映画「LUCY/ルーシー」のあらすじネタバレと感想!動画の無料視聴方法も紹介

人間の脳の能力は約10パーセントしか発揮できていないという説は昔から存在し、今なお賛否の分かれる議題となっています。
今回は、「もし脳の潜在能力を100パーセントに解放したらどうなるのか」をテーマに、スカーレット・ヨハンソンとリュック・ベッソンがタッグを組んで製作したSFアクション映画『LUCY/ルーシー』についてのあらすじとネタバレ、感想を大特集しますので最後までお付き合いください。

『LUCY/ルーシー』の作品情報

タイトル:LUCY/ルーシー
原題:LUCY
監督・脚本:リュック・ベッソン
製作:ヴィルジニー・ベッソン=シラ
公開:2014年7月25日(アメリカ)、2014年8月29日(日本)
出演:スカーレット・ヨハンソン/モーガン・フリーマン/アムール・ワケド/チェ・ミンシク/ジュリアン・リンド=タット//ピルー・アスベック/ など

監督・脚本は『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』『TAXi』など数多くのヒット作を世に送り出しているフランス映画界の巨匠リュック・ベッソン。
音楽はリュック・ベッソン作品に数多く参加しているエリック・セラが今回も参加しています。

『LUCY/ルーシー』のキャスト

主演は『アベンジャーズ』のブラック・ウィドウ役であるスカーレット・ヨハンソン、助演にはアカデミー賞など数多くの栄冠に輝く名優モーガン・フリーマンが参加しています。
その他にも、韓国の大スターであるチェ・ミンシク、『ジオストーム』のアムール・ワケド、元フィギュアスケート選手という経歴を持つアムール・ワケドなどが出演しています。

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『LUCY/ルーシー』のあらすじ・ネタバレ

依頼

10億年前、ひとつの細胞が誕生した。
細胞は二つに、それぞれの細胞は更に二つに分裂していき、やがて生命が生まれた。
類人猿は進化して人類となり、文明社会を築き上げた。

現代の台湾・台北。

アメリカ人女性のルーシー・ミラー(スカーレット・ヨハンソン)は、知り合って間もないリチャード(ピルー・アスベック)というテンガロンハットの男からとある依頼を受けていた。
乗り気ではないルーシーに、リチャードは「こないだ博物館で見たんだ。人類最初の女とされる“ルーシー”(という名の猿人)を」などと彼女の機嫌を取りつつ報酬1000ドルを提示してきたのだ。

以来の内容とは、すぐそばのホテルにいる韓国系マフィアのボス、ミスター・チャン(チェ・ミンシク)にアタッシュケースを渡してほしいというものであり、その中身はリチャードすら知らないものだった。
リチャードは嫌がるルーシーに無理やりケースと繋がった手錠をかけ、「こうするしかなかったんだ。早く終わらせようぜ」と前金500ドルを渡してホテルに向かわせたのである。

謎の粉末

早く終わらせたいルーシーだったが、フロントにチャンを呼ぶよう頼んだところ、チャンの手下らしき複数の男たちが現れ、いきなりホテルの外にいたリチャードを射殺したのだ。
男たちはフロントに口止め料の金を置くと、ルーシーを捕らえて無理やりエレベーターに乗せ、ある部屋へと連行するのだった。

そこには何者かの死体が転がっており、怯えるルーシーは必死で命乞いしていたところ、顔と手に血飛沫を浴びたチャンが姿を現した。

ルーシーは英語と中国語で自分はただ頼まれただけだとアピールしたが、朝鮮語を話すチャンとその一味には全く伝わらなかった。
チャンは通訳の男と電話越しルーシーにケースを開けるよう命じ、恐る恐る開けてみると、中には青い粉末が入ったビニール袋が4袋入っていたのである。

チャンはそのうちの1袋から粉末を取り出し、明らかに重度の麻薬中毒な男を連れてくると試しに吸わせるのだった。
男は明らかにラリった様子で大声で笑い始め、チャンは男を射殺するとルーシーにひとつ仕事を依頼してきたのだ。

拒絶したルーシーは手下に殴られて気絶したのである。
その直後、スクリーンは暗転し「1%」という数字が記された。

潜在能力

同じ頃、フランス・パリの某大学。
脳科学の権威サミュエル・ノーマン博士(モーガン・フリーマン)は大勢の受講者を前に、脳の潜在能力について熱弁を振るっていた。

一般の動物は脳の5%しか機能しておらず、生態系の頂点たる人類でも10%、良くて15%しか活用していないのだという。

「10%」

それが20%になると歴史上の哲学者や科学者のように革命を起こし、40%になると他人を意のままに操ることができるようになり、それを超えると今度は物体を操ることになり、これ以上はSFの世界になり我々の想像の範疇をも超えることになるとノーマン博士は仮説を立てたのだ。

