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『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は、前作『メン・イン・ブラック3』に続くシリーズ第4弾。最新作ではキャストが交替し、新人エージェントがMIBの組織に加わる設定です。ベテランエージェント・ハイ・Tに扮するリーアム・ニーセンがロンドン支部長となる本作は、ニューヨーク本部からヨーロッパやモロッコ等MIBエージェントの活躍する舞台が広がる事から副題がインターナショナルとなりました。

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『メン・イン・ブラック:インターナショナル』作品情報

タイトル:メン・イン・ブラック:インターナショナル

原題:Men in Black: International

監督:F・ゲイリー・グレイ

脚本:アート・マーカム、マット・ホロウェイ

原作:『メン・イン・ブラック(原題)』ローウェル・カニンガム

製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド

公開日:2019年6月14日(アメリカ)(日本)

出演者:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、エマ・トンプソン、リーアム・ニーセン、レ・ツインズ、レベッカ・ファーガソン、レイフ・スポール

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』概要

本作の監督を務めたのは、2017年に公開し興行収入10億ドルを記録した大ヒット映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』のメガホンを取ったF・ゲイリー・グレイです。製作は、『MIB』シリーズを牽引してきたウォルター・・パークスとローリー・マクドナルド。製作総指揮に名を連ねるのは、オリジナルから続投するスティーヴン・スピルバーグです。

キャスト

主演は『マイティ・ソー』シリーズのソー役でお馴染みのクリス・ヘムズワースと『ロッキー』シリーズのスピンオフ『クリード』で注目を浴びたテッサ・トンプソンです。そして、エージェントOにエマ・トンプソン、ハイ・Tをリーアム・ニーセンと豪華キャストが出演、

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』あらすじ・ネタバレ

エージェント・ハイTとエージェントHは、エッフェル塔に潜む強暴エイリアンハイブと対峙する。長いたこ足に投げ飛ばされたHは、辛くも這い上がり、ハイ・Tと攻撃を再開した。

見習いエージェント

幼い頃、自室で小さなエイリアンと遭遇したモリーは、家に駆けつけた黒いスーツのMIBエージェント達が両親の記憶を消す場面を目撃。窓からエイリアンを逃がしてやったモリーは、以来宇宙生命体に強い関心を持ち成長した。

その晩から20年以上経過したある日、モリーは宇宙人がニューヨークに向かっている事を独自開発したシステムで知る。現場へ行くと、黒いスーツを着てサングラスをした男達が緑色の宇宙人を連行していた。この日を待ち望んでいたモリーは、男達を尾行。

MIB本部まで追い掛けて来たモリーは建物に忍び込むが、身柄を拘束されてしまう。記憶を消されそうになったモリーは、幼い時にエイリアンに遭遇した経験を話し始め、それを聞いていたエージェント・Oがモリーに関心を持つ。

モリーは、社会に何の繋がりも持たず宇宙の真実だけに興味があるとエージェント・Oに力説する。モリーがMIB本部を探し出した事実も踏まえ、エージェント・Oは見習いのエージェントMとしてモリーを受けいれた。

エージェント・H

ロンドン支部に問題があると睨んでいたOは、エージェント・Mをロンドンへ派遣。支部長のハイ・Tに出迎えられたMは、お祝いに懐中時計をプレゼントされる。ハイ・Tは、地球を訪問中の王家の一員ヴァンカス王子を護衛するようHに命じた。

Mは伝説的な手柄を立てたHに売り込みを掛け、一緒に王子の警護に同行することに成功する。エイリアンだけが集まるナイト・クラブを訪れた2人だが、やる気を失っているHは飲酒し、フロアで踊る始末。そこへ現れた双子のエイリアンが王子を襲った。

HとMは、MIBの武器で対抗するが、強力なパワーを持つ双子には全く歯が立たない。様子を見に駆けつけたMの腕を握ったヴァンガスは、Hは様変わりしたがMは信頼できると確信し宝石を託す。そして、MIBに何かが起きていると言い残し王子は死亡した。

