映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」のあらすじネタバレと感想!動画の無料視聴方法も紹介

今や世界最高峰のカーアクションシリーズとなった“ワイスピ”こと『ワイルド・スピード』シリーズには、数多くの日本車が作中で大活躍しています。
今回はアメリカが舞台だった前2作から打って変わって、何と日本・東京を舞台にしたシリーズ第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』についてのあらすじとネタバレ、感想を大特集しますので最後までお付き合いください。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の作品情報

タイトル:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
原題:The Fast and the Furious : Tokyo Drift
監督:ジャスティン・リン
脚本:クリス・モーガン/カリオ・セイラム/アルフレッド・ボテーロ
製作:ニール・H・モリッツ
公開:2006年6月16日(アメリカ)、2006年9月16日(日本)
出演:ルーカス・ブラック/ナタリー・ケリー/サン・カン/バウ・ワウ/ブライアン・ティー/北川景子/千葉真一/ブライアン・グッドマン/レオナルド・ナム/ヴィン・ディーゼル など
カメオ出演:妻夫木聡/KONISHIKI/中川翔子/真木よう子/柴田理恵/土屋圭市 など

監督を務めるのは今回がシリーズ初参戦となり、後に『ワイルド・スピード MAX』『ワイルド・スピード MEGA MAX』『ワイルド・スピード EURO MISSION』と立て続けにメガホンを執ることになるジャスティン・リン。
日本が誇る“ドリフトキング(ドリキン)”ことカーレーサーの土屋圭市がカースタントのアドバイザーを務め、音楽は今作を皮切りにシリーズに深く関わることになるブライアン・タイラーが初参加しています。

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『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のキャスト

今回の主役はシリーズ初参戦となるルーカス・ブラックが抜擢され、今後のシリーズにも大いに関わることになるハン役のサン・カンが初登場しています。
今回は日本を舞台にしていることもあり、北川景子や千葉真一などのほか妻夫木聡など多くの日本人俳優・タレントがカメオ出演しています。終盤ではヴィン・ディーゼルが第1作『ワイルド・スピード』以来のシリーズ復帰を果たしています。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のあらすじ・ネタバレ

車好きの高校生ショーン

ここはアメリカ・アリゾナ州。
とある高校に通うショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック)は他の部活や娯楽などには一切興味はなく、ただ車いじりを趣味とする筋金入りの車好きである。

学校祭の日、愛車の1970年型シボレー・モンテカルロで学校に乗り付けたショーンは、同級生のシンディ(ニッキ・グリフィン)と車について談笑していたところ、シンディのボーイフレンドであるクレイ(ザカリー・タイ・ブライアン)に絡まれ、車とシンディを賭けたストリートレースでケリをつけることにしたのだ。

レースは造成中の住宅地「シャングリラ・タウン」で行われ、ショーンはクレイのダッジ・バイパーに挑むことになった。
ショーンはクレイの仲間たちの妨害に遭って危うくコースアウトしかけたが、すぐさま抜け道を通ってクレイの後を追い、建築中の家を破壊しながらクレイに追い付くのだった。

焦るクレイは助手席にシンディが乗っているにも、関わらずショーンに体当たりを仕掛け、クレイのバイパーは道端の土管に激突、勝ったかと思われたショーンのモンテカルロもバランスを崩して横転、大破してしまったのである。

ショーン、東京へ

怪我を負ったショーン、クレイとシンディは警察に補導された。

クレイとシンディは両親が大物ということだけで無罪放免となったが、過去に2度も同じような騒ぎを起こして警察からマークされていたショーンは、自身の車がスタントのように大ジャンプする写真が欲しいと警官を茶化してしまい、少年院送りを宣告されてしまうのだった。

知らせを聞いたショーンの母(リンダ・ボイド)が警察署に駆け付け、ショーンは少年院行きこそ免れたものの、息子の不祥事のせいで3度も引っ越しせざるを得なかったことを刑事に打ち明けた。
そして、遂にショーンは母から三下り半を突き付けられ、一人で町から追放されることとなったのである。

ショーンは故郷から遥か遠く離れた日本・東京へと飛ばされることになった。
成田空港からタクシーに乗り、ショーンが向かった先は都内の古い一軒家に住む父(ブライアン・グッドマン)のもとであった。

