀を貯め込み、いずれ足を洗って外国に行くつもりであることも知っていた。その夢のためにもセスを引き渡すように迫られ、ジョーは床下の金庫の中にかくまったことを話してしまう。

自分のループの登場と逃走

逃げているオールド・セスの右腕には「ワイヤー通り 75番地へ 15分以内に」という文字の傷跡ができる。だが、無視していると右手の指先がふくれ、鼻先は削がれた形になった。慌てて車を運転して向かっていると右足の先がなくなる。車を降りて指定場所に向かうが、「やめてくれ」とドアをたたくうちに左足の先、両腕の先もなくなる。

ドアが開くなり彼は撃ち殺された。部屋の奥には両手、両足を切り落とされたセスがいて、オールド・セスの死体は部屋の中に入れられた。その頃、ジョーはスージーと一緒にいたが、親友の命を奪わせたことを悔やむ。ジョーは長年貯めた銀の半分をやるから子供のために使うように言うが、スージーは「義理はイヤ」と断った。

家に帰ったジョーは金庫を開け、綺麗に重ねた銀の1つがずれているのを直した。すると、セスのものと思われる血が指につく。それでもいつもの生活に戻って仕事場に行くが、指定時間を過ぎても標的が転送されてこない。ようやく現れた男は袋を被っておらず、ジョーが銃を撃つと背を向けて背中の金の延べ棒で身を守り、ジョーを殴った。

気を失ったジョーが目覚めると、ジャケットの胸ポケットに「貨車に飛び乗り、街を出ろ。逃げるんだ」という手書きのメモがある。携帯電話を壊し、家に帰ると銀の延べ棒が運び出されていた。キッド・ブルーを金庫に閉じ込めて「俺のループを殺し、ケリをつける」とエイブへの伝言を言って逃げるが、非常用の梯子から転落してしまう。

妻を殺されたオールド・ジョー

オールド・ジョーがまだジョーだった時、転送された男を撃ち殺して背中を確認すると金の延べ棒だった。男の頭に被せられていた袋を取ると未来の自分で、1年後、ジョーは予定のフランスではなく、中国の上海で新生活を始める。6年後、金がだいぶなくなり、10年後になるとジョーはかなりの悪党になっていた。

23年後に出会った女性と25年後に結婚したオールド・ジョーは、平穏な生活を送り始める。だが、30年後、レインメーカーの手下に捕まり、家は焼かれてしまった。組織のアジトに連れて行かれたオールド・ジョーは反撃し、タイムマシンに乗って2044年へ行くとジョーを殴って逃走する。

街へ向かったオールド・ジョーは家に戻るジョーの動きを見張り、転落した彼を助けた。目覚めたジョーはオールド・ジョーを探し出そうとする。図書館に行ったオールド・ジョーはある日に生まれた子どもの居場所を調べるが、右腕に傷跡が浮かび上がってきた。

仕事後に行くダイナーにジョーがいると、オールド・ジョーがやって来る。彼を呼び出すため、ジョーは右腕にダイナーの名前『ベアトリクス』を刻んだのだ。ジョーは脚の間に銃を構えていたが、すぐに撃たずに話をする。オールド・ジョーは記憶には曖昧な部分があって1つの可能性にすぎないと、タイムトラベルの話はしたがらなかった。

ただ、現在だけは明快で、ジョーの行動や痛みはオールド・ジョーの記憶に残る。奇妙な仕組みで複雑だが、オールド・ジョーは自分の考え方、ジョーが妻となる女性であり、自分を救う女性に会うことだけは確かだと言った。その女性は自己中心的な自分を変えてくれ、彼女の愛を吸収して「過去は捨てた。もう安全だ」と思い始めるという。

それはジョーにとって30年後、オールド・ジョーにとっては昨日のことだ。妻は自分を捕まえに来た犯罪組織に殺されたという。大量虐殺や放浪者の抹殺を一斉に行った“恐怖の支配者”のレインメーカーはある日、突然現れて5つの犯罪組織をわずか半年で、しかも1人で掌握したのだ。だが、彼の写真は存在せず、謎の人物だという。

未来のレインメーカーの捜索

オールド・ジョーの右の手のひらには、仲間が電話で知らせたレインメーカーの身元を示す数字が書かれていた。彼は妻の殺害を食い止めるため、レインメーカーを殺しに来たのだ。ジョーは妻になる女をあきらめれば彼女は死なないと言ってオールド・ジョーを殺そうとするが、そこにキッド・ブルーが率いる追手がやって来る。