姿を自在に変える双子に苦戦する2人の下にMIBの応援部隊が駆けつけ、双子は姿を消す。任務に失敗したHを咎めるエージェントCは、Mと共に処分するべきだと主張するが、Mは極秘情報であるヴァンガスの所在が敵に知られていた事を指摘。

MIBに内通者がいる可能性を無視できないハイ・Tは、MにCと一緒に捜査を命じ、Hをチームから外す。しかし、双子がハイブのDNAを持ち、更にヴァンガスが特殊な毒で殺害されたと知ったHは、その出所を求めて独断でモロッコへ向かう。

宝石

ヴァンガスから宝石を渡された事を隠すMも真相を探る為Hに同行。現地でバサムに会ったHは、ポーン族が持つ毒を双子が奪った事を聞かされた。一方、ロンドン支部では、事件現場の様子を録画した映像を見たCは、ヴァンガスがMに宝石を渡すのを見る。

HとMは、ポーン族の隠れ家を訪れるが襲撃された後だった。唯一の生き残りであるポーン人は、女王を失いMに忠誠を誓う。Mはポーニーと名付けて一緒に連れて行く。Cの指揮で派遣されたMIBのエージェント達と宝石を狙う双子からも2人は追われる身となった。

バサムから借りた超高速飛行バイクで逃走する2人は、予期せず砂漠へ到着。そこで、ヴァンガスが渡した宝石は驚愕の破壊力を発揮する武器であることが分かった。しかし、バイクに隠れていたバサムのパートナー・ナサールに武器を奪われてしまう。

Hは、イタリアに住む悪名高い武器商人・リザにナサールが宝石を売るつもりだと当たりをつける。リザと以前恋人同士だったHだが、当時は彼女が武器商人である事は知らず、美しさに惑わされたとMに話す。Mは、見た目で惹かれる感情は愛では無いと言った。

リザが住む孤島の城を訪れるHとM。Mがボートに隠れて待機する間、Hはリザと面会する。元恋人に再会したリザは既に宝石を手に入れており、Hに思惑があることを察していた。城から追い出されたHは、護衛を海に投げ込み城へ忍び込む。

その頃、リザの部屋へ侵入したMは机の上から宝石を奪還するが、リザに見つかり戦闘へ発展する。Hもリザの護衛に発見され格闘するものの、腕力の強い相手に歯が立たない。宝石を取り返したリザは、2人を殺すよう護衛に命じた。

その時、Mは、護衛が幼少の時に出会ったエイリアンである事に気づく。護衛もMがモリーだと分かり、命を助けて貰った恩を感じ、リザに宝石を渡すよう脅し2人をその場から逃がした。島から出ようとする2人だったが、突然地面が揺れ始めた。

崖が崩れて身動きが取れなくなったHとMの前に、双子が姿を現す。Mが宝石の武器を構えた時、ハイ・T率いるMIBが背後から双子を一斉攻撃し殲滅した。2人の行動を称えるハイ・T。Mから宝石を受け取ったハイ・Tと共に2人はロンドン支部へ戻った。

裏切り者

職員全員が拍手で帰還を迎え、宝石を厳重に保管するようハイ・Tは指示した。事件は解決したかに見えたが、HとMは腑に落ちない。双子のDNA記録にアクセスを試みたHは、ファイルが消去されていることを知った。

重要事件の記録を消す権力を持ち、双子がリザの島へ現れると知っていた人物だと2人は話し合い、もう一度宝石を確認しに行くが、既に宝石は消えていた。そして、双子が宝石の武器をハイブのためではなく、ハイブに対して使うと言った事を思い出す。

Mはハイ・Tが自分達を監視して追跡した内通者だと睨んだ。そこへCがやって来て、過去のエッフェル塔で起きた事件が怪しいと言う。Hは、輝かしい経歴を持つハイ・Tが裏切り者だとなれば、MIBの威信が傷つく為、内密に済ませようとCに提案。

表沙汰になった場合は、自分が内通者だということにしろとCに言う。MIBの車両に乗り込んだHとMは、エッフェル塔へ急行する。エレベーターで昇ると、ハイ・Tが待ち受けていた。2人の目の前でハイ・Tに成りすましていたハイブが姿を現す。