母と離婚している父はちょうど家に愛人(真木よう子)を連れ込んでいたところだった。
愛人を帰した父は、母と取り決めた約束として今後一切、車に乗ってはいけないというルールをショーンに課すのだった。

アメリカからの転校生

翌朝、ショーンはあらかじめ用意されていた学ランを着て山手線の満員電車に乗り、転校先の都立和田倉高校へと向かった。

登校初日から早速遅刻してしまったショーンは、担任教師(柴田理恵)から上履きを履いていないことを指摘されたのである。
シェーンは同じクラスのニーラ(ナタリー・ケリー)と目が合ったのだ。

そもそも日本に長居などする気のないショーンは慣れない日本食を食べている時、同級生のトゥインキー(バウ・ワウ)に声をかけられた。
トゥインキーはパソコンやら携帯電話やら未発売のエアジョーダンやらを売りつけようとするのだが、ショーンはトゥインキーの私物だというスパルコのハンドルに目がいってしまうのだった。

ショーンはあっさり父との約束を破り、トゥインキーの愛車であり“ハルク”仕様にカスタマイズされたフォルクスワーゲンのミニバン・トゥーランを見せてもらった。
ショーンは「ロクな車がないな」といいつつもトゥーランのハンドルを握り、夜の立体駐車場へと繰り出したのである。

ドリフトキング、タカシ

ショーンらが向かった立体駐車場は若者たちで溢れかえり、無数のカスタムカーが所狭しと並べられていた。

そこにニーラが愛車のマツダ・RX-8で現れた。
ニーラは友人のレイコ(北川景子)とアール(ジェイソン・トビン)にチューニングを依頼するのだった。

ショーンはV8エンジンに換装されたRX-8を見るなり「エンジンってのは大きけりゃいいってもんじゃない。こんなオモチャでレースする気かい?」と笑って見せたのである。

そんな二人の様子を、遠巻きにタカシ(ブライアン・ティー)と仲間のハン(サン・カン)が見ていた。
タカシはかねてからニーラに目をつけており、「何で女子高生なんかと。もっとマシな女と付き合えよ」というハンの言葉を無視して彼女に近づき、ニーラの頬にキスすると「こういうことだ、ガイジン」と言ってみせたのである。

日本語のわからないショーンは“ガイジン”の意味を問うと、タカシは「背中を向いて消え失せろ、って意味さ」と忠告した。
タカシがヤクザと繋がりがあることを知っているトゥインキーは慌ててショーンに帰ろうと促すのだが、向こう見ずなショーンは全く引き下がるつもりはなかったのだ。

タカシは東京では“D.K.(ドリフトキング)”として君臨する天才走り屋であり、ショーンに「口だけはでかいな」とドリフト・バトルでケリをつけようと持ち掛けるのだった。
車のないショーンに、ハンは「口だけか見てみたくてね」と愛車の日産・シルビアの鍵を貸したのである。

はじめてのドリフト・バトル

ショーンは“ドリフト”についての心得がなく、D.K.を“ドンキーコング”かと勘違いしていた。
ショーンはトゥインキーから絶対にシルビアを壊すなとの忠告を受け、手短にドリフトの基礎的な方法を教えてもらったのだ。

スターター(妻夫木聡)の合図でショーンのシルビアとタカシの日産・フェアレディZのバトルが始まった。

しかし、不慣れなショーンはシルビアを三角コーンや壁にぶつけてしまい、余裕でドリフトをかますタカシには全く歯が立たない。
バトルはタカシの圧勝に終わり、惨敗したショーンはシルビアを近くの車にぶつけて壊してしまったのである。

ボロボロになったシルビアを見て唖然とするトゥインキー、嘲り笑う若者たち。
タカシはニーラとの親密そうな様子をショーンに見せつけ、ハンはショーンに「逃げるなよ」と言い残してその場を去っていくのだった。

ショーンとハン

夜中にこっそり帰宅したショーンは、父から「お前、レースをしたな。今度こそ少年院行きだぞ」と叱られると、二度とレースをしないよう改めて厳命されたのだ。

そんなある日、ショーンがいつものように下校しようとすると、校門近くでハンが愛車のマツダ・RX-7で乗り付けて待ち構えていた。
ハンはショーンをRX-7に乗せるとある銭湯に向かい、シルビアの弁償代わりとショーンの度胸を見るべく爪の刺青の男(KONISHIKI)から金を回収するよう命じたのである。

