いつも豪華なメンバーが勢揃いで有名な映画「オーシャンズ」シリーズ。
前作ではオーシャンシリーズも最後かと言われていましたが、今回は「オーシャンズ」のメンバーが全員女性の「オーシャンズ8」が公開されました。
また全シリーズに負けないほどの豪華メンバーで、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイや今や全世界で大人気の歌姫のリアーナまで!
そんな豪華メンバーでお届けする「オーシャンズ8」を今回ご紹介します。
Contents
オーシャンズ8の予告動画
オーシャンズ8の作品情報
タイトル:オーシャンズ8
原題:Ocean’s Eight
監督:ゲイリー・ロス
製作/脚本:スティーブン・ソダーバーグ
公開日:2018年6月5日(アメリカ)2018年8月10日(日本)
出演者:サンドラ・ブロック/ケイト・ブランシェット/アン・ハサウェイ/リアーナなど
詳細:前作までは製作のスティーブン・ソダーバーグが監督でしたが今回は「ハンガーゲーム」などで有名なゲイリー・ロスが監督を担当。また今回は出演していませんが、前回までのオーシャンズシリーズの主演、ジョージ・クルーニーも製作に携わっています。
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キャスト
以前までのオーシャンズシリーズとはほぼ全員総入れ替えの今作品。
アカデミー賞を受賞したサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットを主にその他にもハリーポッターシリーズで有名なヘレナ・ボヘム=カーター、色んな世代から絶大な支持を持つ歌姫リアーナなどの豪華共演!
オーシャンズ8のあらすじ(ネタバレ)
前作までの主人公、欲しいものは何でも全て手に入れる泥棒、詐欺師であるダニー(ジョージ・クルーニー)を兄に持つ妹のデビー(サンドラ・ブロック)。
そんな彼女が刑務所にて仮釈放されるシーンから映画が始まります。
今回の仮釈放される前の面談のシーンにてデビーの兄、ダニーや彼女の家族がほぼ全員詐欺師だったからお前もその血が入ってるのではないのか。など色々問いかけられますが、デビーは兄は生粋の詐欺師で、彼の血として流れているぐらい。でも決して自分は違います。と答えます。
ただ兄が兄なら彼女も彼女。
そんな簡単には変わることは出来ません。
泣きの演技も朝飯前です。
そんな涙を流しながらも切に訴えるデビーは今回は特別なものだと言われながらも無事に仮釈放されます。
そうして無事に外に出れたデビー、そんな彼女にはもう既に刑務所にいた5年間練っていた次の企みがありました。
彼女の古くからの友人、ルー(ケイト・ブランシェット)はあるクラブにてヴォッカの瓶を水に入れ替え、偽酒として販売していました。
そんな彼女にデビーからメールが来ます。
「あいつのお墓はどこ?昼の12時にね。」と。
兄ダニーのお墓を訪れたデビー。
そこで現れたのはルーベン(エリオット・グールド)。
彼は過去のオーシャンズシリーズ3作に出ていたホテル経営者。
ダニーからギャンブルを教えてもらったことで繋がり、オーシャンズのメンバーでもありました。
そんなルーベンは実はそんな友人の妹もデビーとも繋がっており、彼女に「もうそんなことしなくてもいいんだ。彼も君がするとは望んでいない。」などデビーが次の’大仕事’をすることを止めるよう説得します。
でもそんなルーベンに「絶対に捕まらないから。」と言い、お墓を去って行きました。
外には彼女の友人のルーが車で待っていました。
そして彼女の車に乗り込みデビーはルーに次の計画を伝えるのでした。
新たな”仕事”
その計画内容というのはカルティエが所有する、もう地下約15メートルの金庫に保管されている宝石”トゥーサン”を手に入れることでした。
ただその宝石は門外不出のもの。
ルーがどうやって持ってくるのかデビーに尋ねると彼女はこう言いました。
「持ってこさせるのよ。」
彼女の言った「持ってこさせる」という自動的ではなく多動的な言葉の意味とは?