逃走したジョーはオールド・ジョーが渡した地図にあった家に行った。シドという10歳の少年の母であるサラのサトウキビの農場で、ジョーは隠れて様子をうかがう。だが、夜にサラが家に近づく相手に銃を構えながら転倒すると助けた。その頃、キッド・ブルーはエイブに見限られてガットマンから外され、右手をハンマーで潰される。

ジョーはクスリの禁断症状で倒れ、サラとシドに救われた。目が覚めるとサラに出て行くように言われるが、場所の確認のため地図を見せる。すると、地図に書かれた数字を見たサラは警戒して散弾銃でジョーを撃った。だが、人殺しはしないため弾は銃弾ではなく岩塩で、仕方なくジョーはサラに事情を説明する。

数字はシドの誕生日と生まれた病院の医療番号だった。一方、オールド・ジョーは地図に印をつけた3軒のうちの1軒に着く。レインメーカーになる子どもを殺せば、自分の姿は消えて未来に戻れると考えているのだ。オールド・ジョーはその家の子どもに銃口を向ける。銃声が響いたが、彼は未来に戻れなかった。

サラはシドの殺害を阻止してくれるように頼むが、ジョーは自分の人生を取り戻すだけだと答えた。サラはシドを守るためジョーに協力するが、シドとの接触を禁じる。だが、幼いのにとても賢いシドは自らジョーに近づき、連絡方法の機械を作りながら話をして、サラは実の母親ではないと明かした。

悪いことを止めさせるため銃が欲しいと言うシドは、自分が赤ん坊の時、母が殺されるのを見ていたが止められなかったと話す。そして母親だと信じさせているサラを嘘つきだと言った。翌朝、サラに連絡方法の機械を見せると、彼女はシドが接触したことに気づく。そして、22歳で産んだシドを都会に残るため姉の農場に預けたと話した。

強力なTKの能力を持つシド

ジョーが外で見張る中、サラとゲームをするシドは「サラじゃ僕を守れない」と、ジョーと交代でと見張るように言う。サラが断るとシドは「嘘つき! 嫌いだ!」が叫んで興奮した。すると、サラはクローゼットの中にある扉付きの金属製の箱の中に入る。しばらくしてサラが戻ると、おとなしくなったシドは抱きついてきた。

翌日、サラの家に追手のジェシーがやって来る。夫と子どもは出かけているとサラは嘘をつき、納屋が捜索されたため家の中に入って隠れていたジョーを、シドが庭への抜け穴に誘導して助けた。ジョーは母親に盗っ人集団に売られた過去、今は母親をヤク中にした奴らを惨殺して母親を助けたかった思いがあると、シドに打ち明ける。

ジェシーは帰り、夜になるとサラはジョーをベッドに誘った。サラは優れたTKの能力の持ち主で、言い寄る男をうまくかわしてきたという。サラはシドを殺そうとしているのがジョーのループだと気づいたが、ジョーを信用した。我が子を一度捨てたことを後悔し、自分がそばにいて世話をすればシドが心を失うことはないと語る。

翌朝、ジョーが1階に行くと、サラに銃を突きつけるジェシーがいた。ジョーは彼を本部に連れて行く気のジェシーに、ここに来るループを殺してエイブと話し、948本ある銀の延べ棒を全部渡すと言う。だが、階段を下りてきたシドがジェシーに銃口を向けられ、階段から転げ落ちそうになると家の中のものが動き出した。

慌ててサラがジョーを家から外に連れ出すと、1階の部屋はシドのTKの能力で爆発を起こす。シドがレインメーカーになる子どもだったのだ。一方、地図の残りの1軒はスージーの家で、一度様子をうかがったオールド・ジョーが踏み込む。だが、彼の動きを突き止め、待ち伏せていたキッド・ブルーに捕まってしまった。

サラの姉は、よじ登った本棚が倒れる恐怖でシドのバワーが炸裂したことで死んだという。「悪魔になるぞ!」と言うジョーに、サラは自分がきちんと育てていい方向に行けば、今に力を制御できると命乞いをした。それを拒否して畑の間にいた血まみれのシドを見つけたジョーだが、自分を慕うシドを撃ち殺せない。

