ジェイソン・ボーンの動画を無料視聴!ネタバレと感想を紹介

「ジェイソン・ボーン」は「ボーン・アイデンティティー」から始まるボーンシリーズの第5作目です。

実際には第3作目「ボーン・アルティメイタム」の続編で、9年ぶりのボーンさん復活です。第4作目は第2作、第3作と同じ時系列のスピンオフであり、ボーンはでてきませんし、もちろんマット・デイモンも出てきません。

ボーンシリーズは3部作でいったん完結しており、自由に身になったジェイソン・ボーンがどうなっていくのか気になります。

ジェイソン・ボーンの予告動画

「ジェイソン・ボーン」の作品情報

タイトル:ジェイソン・ボーン
原題:Jason Bourne
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス/クリストファー・ラウズ
原作:ロバート・ラドラム(キャラクター創造)
製作:フランク・マーシャル/マット・デイモン/ポール・グリーングラス/グレゴリー・グッドマン
公開:2016年7月29日(アメリカ)/2016年10月7日(日本)
出演:マット・デイモン/トミー・リー・ジョーンズ/アリシア・ヴィキャンデル 他

ジェイソン・ボーンのキャスト

主人公ジェイソン・ボーンを演じるのは、マット・デイモン。

1997年の「グッド・ウィル・ハンティング」ではアカデミー賞主演男優賞ノミネート以外に、盟友ベン・アフレックと共に脚本を書き、脚本賞も受賞。

これで一躍有名になり、そこからは「プライベート・ライアン」や「オーシャンズ11」などの超大作に数々出演。

今や世界を代表する役者の一人となりました。

このボーンシリーズは彼の代表的作品になっています。

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見てない方の為に、とりあえず第1作から第3作までのあらすじを紹介していきます。

第1作から第3作までのあらすじ

嵐の夜、マルセイユ沖で浮かんでいた男を漁船が拾い上げます。

虫の息だったその男は背中に2発の銃弾、そしてお尻の皮膚の下にはマイクロカプセルが埋め込まれていました。

マイクロカプセルのライトにはチューリヒ相互銀行の口座番号(貸金庫)が映し出される。

目を覚ましたその男は名前から何から全く覚えておらず、唯一の手掛かりであるチューリヒ相互銀行があるスイスに向かいます。

 

着いた夜に野宿しているところで警官2人が職務質問。男が軽く抵抗したので警官は男を取り押さえようとするが、一瞬にして倒されてしまいます。

「なぜこんなことが出来るのか?」と思いながら訳がわからずその場から走り去る男。

 

そしてたどり着いた銀行の貸金庫を開けると、パスポートは入っており、自分の名前はジェイソン・ボーンでパリ在住だと知ります。

しかしその下には顔写真以外は名前も出身地も違う各国で発行されたパスポートが6通、大量の札束、そして拳銃が入っていました。

 

銀行から出て以降、ボーンは警察暴行の件で追われ、そしてなぜかCIAにも追われる羽目に。

CIAは秘密裏に進めていたトレッド・ストーン計画(某国の政治家の暗殺など)に失敗したボーンを抹殺しようとしていました。

彼は標的を殺す際、すぐそばに奥さんと子供がいたため躊躇し、返り討ちに遭い、海に落ち、漁船に助けられたのでした。

 

ボーンは逃走中にマリーという女性に出会います。

金を渡して協力するように持ち掛け、行動を共にするようになる。そしていつの間にか二人は恋に落ちます。

 

その後、自分が人間兵器として訓練された秘密裏に動くCIA直属の殺し屋であることを知ってしまいます。

他の殺し屋たちがボーンたちを狙ってきますが、ことごとく倒していくボーン。

数々の危機に直面しながら敵を一掃。トレッドストーン計画の指揮をしていたコンクリンは上司アボットの命で彼の部下に殺されます。

アボットはトレッドストーン計画を廃止し、新しくブラックブライアー作戦を提唱。

ブラックブライアー(黒いバラ)とは何なのか・・・?

そしてボーンはギリシャで彼女との幸せな生活が始まります。

 

しかし記憶は完全には戻りません。

記憶の断片が夢に出てきて眠れない、しかし幸せな日々が続きます。

 

そして2年が経過します。

CIAはある作戦中に捜査員2人が殺されてしまいます。

その作戦とは、7年前にCIAから金が盗まれ、それにはロシアの政治家だったネスキーが関わっていたのではないかと思った作戦指揮官のパメラが証拠になるかもしれないファイルを関係者から買い、真相を明らかにするつもりでした。

そしてその現場からボーンの指紋が出てきてしまうのです。

 

一方インドで暮らしていたボーンとマリーのもとへ、トレッド・ストーン計画の提唱者アボットの命により、また殺し屋が送り込まれます。

そしてマリーが撃たれて殺されてしまいます。そしてまたCIAに追われるボーン。

 