ショーンはあっさりと刺青男に放り出されたが、ハンはショーンに回収屋の仕事をするよう命じた。
ショーンはハンからドリフトを教えてもらうことを条件に引き受けることにするのだった。

続いてハンはショーンをあるパチンコ屋へ連れて行った。
ここはタカシが仕切る店であり、タカシは奥の個室で子分のモリモト(レオナルド・ナム)らと麻雀を打っていたのである。

タカシやモリモトは終始ショーンを見下した態度を取り、一旦ショーンを退室させるとハンを麻雀に交え、いつになったらアガリ(上納金)を払うのかと催促してきたのだ。
そんなことも知らないショーンは公衆電話から父に「部活動の課外活動がある」と嘘をついていると、そこにニーラが通りがかってきた。
ニーラはショーンに対し、タカシに近づかない方が身のためだと忠告するのだが、ショーンはそれでも一方的に口説こうとするのだった。

店の外に出たハンはショーンに「どうせ口説くなら日本人の女を口説け」と忠告すると、ショーンにRX-7のハンドルを握らせて夜の首都高を駆け抜けた。
タカシらは怖くないのかと問うショーンに、ハンは「ヤクザなのはタカシの叔父貴で、あいつらはただのチンピラさ」と言い、ショーンにシルビアを貸したのはタカシを潰せるからと思ったからだと打ち明けたのである。

ショーンはたまたま通りがかった走り屋にバトルを挑み、NOS(ニトロ噴射装置)を発動して時速197kmまで達して一気に抜き去った。
その途中、ショーンは速度測定中のパトカーを見て怖気づいたが、ハンは「サツは180km以上は追えないのさ」と意にも介さなかったのだ。

ハンはショーンをとあるディスコの奥に連れていくと、そこはファッションモデルの秘密の遊び場となっている秘密クラブであり、トゥインキーも出入りしているのだった。
更に奥の部屋へ進むと、そこはハンの秘密のガレージであり、数々のカスタムカーやカスタムバイクが置かれていたのである。

猛特訓1

ハンはショーンに三菱・ランサーエボリューションIX(ランエボ)を与え、翌日からショーンはランエボを駆り、港の一角でドリフトの練習を開始した。
ショーンのあまりの粗削りな運転に、近くで釣りをしていた元プロレーサーの土屋圭市(本人)はつい「アンダーステアが遅いんだよなあ」とこぼし、トゥインキーやレイコ、アールは呆れ顔であったが、ハンだけはショーンの中に才能の鱗片を感じ取っていたのだ。

自宅のガレージでは、ショーンの父が古いフォード・マスタングのレストアをしているところだった。
エンジンのないこのマスタングは、米軍基地に勤務する父が基地内で打ち捨てられているのを譲り受けたものである。

父は日本のことわざ「出る杭は打たれる」をショーンに教えるのだった。

ショーンは登校するなりレイコとアールに屋上に連れて行かれた。
そこでは、トゥインキーがモリモトのiPodを壊したとして公開リンチを受けていたのだ。

ショーンは自分のiPodをモリモトに渡すことで事なきを得たのだが、トゥインキーは余計な真似をしてくれるなとオカンムリであった。
しかし、ニーラはそんなショーンの男気を気に入ったのである。

その夜、トゥインキーやレイコらが渋谷のアディダスフットサルパークでフットサスに興じている時、ショーンはハンになぜ東京に来たのか疑問をぶつけてみた。
ハンは「西部劇を知ってるか? カウボーイが国境を越えるだろ? 俺も同じようなもんさ」と答えるのだった。

ショーンは改めてなぜ自分にシルビアを貸したのか問うと、ハンは「信頼できる奴が必要だった。人は付き合えば正体がわかるだろ? それを知るためには車なんて安いもんさ」と答えると、ショーンに「選んだ道は後悔するな」とアドバイスしたのである。

「ドリフトに教科書なんてない」というハンは、翌日から峠道でショーンに稽古をつけ、トゥインキーは竹下通りでゴスロリの女(中川翔子)や若者たちにモノを売りつけて資金を稼いだのだ。
峠や港で、首都高や立体駐車場でドリフトを繰り返すうちにショーンはめきめきと腕を上げていき、それを見た土屋圭市は「悪くないね」というのだった。