デビーはルーから用意された場所で服を着替え、あるギャラリーへと向かいました。
そのギャラリーは画商をしているクロードという人のもの。
そんな彼、クロードはデビーをギャラリーで見つけるや否や彼女を避けるように逃げます。
しかし角を曲がったところにデビーがいました。
クロードは「元気そうだね!」と声を掛けましたが、デビーが手に持っていたのは先を尖らせた凶器の歯ブラシ。
「ナイフってどんなのか知ってる?」と脅しますが、彼を傷つけることはなく彼のボタンだけとナイフで取り、その場を去りました。
別の日に、デビーとルーはニューヨークのセントラル・パーク付近を歩いていました。
そしてそこでデビーが思いついた今回の計画をルーに話します。
銀行強盗を考えたが面白くもない、攻める銀行の数が増やすということでもない、そして思いついたのが同じニューヨークにあるメトロポリタン美術館にて開催される世界一豪華なファッションイベント、”メットガラ”。
そして本年度、ホストを務めるハリウッド女優のダフネ(アン・ハサウェイ)を利用し彼女にトゥーサンを付けさせ、”持ってこさせ”なんと1億5000ドルもする宝石トゥーサンを頂くというものでした。
その計画の内容を聞いたルーは無謀すぎる内容に反対でしたが最後は渋々愛する友人のため彼女の右腕となることに。
勿論2人だけでは成功はしません。
まずはダフネに豪華宝石、トゥーサンを付けさせるためデザイナーを探します。
オーシャンズ招集
そんな中、90年代に売れたデザイナーでもう近頃では借金まみれとなってしまった落ちこぼれデザイナー、ローズ(ヘレナ・ボヘム=カーター)をルーが指名します。
彼女たちはローズに若手人気スター、ペネロピ(ダコタ・ファニング)と密着な関係に見えるようにし、ダフネを嫉妬させました。
そんな彼女たちの思惑通り、ダフネはローズを指名してきました。
次にトゥーサンのレプリカを作るため、ローズと別にオーシャンズにスカウトされた天才宝飾デザイナーのアミータとトゥーサンの視察に行きます。
怪しい場面もありましたが特殊なメガネを付け無事にトゥーサンのスキャンができたオーシャンズ。盗品ディーラーで一児の母のタミーが用意した3Dプリンターにてレプリカを製造しました。
また別にバンクシーという覆面の美術家が美術館内に作品を持ち込むという事件が発生します。
それに慌てた美術館側は警備会社に警備の強化を支持し、その会議の中清掃員として紛れ込んだ凄腕ハッカーのナインボール(リアーナ)が設計担当者のパソコンにハッキングし、死角を作るよう女子トイレのカメラの位置をずらしたのでした。
盗品ディーラーでコミュニケーション力の高いタミーは欠員が出たVogue編集部に雇ってもらいメットガラに関する情報を次々とゲットしていきます。
その際ダフネの横の席が空いてることがわかりました。
デビーはその席にクロードを座らせることにしました。
実はクロードは前デビーと付き合っていて、彼に騙され、彼女は刑務所行きとなっていたのです。
そんな彼女のもう一つの目的は彼にも刑務所行きとなってもらうことでした。
今回の罪は全部彼に背負ってもらう計画なのです。
作戦実行
そんな全てデビーの計画通りの中、メットガラが始まりました。
オーシャンズはナインボールが会場の監視カメラのハッキングし他のメンバーは会場スタッフとして潜入しました。
席に着いたダフネにスープが配膳されるのですが、そのスープはルーが仕込んだ薬入りのもの。
すぐに気分が悪くなったダフネは女子トイレに駆け込み、彼女に付いていた警備員も入ろうとしますが扮装したデビーに止められます。
その際にオーシャンズの一員でウェイターとしていた凄腕スリ師のコンスタンスが一瞬のスキを狙いネックレスを取ります。
それをそこのカメラの死角外にいたウェイターの男性の配膳に乗せ、キッチンまで運ばせ食器洗いとして働いていたアミータの手に渡ります。
アミータは手にしたトゥーサンに手が震えますがトイレに駆け込み、トゥーサンを何個か別のジュエリーとして分解します。
そんな中ダフネの首からトゥーサンが無くなっているのを見た警備員たちは全ゲストを一旦会場から出しトゥーサン探しが始まります。
そして警備員が分解中のアミータがいるトイレの近くまできます。ここバレたら一巻のお終い。
そんな状況でタミーが噴水に隠していたレプリカのトゥーサンを取り出し「あったわ!」と叫び、
間一髪のところアミータは作業を終え、再びメットガラが再開されました。
オーシャンズは皆んなタミーから支給されたドレスに着替えアミータによって分解された宝石を身につけ無事にデビーの作戦は終わったのでした。