参加者の「もし脳の能力を100%使えたらどのようなことが起こるのでしょうか」との問いには、さすがのノーマン博士も「見当がつかない」と答えるしかなかったのだった。

運び屋

台北。
ルーシーはとある部屋のベッドで目を覚ました。
ルーシーは下腹部に血の滲んだ包帯が巻かれていることに気付いたのである。

ルーシーはチャンの前に連行され、チャンの手下であるイギリス人(ジュリアン・リンド=タット)は、ルーシーの下腹部に例の青い粉末こと新種の麻薬「CPH4」を入れた袋を埋め込んだのだという。

イギリス人は更に3人の男を呼び込み、航空券と偽造パスポートを渡して24時間以内にそれぞれの祖国へ帰るよう命じたのだ。
どうやらこの男たちもルーシー同様に腹部にCPH4の袋を埋め込まれたようだ。

続けてイギリス人は、現地にいる手下が袋を回収した後は自由の身にしてやると言い、万が一警察に通報した場合はあらかじめ情報を入手している家族や親戚に危害を加えると脅すのだった。

自分が麻薬の運び屋にされたことに気付いたルーシーは、頭に黒い布を被せられてとある場所に移送されたのである。

覚醒

ルーシーは何としても脱走する方法を考えていた。
薄暗い部屋に連行されたルーシーは両手を鎖で拘束され、タトゥーの男から殴る蹴るの暴行を受けたのだ。

腹部の傷跡からは血が滲み、ルーシーは薬物中毒者が味わったような感覚に襲われるのだった。
その時、下腹部の袋が破れ、CPH4がルーシーの体内に回ったのである。

ルーシーは未だ経験したことのない壮絶な激痛にのたうち回ったのだ。

「20%」

ようやく苦しみから目覚めたルーシーの前に、見張りの男が現れた。
男は鍵と拳銃をテーブルに置くとルーシーをレイプしようとしたのだ。

覚醒したルーシーは瞬時に男を倒し、拘束を解くと拳銃を奪い、タトゥーの男たちを射殺したのである。
その時、ルーシーは肩に銃弾を受けていることに気が付いたが、全く痛みは感じず、素手で銃弾を摘出するのだった。

ルーシーはありったけのライフルや拳銃などをバッグに詰め込み、アジトから脱出したのである。

CPH4の威力

ルーシーはタクシーの運転手を拳銃で脅して病院へ向かわせた。
移動中のルーシーの耳には、遠くの公衆電話の会話、携帯電話の会話、店の中で会話する男女の声などがクリアに聞こえてきたのだ。

病院に入ったルーシーは拳銃を手に手術の最中だった手術室へ入り込み、CTスキャン写真を見るなり「助かる見込みはなかった」と患者を射殺、主治医に銃を突き付けて今すぐ腹部の袋を取り出すよう要求するのだった。

摘出の最中、ルーシーは主治医のスマホを借りて故郷の母に連絡を取り、両親への変わらぬ愛を伝えると共に、今や自分は空間や重力、地球の自転、そして自分の胎児の頃の記憶などあらゆるものに対する感覚が研ぎ澄まされていることを涙を流しながら告げたのである。

摘出された袋の中身は既に半分がルーシーの体内に吸収されており、ルーシーから袋の中身を尋ねられた医者はCPH4について説明を始めた。
それは妊娠6週目の妊婦の胎内からごく微量だけ採取されるものであり、胎児にとっては全身の骨を形作るための重要なエネルギー源だというのだ。

医師は大量のCPH4を取り込んでよく生きていられるなと驚愕するのだった。

運び屋の行方

病院を出たルーシーの目には、樹木の根や枝の一つひとつまでクリアに映っていたのだ。

ルーシーは二丁拳銃を颯爽と携え、チャンの事務所に殴り込んだ。
手下らを射殺したルーシーはチャンの両手にナイフを突き立て、まるで人が変わったように哲学的に状況を語ると、他の運び屋3人の行方を聞き出そうとしたのである。

ルーシーは黙して語らぬチャンの額に指をあてて脳内の情報を読み取り、運び屋たちの行き先がベルリン・パリ・ローマであることを突き止めると、「情報をありがとう」と言い残し、絶叫するチャンを尻目に立ち去っていくのだった。

ルームメイトのキャロライン(アナリー・ティプトン)の待つ部屋に戻ったルーシーは、彼女のパソコンを借りると凄まじい勢いでありとあらゆる情報をかき集め、その中からノーマン博士の存在に辿り着いたのだ。

止まらぬ覚醒

講演を終え、ホテルに戻ったノーマン博士はルーシーから電話を受け取り、「あなたの研究資料は全て読んだわ。6374ページ分ね。会ってもらえる?」と告げられたのである。
にわかに信じがたいというノーマン博士だったが、突如部屋のテレビにルーシーの顔が映し出されたのに驚き、とりあえず彼女の話を聞くことにするのだった。

