映画「スーサイド・スクワッド」あらすじネタバレと感想!動画を無料視聴する方法も紹介

DCコミックスでヒーローたちを苦しめた悪役たちが主人公のアクション大作。

様々なDCコミックスの映画作品を、同一の世界を舞台にした作品群として扱う(DCエクステンデッド・ユニバース)シリーズとしては「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」に続く第3作品目の映画でもある。

今までの(DCエクステンデッド・ユニバース)のシリアス路線から一変、コミカルに派手に、そしたカッコイイ悪役達が大活躍です。

それでは「スーサイド・スクワッド」のあらすじとネタバレを紹介していきます。

「スーサイド・スクワッド」作品詳細

タイトル:「スーサイド・スクワッド」

原題:Suicide Squad

監督:デヴィッド・エアー

脚本:デヴィッド・エアー

製作:チャールズ・ローヴェン/リチャード・サックル

公開日:2016年8月5日(アメリカ)/2016年9月10日(日本)

出演:ウィル・スミス/マーゴット・ロビー/ジャレッド・レト/ベン・アフレック 他

監督のデヴィッド・エアーは元々は脚本家。「U-571」「トレーニング・デイ」などを執筆し、それを経て監督デビューし、「サボタージュ」「フューリー」などを作りました。

基本的に警察や軍隊もののシリアスでクールな作品が中心ですが、今回はイメージ一新でカラフル、クレイジーな世界を作り上げました。

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「スーサイド・スクワッド」のキャスト

主演のデッドショット演じるのはウィル・スミス。「メン・イン・ブラック」「アイ・アム・レジェンド」など多くの超大作の主演を果たしています。

ジョーカー役はジャレッド・レト。2013年公開の「ダラス・バイヤーズクラブ」ではアカデミー助演男優賞など数々の賞を受賞しました。

ハーレクイン役のマーゴット・ロビーは「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でレオナルド・ディカプリオの妻役で注目され、今作はキレた言動や派手な衣装から、もう一人の主人公ともいわれています。

「スーサイド・スクワッド」あらすじとネタバレ

アメリカ政府の高官、アマンダ・ウォラーはスーパーマン無き世界にメタヒューマンに対抗するため、ルイジアナ州にあるベルレーブ凶悪犯収容施設に収容されている囚人たちで特殊部隊(タスクフォースX)を作ろうと考えていた。

そのメンバーは収容所からまず6人が選ばれる。

4キロ先の標的を一発で仕留める暗殺者で銃器の達人デッドショット。彼は娘と歩いている時にバットマンに見つかり、逆に撃とうとするが、娘に懇願されその場で逮捕される。

アーカム精神病院でバットマンの宿敵だったジョーカーの主治医だったハーレクインは、彼と恋に落ちる。ジョーカー逃亡の際に精神を病み、行動を共にするようになる。逃亡中に車ごと海に落下。そこでバットマンに助けられて収容される。

ブーメランを使って強盗を働いていたキャプテン・ブーメランはフラッシュに捕らえられる。

LAギャングのエル・ディアブロは炎を出すことのできる能力を持っていたが、自分の手で妻うを殺してしまったことを後悔し自首。自分の力を恐れて狭い金属タンクに閉じこもっていた。

爬虫類に退化していく体質のキラー・クイック。彼もバットマンに捕まり収容された。

そして縄使いの殺人者スリップノット

異界出身の魔女であるエンチャントレスもウォラーは利用しようとしていた。 エンチャントレスは考古学者ジューン・ムーン博士 によって遺跡で 蘇った。エンチャントレスはジェーン・ムーン博士に憑依するが、その心臓はウォーラーが管理しており、反抗することができなかった。

そのタスクフォースXの指揮官リック・フラッグ大佐は憑依されたジューン・ムーンの警護をしているうちに恋に落ちてしまう。

そんなタスクフォースXを承認させるため、ウォーラーはジューン・ムーンに憑依し、ウォラーに心臓を管理されているエンチャントレスを使って力を見せつけ、部隊の承認をとりつける。

ウォラー、ムーン博士、フラッグ大佐は囚人たちに会いに行く。しかし大佐は囚人たちなんかを部下にしたくないから降りると言い出す。ウォラーは大佐が降りるなら恋人であるムーン博士を薬漬けにして拘束すると彼を脅した。