カルティエに戻ってきたトゥーサンを鑑定士がチェックしたところ偽物だということが判ります。
そこで保険調査員、ジョン・フレンジャー(ジェームス・コードン)が呼ばれます。
彼はデビーや彼女一家のこととも顔なじみでデビーの写真を見るや否や彼女を疑いますが、
詐欺師一家に産まれ育ったデビーにはアリバイがありました。
今回の罪は全て彼に背負ってもらう、そうクロードです。
彼女は会場で彼とぶつかった時にバラバラに分解された宝石を彼の内ポケットに入れていたのです。
それに気付いていないクロード。
そんな中、意外とそんな作戦に気付いている人がいました。
なんとその人は利用されていたはずのダフネでした。
彼女はオーシャンズが思っていたよりかは頭が良く、見抜いていたのでした。
そんな彼女は本当の友達がいなく、楽しそうという頭が良いのか悪いのかよく分からないそんな理由で犯罪グループのオーシャンズに加わったのでした。
彼女はクロードを呼び、彼を誘惑しベットに縛り付けている間にデビーが忍び込ませた宝石の写真を取り、それをデビーがジョンに送りつけたのでした。
その事と、他に彼が持つ会社に架空の人物が大量のお金を振り込むという工作もオーシャンズに仕掛けられクロードは逮捕されたのでした。
ここでダフネが自分がチームに加わったため取り分が減ってしまうのではとデビーたちに聞きました。
ルーは笑みを浮かべ、トゥーサンだけを貰うと誰が言った?とある扉を開けると、そこには大量の宝石が、、。
会場にあった他の宝石も全て持ってきていたのでした。
しかもその宝石を取ったのはルーと以前オーシャンズシリーズに出ていたイェンでした。
その後大金を手にした各々はそれぞれ自分の人生を謳歌していました。
そしてデビーは再びダニーのお墓に出向き、あなたにも見せたかった。とマティーニ片手に言ったのでした。
オーシャンズ8の感想
全オーシャンズシリーズを見て、
前作でもうこのシリーズは終わりなのかなと思っていたのですが、
なんと今回女性バージョンで新作というまた新たなオーシャンズを見れて、世界中のオーシャンズファンが喜んだのではないかと思います。
ただ個人的に思ったのは、少し内容が薄いかなという事。
勿論映画の尺が理由など色々あるかもしれませんが、一人一人の描写が少なく、またなんでそれがバレなかったの?と思うところが幾度がありました。
英語で言う”ポップコーン・ムービー”(ポップコーン片手に気軽に見れる映画)だと思うので、そこまで深い内容にせずまたコミカルな作風にするためかもしれませんが、疑問に思う点が多くそこが少し残念に思えました。
ただ英国の人気トーク番組グラハム・ノートンショーにメンバーが出演していた時に実際にメットガラ常連のリアーナをいじったり、ヘレナ・ボナム=カーターがなぜメットガラに呼ばれないのかと言う問いにリアーナがその奇抜な服装だからじゃない?とジョークを言ったりと彼女たちの仲の良さが見え、それをこの映画を鑑賞する前に見れたので実は撮影合間にまたジョーク言ったりしてるのかなと考えたりし、とても楽しめました。
観客を喜ばせるには充分だとも思います。
と言うのも、まずアカデミー賞常連の俳優たち、全世界で人気で、母国では彼女の名前が付いた祝日があるほどの歌姫など豪華すぎるとも言える俳優陣の共演ですし、以前のオーシャンズシリーズでも出演していた俳優たちも何人か出てきたりなど楽しませる要因はたくさんあります。
また少し気になったのはなぜ8なのか。
人数が8(最初はアン・ハサウェイ演じるダフネがいなかったため7人)なのはあるかと思いますが、リアーナ演じるナインボールといい、どこかで続編があるようにも見えます。
そういうちょっとしたところもファンを楽しませる理由かもしれません。
まとめ
男性では出来ない女性ならでこその作風(昔付き合ってた男性に復讐や宝石を自ら身につけるなど)や超豪華なメンバーのやり取り、でも今までと同じように音楽と共に行われるこちらまで見ててスカッとするような軽快な動きなど初めて見る人でも、私のように今までの作品を見た人でも楽しめる作品です。
まだ今のところ次回作の情報などは出ていませんが、もし出たら嬉しいニュースですし、これで終わりだとしたらそれはそれでやられた!と思えますし、どちらにしても気軽に楽しめますのでお子さんと一緒に、カップルで、友達となどと映画観たいなとお考えの方にお勧めの作品です。
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