ルーシーはノーマン博士の理論はあながち間違いではないと言うと、自分の脳細胞は急激な速度で覚醒しており、このままでは体が持たず24時間以内に自分は死ぬだろうと告げ、今や覚醒が28%まで達した自分は他人や物質、磁気や電波を操れる状態にあると明かし、実際にパソコンやスマホ、時計などを操ってみせたのだ。

ルーシーは驚くノーマン博士に、知識が増えていくのと引き換えに痛みや欲望、感情など人間らしさが失われていくのを感じていると告げた。
ノーマン博士はルーシーに「考えてみてくれ、生命というものの本質を。生命の唯一の目的は学んだ知識を後世に伝えることだ。君の知識を時を超えて未来へ伝えなさい。生きようと試みる細胞のように」とアドバイスしたのである。

ルーシーは12時間以内に行くと告げて電話を切り、キャロラインには身体の機能が低下しているから早急の受診と生活習慣の見直しを告げると荷物をまとめて部屋を出るのだった。

CPH4を回収せよ

病院で起こした一件で指名手配の身となったルーシーは、自らの金髪のボブを黒髪のロングストレートに変化させて空港に向かい、パリ行きの便に乗る直前にフランス警察のピエール・デル・リオ刑事(アムール・ワケド)に電話をかけた。
ピエール刑事はなぜか面識のないルーシーが自分のフルネームを知っていること、そして自分がデスクに腰かけており、その傍には赤いボールペンがあることまで言い当てたことに驚愕したのである。

「30%」

ルーシーはピエール刑事に運び屋3人の情報を伝え、更には3人の顔写真まで署内のパソコンに転送したのだ。
その情報は直ちに各国の警察に伝えられ、3人の運び屋はそれぞれ辿り着いた空港で逮捕され、ピエール刑事は3人をパリに移送するよう手続きするのだった。

パリ・ドゴール空港に向かう飛行機に乗ったルーシーは2名分の座席を占拠、2台のパソコンを同時に超高速で操作していた。
ルーシーはキャビンアテンダントにシャンパンを頼み、「知識に乾杯」と呟いて飲んだのである。

「40%」

その時、ルーシーは自分の歯が抜け落ちてグラスに落ちたことに驚いたのだ。
やがてルーシーの身体は急速に劣化、少しずつ粒子になって消滅しかかるのだった。

慌ててトイレに駆け込んだルーシーはバッグから残りのCPH4を取り出して口に含むと、身体は光を放って元通りに復元され、金髪ボブに戻ったルーシーはそのままパリの病院に搬送されたのである。

ルーシー、パリへ

「50%」

ルーシーが搬送された病院では、ピエール刑事が医師からCPH4について説明を受けているところだった。
病室を抜け出したルーシーは手を触れずに警官隊を倒し、ピエール刑事の拳銃の弾を抜くと、パリに護送されてきた運び屋3人からCPH4を回収するためピエール刑事に協力を求めたのだ。

ピエール刑事の覆面パトカーに乗り、凱旋門付近に到着したルーシーは人々の携帯電話の電波を手繰り寄せ、パトカーの無線と繋げると、パリ入りしていたチャンが手下と連絡を取り合っていることを嗅ぎつけたのである。
ルーシーは強引に運転を代わり、幹線道路を逆走しながら運び屋たちが移送された病院へと急ぐのだった。

「60%」

移送先の病院では、チャンの手下たちが警官たちを射殺、運び屋たちからCPH4を回収していた。
警察の追跡をかわして病院に着いたルーシーは手を触れることなく手下たちを倒し、CPH4を持って逃げようとする手下らの前に透明なシールドを張り、CPH4を3袋全て回収したのだ。

「俺の助けは必要ないのではないか」というピエール刑事にルーシーはキスをして引き続き協力を求め、超一流の研究者たちと共に大学の研究室にいたノーマン博士に連絡を取ったのである。
その様子をチャンが見ていたのだった。

100%

ノーマン博士がルーシーに今から来れるかと言った直後、ルーシーはピエール刑事を伴って研究室に現れたのだ。
ルーシーは研究者の一人の過去を寸分の狂いもなく言い当てると、大学がチャン一味に包囲されたことを察知、ピエール刑事に警備を頼むとノーマン博士や研究者たちに説明を始めたのである。

ルーシーは自らの手を自由自在に変化させ、物質を自由自在に操りながら、研究者ですら理解しがたい現象の説明をしていたその時、チャンは武装した手下らを引き連れて大学内に入り込んでいた。
やがて銃声が鳴り響き、ピエール刑事が長くは持ちこたえられないと告げると、ルーシーは「その時がきた」と言うと全てのCPH4を点滴を通じて体内に取り込み始めたのだ。