Mはハイブのたこ足に飛ばされ青く光るワームホールに入り込むが、ポーニーに助けられる。Hは、ハイブに掴まりながらも、まだ体内にハイ・Tが生きていると信じ、自分にとってハイ・Tが父親のような存在だと必死に語りかけた。

一瞬ハイブの目つきが変り、ハイ・Tの声がHの名前を呼び宝石を握ったハイブの手が開く。Hは宝石を掴み、背後に居るMへ放り投げる。転がって来た宝石を手にしたMは武器に変え、向かって来たハイブ目掛けボタンを押した。

凄まじい閃光が突き抜け、ハイブはワームホールと共に消滅する。エッフェル塔を降りた2人をOが出迎えた。HとMの功績を称えたOは、Mを正式にエージェントに昇格すると告げ、記憶を消すニューラライザーを手渡す。

そしてHに対し、Oは、見習いのロンドン支部長に任命した。そして、Oは配属先のニューヨークに戻るようMに命じた。HとMが強い絆を築いた事を察したOは、MIBの一員になった以上、支払う犠牲があるとMを諭した。

MIBの車両でHを待っていたMは、ニューヨークへ帰る前に運転したいと言う。ポーニーがMの言いつけでHの子守をすると顔を出す。Mの運転でMIB車は勢いよくエッフェル塔を旋回し飛び立った。

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』を観た感想

今回第4作目となるMIBは、物語というより新キャラクターの紹介がメインです。ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの人気コンビで独特な世界観を描いたヒットシリーズであるため、エージェントHとMのコンビワークを中心に展開しています。

とは言え、過去作の犬のフランク等お馴染みのエイリアンも引き続き登場。更に、今回は舞台がロンドンという事もあり、HとMが乗るMIB車はジャガーです。戦闘になるとサイドミラーやタイヤのホイール等様々なパーツが武器に変化と楽しい場面も満載。

MIBシリーズの製作者ウォルター・F・パークスとローリー・マクドナルドは、前作『メン・イン・ブラック3』の段階で次作は新キャスト&異なるアプローチで物語を作ろうと考え、ニューヨーク以外の支部を舞台にする構想を練ったとインタビューで話します。

その理由は、ニューヨークにおけるアクションシーン用の場所が新たに見つからなかったそうで、物語が地球規模なため、イタリア、サハラ砂漠、ロンドン、そしてモロッコと場所を広げて国際的にしようという意見で一致したと説明しています。

また、幼い少女がエイリアンと遭遇し記憶を消される事無くエイリアンに執着して成長する、と言うアイデアを考えたのもパークスとマクドナルド。実生活で夫婦でもある2人は、このヒントを基に脚本の草案を執筆しました。

本作で最初にキャストされたのは、クリス・ヘムズワースです。マイティ・ソーを演じたヘムズワースを気に入ったパークスが声を掛けました。続いてモリー/エージェントMは、同作に出演したテッサ・トンプソンとヘムズワースの共演シーンを見て抜擢。

2人は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』も含め今回で3度目のタッグを組みます。他のシリーズに出演しているというマイナス面を考慮しつつも、息の合うコンビが必要と考えた製作陣の決定でした。

当然CGを多用した撮影でキャストされた俳優陣は想像力を必要とされましたが、エージェントMを演じたテッサ・トンプソンは、『キング・コング』(2005年)で見せた説得力あるナオミ・ワッツの演技を参考にしてイマジネーションを膨らませました。

本作の監督を務めたF・ゲイリー・グレイは、過去にコメディやアクション、そしてドラマのジャンルは経験しているものの、SFを撮った事が一度も無かったため、MIBで得意のコメディとアクションを融合させて撮影するのが楽しかったと語ります。

グレイは『交渉人』や『完全なる報復』等ドラマ作品でも定評がある監督です。キャラクターやアクションは楽しい本編ですが、もう少しドラマの部分にヒネリが有れば良かったと感じる久し振りのMIBシリーズ最新作でした。

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