そんな中、コンクリンの秘書だったニッキーと再会します。彼女に知っていることを聞き出そうと激しく責めますが、知らないと言われます。

しかし、責めながらボーンの記憶の断面が徐々によみがえってきます。

自分はネスキーを暗殺したこと、奥さんを殺す予定がなかったのにその場にいたため殺したこと、そして娘がいたことを思い出します。

 

ボーンはアダムに今までのことを自白させてテープを録音します。

アボットは自殺。テープを聞いたパメラはボーンが捜査官を殺した犯人ではないことに気づきます。

ボーンはマリーを撃った殺し屋に復讐を果たします。

 

そしてボーンはネスキーの娘に会い、自分が仇であることを告白して去っていきます。

ボーンは自分がなぜこんな任務についたのか、そもそもなぜ殺し屋になってしまったのか?

それを確かめるべく、調査を続けます。

 

パメラはCIA長官同席の会議でテープを聞かせます。ボーンのことを穏便に済ませようとしましたが、長官はボーンを危険人物と判断し、捕まえて射殺するよう指示がでます。

 

そんな時、サイモンという新聞記者が「ブラックブライアー計画」についての情報をもっているとCIAがかぎつけます。

サイモンに監視が付きますが、ボーンがいち早く接触。

トレッドストーン計画は終了し、今はそのアップグレード版のブラックブライアー計画が進行していることを知ります。

その後サイモンはボーンと間違われて殺されてしまいます。

 

ボーン捕獲作戦の指揮者ヴォーゼンは焦ります。どうしても射殺しようとするヴォーゼンのやり方に疑問を持つパメラ。

パメラがヴォーゼンに問い詰めると、この計画はアメリカの機密作戦(潜入工作や実験尋問など)をすべてCIA主体で行うというものでした。

そしてマドリッド支局のニール・ダニエルズから情報がもれたのではないかと考えました。

 

ボーンはダニエルズの部屋でダニエルズともう一人が一緒にいる写真を見つけます。

そこで襲ってきた捜査官を倒すとともにマドリッドに転勤していたニッキーに再会します。

その時、ヴォーゼンから電話が入りますが、なぜかニッキーは「ボーンはもういない」と嘘をつきます。

なぜ助けたのか聞くと「あなたはすべて忘れてしまっている。あなたは扱いにくかった」と言います。

 

その後ダニエルズは殺され、二人も襲われますがボーンがやっつけます。

しかしニッキーも狙われたため、髪型を変えさせて逃がします。

ダニエルズの遺品から、トレッドストーン研究所の情報をボーンが手に入れます。

 

ボーンはパメラに携帯で連絡します。それを盗聴していたヴァーゼンをおびき寄せます。

ヴァーゼンが部屋を空けた隙に金庫からブラックブライアー計画の資料を盗み出します。

ボーンはパメラにCIAの悪事を暴くようにと資料を託します。

パメラはそれを外部(どこかは不明)にファックスします。

 

トレッドストーン研究所で写真に写っていたもう一人の男、アルバートに会います。

なぜこんなことになったのか問い詰めると「君は自分で志願したんだ」と言われます。

そこですべての記憶がよみがえります。

「国民の命を救う作戦だ」と言われて志願した自分、しかしただの殺し屋になってしまった自分。

「私を殺すかね」とアルバートに言われたボーンは「あなたに殉職の栄誉は与えない」と言います。

追手が来て、海に飛び込むボーン。そのまま動かない・・・

 

アルバートとヴォーゼンは逮捕?されます。

ニッキーは逃亡先でそのニュースを聞いています。ジェイソン・ボーンの死体は見つからず行方不明だとニュースキャスターが言うと

ニッキーはニヤッと笑います。

そして動かないボーンのシーンに戻って、急に泳ぎ始めるボーン。

 

ここまでが3作目までのあらすじになります。

 

ちなみに第4作目は3作目のスピンオフ作品でマットデイモン主演ではありませんので割愛します。

「ジェイソン・ボーン」あらすじとネタバレ

CIAから追われることがなくなり、自由の身になったボーンは地下格闘技で生計を立てていた。

一方ニッキーはCIAのコンピューターにハッキングして、トレッドストーン計画にボーンの父親が関わっていることを知る。

ニッキーはボーンに会い、そのことを伝える。

しかしCIAが送り込んだ殺し屋アセットによってニッキーは殺されまてしまう。

その直前、彼女はコインロッカーの鍵をボーンに託していた。

コインロッカーにはUSBメモリと拳銃、手帳が入っていた。

一方CIA長官デューイはボーン抹殺に躍起になっていた。CIAに恨みがあるのかどうか疑問視していた部下のリーは抹殺ではなく身柄の確保を提言するがデューイは聞き入れない。