ルーシーは覚醒が100%に達したら自らの知識をデータ化してノーマン博士に託すと約束するのだった。
ピエール刑事率いる警官隊とチャン一味が対峙するなか、ビデオカメラの前で遂に全てのCPH4を取り込んだルーシーは口から光線を吐き出したのである。

「70%」

警官隊とチャン一味が激しい銃撃戦を繰り広げるなか、ルーシーの腕はいくつもの触手と化し、室内のパソコンやコピー機、ビデオカメラ、そしてスーパーコンピューターを取り込み、吸収し始めた。

「80%」

研究室はルーシーやノーマン博士たちと共に突然真っ白な世界に転送され、ルーシーの身体から伸びた触手はひとつの塔のような物体へと姿を変え、ノーマン博士はそれを見て「次世代のコンピューターだ」と呟くのだった。

「90%」

チャンの腹心のひとりが警官隊からロケットランチャーを奪い、研究室目がけて発射した。
爆風に吹き飛ばされたルーシーの意識はエッフェル塔に飛び、それから断崖絶壁の丘、ニューヨーク・タイムズスクエアへと至り、やがて時間は逆流を始めて過去へと遡り、いくつもの時代を超えて人類最初の女性“ルーシー”と対面を果たしたのである。

やがてルーシーの意識は地球を飛び出して宇宙空間へと飛び、地球が生まれた時まで遡ったのだ。

「99%」

チャンが銃口をルーシーに向けた時、彼女の意識はとうとう“ビッグバン”の時まで遡っていたのだった。
ルーシーの身体は益々黒くなっていった。

遂にルーシーの能力は100%にまで覚醒した。

チャンはルーシーに銃弾を撃ち込んだ、はずだったが、ルーシーの身体は完全に消滅してしまっていた。

動揺するチャンはノーマン博士らに銃を突きつけたが、駆け付けたピエール刑事に射殺された。
ルーシーが命と引き換えに創り出した次世代コンピューターは筋肉の隆起のように波打ち、ノーマン博士にUSBメモリを託すと崩れ落ちて消滅していったのである。

その直後、ピエール刑事の携帯電話に「I AM EVERYWHERE」(私はどこにでもいる)というメッセージが映し出されたのだ。
ノーマン博士たちはその場に立ち尽くすのみだった。

『LUCY/ルーシー』の感想とまとめ

『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』などの作品で一貫して「強い女性」を描き続けてきた巨匠リュック・ベッソンが本作でタッグを組んだのは、『アベンジャーズ』シリーズに登場する最強の女スパイ“ブラック・ウィドウ”役で実績のある“スカヨハ”ことスカーレット・ヨハンソンです。

物語はごく普通の女性だったルーシー(スカヨハ)は、たまたま留学先の台湾・台北で1週間前に知り合った胡散臭い男に騙され(思えばこの男に出会ったのがルーシーの運の尽きでした)、アジア系マフィアの運び屋にされそうになったことがきっかけで超人的な能力を得るに至ったのですが、所々に他の映画のパロディともオマージュともとれるシーンが挿入されており、潜在能力を覚醒させつつあるルーシーが手を触れずに敵を倒したり物体を操ったりするのは『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーらジェダイの騎士やダース・ベイダーらシスの暗黒卿が“フォース”を使って物体を浮遊させるシーンを彷彿とさせ、終盤でルーシーの意識が人類最初の女性とさせる猿人“ルーシー”と対面した時には、まるで『E.T.』のように自分の人差し指と相手の人差し指を合わせるポーズが用いられていたりします。また、脳の潜在能力といえば、『北斗の拳』の主人公・ケンシロウが敵と戦う時に「北斗神拳の極意は人間の潜在能力を100パーセント活用することにある」と言っていたのを思い出しました。シリアスで時にはグロテスクな展開のある作品の中でもアクセントをつけてくれるこれらのパロディやオマージュなどを探してみるもの楽しみのひとつかもしれませんね。

スカヨハは、最初のうちはか弱いごく普通の女性が新種のドラッグにより脳の潜在能力が覚醒、人間性を失うのと引き換えに無敵の強さを発揮する“強い女性”を巧みに演じ分けています。要所要所をモーガン・フリーマンが説得力のある貫禄たっぷりの演技をみせ、人類の根源など生物学などを絡めた難解なストーリーに渋みを与えています。

今作は、未だに真相の解明されていない永遠の謎である“脳の潜在能力”をメインテーマに、ベッソン監督が得意とするスタイリッシュなアクションと難解なストーリーが上手く融合、最新の映像技術を駆使しつつも1時間半程度とコンパクトにまとめ上げ、全世界で興行収入約4億6千ドルを超えるスマッシュヒットとなり、日本でも10億円以上を売り上げるヒットとなりました。

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