魔女の逃亡

フラッグ大佐がムーン博士と一緒にいるとき、ムーン博士はエンチャントレスに変身し、ウォラーの自宅へ行く。そこにある心臓を取り返そうとしたが警報装置が働いたため、弟のインキュバスが封じ込められている像を持ち出す。

地下鉄構内であるビジネスマンにインキュバスを憑依させて、再び大佐のもとへムーン博士として舞い戻る。憑依されていることに絶望していたムーン博士は、フラッグ大佐に「もし決断を迫る状況になったら、私を殺してでも魔女を倒して!」とフラッグ大佐に伝える。

そしてインキュバスに憑依されたビジネスマンは地下鉄構内にいた人々を次々と飲み込んで巨大化した謎の生命体となって現れる。そして地下鉄を簡単に破壊し、構内は大混乱に陥っていく。

それを阻止しようとフラッグ大佐はエンチャントレスを呼び出すが、隙をつかれて逃げられてしまう。

フラッグ大佐からエンチャントレス逃亡の知らせを受けたウォラーは心臓を破壊しようとする。瀕死のエンチャントレスにインキュバスは力をあたえ、エンチャントレスの力はさらに強大になる。

スーサイド・スクワッドの結成

政府はすぐにタスクフォースXの出動を命じる。

囚人たちは建物内から出される際に何かを注射される。フラッグ大佐は囚人たちに注射したのはナノ爆弾で、その爆弾は米粒ほどだが威力は手榴弾と同等であること、逆らったり、逃げたりしたら爆弾は爆発することを伝える。

そこでデッドショットは自分たちのことをスーサイド・スクワッド(決死部隊)と揶揄する。

スーサイド・スクワッドは以前に着ていた服を返されて、武器も与えられる。

戦闘準備が整った囚人たちにウォラーは地下鉄でテロが発生したので、ある要人を救出してくるように命令します。

スーサイド・スクワッドはフラッグ大佐の部下たちとともにヘリに乗り込んだ。現場に向かうヘリの中では、白いマスクをつけたカタナをフリッグ大佐に紹介される。

カタナは日本刀を使い、それで切られた者の魂を奪う能力を持っていた。

そんなときハーレクインのスマホには、ジョーカーから「助ける」とのメールがこっそり入っていた。

その後、地上からの対空砲火を受けてヘリが墜落する。無事にヘリから脱出した彼らは現場へ向かうが、キャプテン・ブーメランがスリップノットに爆弾は偽物だから一緒に逃げようと提案する。

逃げ出す2人、しかしキャプテン・ブーメランはカタナに捕まってしまう。スリップノットは縄を使いビルの高層へにげるがフラッグ大佐によって爆弾が起動し、爆死する。

その直後、彼らの前方に全身が泥で覆われたよな人型の集団が現れ、彼らに襲い掛かった。

フラッグ大佐、そしてその部下たちは苦戦を強いられ、戦いたくないディアブロは戦闘に参加しなかったが、他のスーサイド・スクワッドの活躍で危機を脱する。

人型の怪物は3千ドルの腕時計をしており、もともと人間だったことが判明する。

さらに進もうとするが、別のヘリで到着していた別動隊が行方不明になっていた。そのころ彼らはエンチャントレスに捕まり泥の怪物に変えられていた。

スーサイド・スクワッドたちは要人のビルにたどり着く。

最上階を目指す彼らにまたしても泥の怪物たちが襲い掛かる。ディアブロはデッドショットに挑発されて、炎を放射して敵を一掃する。

最上階にたどり着いたスーサイド・スクワッド、そこにいたのはアマンダ・ウォラーだった!

彼女はそこにいた部下たちを機密保持のために全員殺す。

再結成

脱出の為、屋上に出た彼らを迎えに来たヘリはジョーカーに乗っ取られていた。

彼はナノ爆弾の起爆を事前に誘拐していた科学者に解除させ、それをメールで知ったハーレー・クインはデッドショットの静止を無視して颯爽とヘリに飛び移る。

デッドショットにハーレクインを狙撃するように命令するウォラー。

デッドショットの弾ははずれ、ヘリはどんどん離れていった。ミサイルで撃墜するようウォラーが命令してジョーカーたちの乗ったヘリは攻撃をうける。

ハーレクインはなんとかびるの屋上に飛び移るが、逃げられなかったジョーカーを載せてヘリは墜落する。

ウォラーは一人で迎えのヘリに乗り、次に来るヘリに乗るように指示する。

ウォラーの乗ったヘリはインキュバスの触手が当たり墜落、ウォラーは泥の怪物たちに捕まってしまう。そしてエンチャントレスは心臓を取り戻した。

ウォーラーを救いに行くことを命令するフラッグ大佐、しかしデッドショットは何か納得がいかなかった。下に降りると、待っていたハーレクインが気まずそうに挨拶し、再び合流する。