ニーラとの恋

ショーンはモリモトとのドリフト・バトルを制し、やがて若者たちの注目を集める存在となっていった。
そんなショーンのひたむきさに、ニーラも少しずつ彼に惹かれていくようになっていったのである。

ショーンとニーラは夜のデートに出かけ、互いの境遇を語り合った。
ニーラは10歳の時にホステスだった母を亡くし、それ以来タカシの祖母に育てられたのだという。
ショーンはニーラに「大事なのは、やりたいことをやることさ」と言うのだった。

それからショーンはニーラのRX-8の助手席に乗り、彼女のドリフトの腕前を見せてもらった。
ショーンとニーラは車を通じて心を通わせ合っていったのである。

そんなある日、港でショーンがドリフトに励んでいるとタカシが子分らを引き連れて現れ、突然ショーンに殴り掛かったのだ。
タカシはショーンに「彼女に近づくな。歩けなくしてやるぞ」と脅しをかけ、ハンに「アイツはクビにしろ」と告げるのだった。

翌日、傷ついたショーンを見たニーラはタカシのもとに向かい、「あなたは変わってしまった」として関係を終わらせると告げたが、タカシは「俺がいなかったらお前は母と同じく娼婦に成り下がっていた。俺とお前はろくでなし同士。同じなのさ」と関係を切るつもりのないことを告げたのである。

ハンの最期

ニーラがショーンとハンたちのいるガレージに向かったその夜、タカシの叔父である暴力団組長のカマタ(千葉真一)がタカシのパチンコ屋を訪れた。
カマタはタカシに帳簿を見せ、タカシ一味からのアガリが支払われていないこと、そしてハンがそのアガリを着服していることを指摘してきたのだ。

カマタに叱責されたタカシは子分らを引き連れてハンのガレージに乗り込み、裏切ったハンを殴ると拳銃を向けてきたのである。
トゥインキーは咄嗟にガレージのシャッターを閉め、ハンはタカシを殴り返すと、ショーンたちは車でガレージから逃げ出すのだった。

タカシ一味はハンやショーンらを追い、都心の公道で激しいカーチェイスを繰り広げた。
ドリフトで一般車両をかわしながら、フェアレディZのタカシは何度もショーンとニーラのランエボに体当たりを敢行してきたのだ。

モリモトのフェアレディZは多重衝突事故を起こして離脱、タカシは執拗にハンやショーンらの後を追った。
人でごった返す渋谷のスクランブル交差点を越えたところでショーンは事故を起こして離脱。

ハンは発砲してきたタカシを避けて一台の車と衝突、横転して大破した車から脱出できなくなってしまう。
やがて漏れたガソリンがエンジンに引火、ショーンとニーラの目の前でハンは車ごと爆破炎上してしまうのだった。

タカシはそのまま走り去り、ハンの死に衝撃を受けたショーンとニーラはランエボを捨て、地下鉄で父の家に逃げ帰った。
そこに現れたタカシがショーンに拳銃を突き付けたその時、ショーンの父がタカシに拳銃を向けたのである。

ニーラはショーンを庇ってタカシについていくことにし、タカシは「また会おうぜ」と捨て台詞を吐くとニーラを連れて走り去っていった。

父はショーンを明日の飛行機でアメリカに送り返そうとしたが、ショーンは「これは僕の責任だ。僕がケジメをつける。分かってくれよ」と説得。
父は「私も昔、後悔をしたことがある」と言うと、去っていく息子を黙って見送るのだった。

タカシとの決着

トゥインキーはショーンに街を出ようと促すが、ショーンは直接カマタに会ってケジメをつける気でいた。
ショーンの覚悟を読み取ったトゥインキーは愛車に隠していた、ハンが着服した大金入りのバッグをショーンに手渡したのである。

ショーンはカマタのいる店に向かい、組の衆に日本語で「カマタさんに会わせて下さい」と頼み込んだ。
ショーンはタカシやニーラと一緒に店の奥にいるカマタと対面、アガリを返してカマタに謝罪すると、「タカシと僕はみんなに迷惑をかけました。僕はタカシとレースで決着をつけたい。負けた者はこの街を去るおという条件で」と持ち掛け、カマタはタカシに「また勝てばいい」と告げてショーンの申し出を受諾するのだった。