繰り返される悲劇を変える選択

自分の居場所とシドの正体が知れたことで、追手かオールド・ジョーが15分以内に来ると考えたジョーは、サラにトラックに荷物を積んで北へ逃げるように言った。一方、エイブのアジトに連れて来られたオールド・ジョーは捕縛から逃れ、エイブたちを全滅させてサラの家へ向かう。すると、家の近くの道でジョーが待ち構えていた。

オールド・ジョーはジョーに金の延べ棒を投げつけ、それを持って車で逃げるように言った。だが、ジョーはシドの殺害を止めようとオールド・ジョーに威嚇射撃をする。すると、キッド・ブルーが現れてジョーを撃つが、機転を利かせたジョーが至近距離で返り討ちにした。だが、その隙にオールド・ジョーが逃げるサラたちの前に現れる。

サラはシドが止めるように頼むのも聞かず、銃撃されながらトラックを走らせた。シドがTKの能力で止めたトラックはひっくり返る。サトウキビ畑の中に逃げようとするが、サラは転んでしまい、シドはオールドジョーに撃たれた。だが、致命傷ではなかったシドがパワーを炸裂させると、畑の横の道を走るジョーの車まで吹き飛ばされた。

浮いているオールド・ジョーをシドは殺そうとするが、同じく浮いているサラが「大丈夫よ。愛してる。落ち着いて。いい子ね」となだめる。その言葉にシドはTKの能力を制御した。シドを逃がそうとサラはオールド・ジョーが銃で狙うのに対して盾となる。

そこへ行こうとするジョーには、息子のために死ぬ母親サラ、妻のためにシドを殺す男オールド・ジョー、さらにオールド・ジョーから逃れて貨車に乗り、恐れる孤独な子シドの姿が幻影のように見えた。シドの前には悪の道が広がっている。悲劇が繰り返されるのを変えるため、ジョーは銃で自分の胸を撃ち抜いた。

ジョーが死ぬとオールド・ジョーの姿は消える。サラに呼ばれて畑から出てきたシドが「ジョーは?」と聞くと、サラは「行ってしまったわ」と答えた。シドがレインメーカーになるのを止めようとしたジョーの手には妻の写真が入るはずだった懐中時計があり、サラは彼の髪を撫でる。自分のやり方でループを閉じたジョーは未来を変えた。

LOOPER/ルーパーの感想とまとめ

わかっているとはいえ、未来から来た自分を撃ち殺すこともあり得るのは、気分のいいものではないと思います。標的は頭に袋を被せられているので撃ち殺した瞬間はわからないですが、自分だとわかった時、もしくは自ら契約を解消した時、余命が30年とわかるのも複雑な心境でしょう。

ジョーの場合はやむを得ずルーパーになったわけで、自分の人生を自分で決められた人間ではありませんでした。ただ、最後に自分の人生の終わり方だけは、自分で選んで決めたことになります。ジョーは母親と一緒に生きられなかった自分のぶんまで、シドにはサラと生きてほしかったのだと思います。

「サラは嘘つき」と言いながらも「サラは殺させない」と言っていたシドは、オールド・ジョーに狙われた時、自分が生き延びるためではなく自分を守るサラのために、TKのパワーを炸裂させた気がします。シドを演じたピアース・ガニォンは子役なのに、時にはふてぶてしさすら感じさせる貫録も見せて演技がうまかったです。

その後のことは描かれていませんが、サラが殺されなかったのでシドはレインメーカーにはならないでしょう。殺されていれば、シドは人を信じずに力で征服して自分の思いどおりにする人間になったかもしれません。その道を閉ざしたのが、自己中心的な生き方をしてきたジョーの自己犠牲というのは必然に思えます。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットはブルース・ウィリスと同じ人間の若い時代のため、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017年)でアカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘の特殊メイクをして演じています。オールド・ジョーを見て自分の髪の毛を気にするのはおもしろかったですね。

現代にいる人間を傷つけると、未来から現代に来た同じ人間の体に傷跡が出てくるというのは「なるほど」と思わされるアイデアでした。それが連絡方法に使われるのもおもしろかったです。しかし、セスが拷問で傷つくとオールド・セスが体のあらゆる部分を失っていくシーンは恐ろしかったし、本当に怖いことです。

「タイムトラベルをしてみたい」と気軽に考えがちですが、映画の中では悪用されやすい気がします。悪用されないにしても、自分の未来は知らないままのほうがいいように思います。どんな未来が待っているにせよ、それを知らずによりよい未来を求めて生きるほうが、きっと生きがいを感じられるはずです。

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