手帳に書いてあった座標はニッキーの仲間のハッカーの自宅。

そこでUSBメモリの解析を頼むボーン。中の資料を見たボーンは父親がトレッドストーン計画の関係者であり、父親は誰かに殺されたのだと察する。

そこに捜査官を送り込むデューイ、しかしボーンの携帯にハッキングしていたリーはそのことをボーンにメールで伝える。

デューイはそれに薄々気づいていたが・・・

デューイはディープドリーム社の創設者カルーアと密接な関係にあった。

ディープドリーム社は監視の目が届かない大規模なSNSを構築。その登録者は数億人にのぼっておりデューイはそれを利用して逆に世界中を監視しようともくろんでいた。

しかしカルーアはそれに反対する。

ボーンは父親をよく知る元CIAの男に会おうとしていた。

その男を監視しているリーのチーム、それを支持しているデューイ。しかし彼はニッキーを殺したアセットに連絡し、リーのチームを秘密裏に排除していく。ボーンを殺すために。

男から「父親は息子がトレッドストーン計画に採用されたから、殺し屋にさせない為、計画を世間に暴露しようとしていた」と聞かされまるボーン。

その男はアセットに殺され、ボーンはなんとか逃げ延びる。

そして彼を追っていたリーの車に強引に乗り込むボーン。

リーはボーンにラスベガスで行われるディープドリーム社のイベントにデューイが来ること、そして自分もデューイを葬りたいと伝える。

リーの裏切りを知ったデューイはディープドリーム社のイベント会場でカルーアとリーの狙撃をアセットに命令する。

アセットがカルーアを撃とうとした瞬間、ボーンの妨害にあい、カルーアは一命をとりとめる。

デューイを追い詰めるボーン。助かりたいが為、CIAへの復帰を提案するデューイ。

そこに乗り込んできた護衛と相打ち、腹に被弾したボーンは倒れこむ。それに乗じてボーンを撃とうとしたデューイは駆け付けたリーに撃たれて死亡する。

ボーンはリーが撃った拳銃を取り、その場を立ち去る。

ボーンは街中の大追跡を経て、アセットを倒す。

後日、車から降りたリーのもとにデューイの上官である情報長官を乗せた車が近づいてくる。その車に乗り込むリー。

彼女はデューイを排除したがっていた情報長官と共闘していた。

そしてボーンを復帰させたいこと、そしてそれが叶わぬ時は自分がボーンを殺すことを伝える。

車を降りたあとにボーンと再会するリー。彼女は父親の名前が入った勲章のレプリカを手渡し、そしてCIAに戻ってくるように伝える。

ボーンは「考えてみる」とだけ言って立ち去ってしまう。

自分の車に戻ったリー。その助手席にはなぜかビデオカメラがあり、情報長官との会話が記録されていた。

悔しがるような表情のリー。

「ジェイソン・ボーン」感想とまとめ

マットデイモン主演のボーンシリーズはこれで4作目。アメリカ版007のような感じにも見えるが、007は目標となる大きな敵がいて、組織の力を利用しつつ主人公がその悪を倒していくという構図になっている。

しかしボーンシリーズは人間兵器として改造された一人の青年が任務に失敗し CIA がその存在を消そうとする全く逆の構図になっている

アクションも007ではカーアクションや海上での追跡劇など多岐にわたっている。

しかしボーンシリーズは基本的にカーアクションのみであり、新鮮味があるわけではない。カーアクションのみではあるが繊細なカメラワークのおかげでとても迫力のあるスリリングな映像となっている。

これも007との比較になってしまうが 、007 の主人公は かっこよくセクシーで女好きの、たまにどうしようもない男に見えてしまう感じとのギャップが楽しかったのであるが

主演のマットデイモン扮するジェイソン・ボーンは笑うことがなく、あまり言葉を発しないまさに「人間兵器」のようなキャラクターである。

しかし顔つきが童顔だからであろうか、彼が一瞬で2人の男をなぎ倒すシーンなどをみると、それはそれでギャップのようなものを感じて 見る者を引き込んでいく力がある。

ボーンシリーズは第1作目から第3作目の三部作で一旦完結している。第4作目のスピンオフ版を除くと、この第5作目が続編という形になる。

しかし物語のストーリーが前回とあまり変わっていない。

CIAから逃げる主人公、一緒に逃げていた女性の死、CIA 内Cでの上官と部下の対立、そして部下が裏切りその上官が結局最後に倒される。

これは第2作めのの「ボーン・スプレマシー」とほぼ一緒である。

ファンからしてみれば、あまり新鮮味がなく、続編というよりはリブート版に近い作品になってしまった。

もし今後続編を作るのであれば、独創性を持った新しい展開を期待するファンも多いのではないだろうか。

リーが協力しているように見えて、実はボーンを利用していたというオチはありがちではあるが悪くはなかった。そしてボーンが置いたであろうビデオカメラを見て悔しがる姿は、「やっぱりジェイソン・ボーンはすごいな」と、見るものをすっきりさせる終わり方をしたのはよかったと思う。

まだまだ続編は作れそうである。

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