ショーンと仲間たちはハンのガレージに向かったが、ハンの車はひとつ残らず警察に押収されていた。ただし、ショーンが壊したままのシルビアだけを残して。
ショーンは父のマスタングにシルビアのエンジンを載せ、峠道を走りながら仲間たちとチューニングしていき、遂にマスタングは往年の姿で復活したのである。

決戦の場は、タカシだけが完走できたという難関の峠道。

夜の峠道、ショーンの仲間たちやカマタ、ニーラが見守るなか、ショーンのマスタングとタカシのフェアレディZとの一騎打ちが始まった。
序盤はタカシがリードするも、ショーンはハンとの絆を胸に追い付き、互角のバトルを繰り広げたのだ。

焦るタカシは誤って沿道の車にぶつけてしまい、ショーンに体当たりを試みるも、ショーンは磨き上げたドリフトのテクニックでかわしていき、ハンドルを誤ったタカシはコースアウトして崖下に転落、フェアレディZは無残にも大破するのだった。

勝利のゴールインしたショーンを仲間たちが出迎えた。
カマタはショーンとニーラに「お前たちは自由だ」と告げ、タカシは街から追放されたのである。

後日、東京のニューヒーローとなったショーンのもとに、トゥインキーが新たな挑戦者が名乗り出たことを告げてきたのだ。
その人物とはハンの仲間だったという。

受けて立つことにしたショーンは新たに手に入れたシルビアに乗り込んだ。
ハンに勝って貰ったという古いプリムス・ロードランナーに乗ったこの男こそ、アメリカでは伝説の走り屋として語り継がれるドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)であった。

ショーンとドミニクはニーラの合図でスタートを切った。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の感想とまとめ

記念すべき第1作『ワイルド・スピード』(2001年)、第2作『ワイルド・スピードX2』(2003年)では、トヨタ・スープラや日産・スカイラインGT-Rなどの日本車が重要な役割を果たしてきました。
そして3年ぶりの続編となった今作では遂に舞台を日本に移し、これまでの“ゼロヨン”とは打って変わって日本独自に発達した“ドリフト文化”をメインのテーマに据えています。

今作では“ドリキン(ドリフトキング)”の愛称で親しまれる伝説のレーサー、土屋圭市の全面監修のもと、日本人カースタントマンによる迫力あるドリフトシーンが再現されています。ただし、渋谷のスクランブル交差点のシーンなどでは走行シーンの撮影はロサンゼルスで行い、渋谷の光景を合成する手法を用いています。
今回もまた、日産のシルビアやフェアレディZ、マツダのRX-7やRX-8、三菱のランサーエボリューション(ランエボ)などの日本車が所狭しと大活躍しています。

今回の主役はシリーズの顔であるヴィン・ディーゼルでもポール・ウォーカーでもなく、シリーズ初参戦となるルーカス・ブラックが抜擢されています。ルーカスは後のシリーズ第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)にも登場しており、本作のラストで描かれたヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットとの勝負のその後が描かれています。また、今後のシリーズでも重要人物として関わることになる、サン・カン演じるハンの死の真相はシリーズ第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)で描かれることになります。

今作では、これがハリウッドデビュー作となった北川景子や海外での活動歴の長い千葉真一(本作では海外での芸名“JJサニー千葉”名義)が重要な役どころを務め、立体駐車場でのドリフト・バトルのスターターの男役で妻夫木聡、ショーンの高校の教師役で柴田理恵、主人公ショーン(ルーカス)の父の愛人役で真木よう子、ショーンが取り立てに行った刺青の男役でKONISHIKI、トゥインキーが資金調達のため出向いた原宿で出くわしたゴスロリ嬢の役で中川翔子がカメオ出演しており、アドバイザーの土屋圭市も釣り人の役でカメオ出演しています。

今後のシリーズは第4作『ワールド・スピードMAX』(2009年)で第2作『X2』の直後まで遡り、以降の時間軸は第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011年)、『EURO MISSION』、本作、『SKY MISSION』、そして第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年)まで至ることになります。

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