墜落したヘリの中にあった機密ファイルをみたデッドショットは、これがテロではなく、エンチャントレスという魔女が原因だと気づく。そしてその原因はウォラーによって起こされて、自分たちはその尻ぬぐいされていたことを知ったスーサイド・スクワッドはフラッグ大佐を残してバーで飲み始める。

ディアブロが自分の感情をコントロールできなくて妻子を殺してしまった話をすると、ハーレクインは罪を背負えと彼を叱る。

そこにフラッグ大佐が入ってきて自分の恋人がエンチャントレスに憑依されていることを話し、ナノ爆弾の起爆装置を破壊する。そしてデッドショットに毎日届いていたが渡していなかった娘からの手紙を渡す。

デッドショットたちはフラッグ大佐に協力することを決意し、エンチャントレス撃退に向かう。

最期の闘い

フラッグ大佐たちはエンチャントレスがいる地下鉄跡に到着する。エンチャントレス逃亡時に爆発させようとしていた爆弾を彼女がいる場所の真下に移動させて爆破しようと画策する。

キラー・クイックとフラッグ大佐の部下が地下で爆弾を移動中、フラッグ大佐たちはエンチャントレスのそばまで近づいた。彼らは彼女に幻覚を見せられるがディアブロの一声で我に返る。

インキュバスはスーサイド・スクワッドに襲い掛かり、抵抗するも全く歯が立たない。

そんなときディアブロが最大限の力を開放して巨大化、インキュバスと互角の戦いを繰り広げる。そしてディアブロが力を失ってきたころに爆弾設置が完了した連絡が入る。

逃げるようにいうフラッグ大佐だったが、ディアブロは拒否し、インキュバスとともに爆死する。

怒ったエンチャントレスは世界中の軍事施設を破壊し始める。

スーサイド・スクワッドはエンチャントレスに立ち向かうが、これにも歯が立たない状態だった。

エンチャントレスは全員の武器を一瞬にして奪い、従うか、ここで死ぬか、選ぶように言う。ハーレクインが「プリンちゃん(ジョーカー)を生き返らせてほしい」と言って従うことを宣言しエンチャントレスに近づく。そして頭を下げようとしたした瞬間にそばにあった日本刀でエンチャントレスの胸を切って心臓を取り出す。

そしてキラー・クイックが爆弾を投げ、それをデッドショットが撃ち、爆発が起こりエンチャントレスの魔力が消失した。

魔力を失ったエンチャントレスをカタナが切ろうとするが、フラッグ大佐が制止する。

ジューンを戻すように言い、もし戻さないなら心臓を破壊すると脅すフラッグ大佐。

しかしエンチャントレスに「もう戻せない、やれるものならやってみろ」といわれたフラッグ大佐は悔しさを押し殺してその心臓を握りつぶす。

しかし死んだエンチャントレスの中からジューンが現れてふたりはキスをする。

願いごと

そこへ解放されたウォラーが現れて、彼女の持っていたナノ爆弾の起爆装置で収容所に戻るように脅す。

スーサイドスクワッドは今回の事件解決の褒美として色々と要求する。

デッドショットは娘に会うこと、キラー・クイックはケーブルTV、ハーレクインはエスプレッソマシン。

それぞれの願いが叶い、ハーレクインがエスプレッソを飲んでいた時、突然襲撃を受ける収容所。そこに現れたのは死んだはず?のプリンちゃん(ジョーカー)だった。

抱き合う2人。

一方、ウォラーは今回の原因が自分にあることで立場が悪くなっていた。

彼女はブルース・ウエイン(バットマン)に今後の協力を引き換えにメタヒューマンの情報を渡す。そしてウエインは自分が潰す前にスーサイド・スクワッドを解散するように警告する。

「スーサイド・スクワッド」感想とまとめ

YOUTUBEで流れていた予告編を見てものすごくかっこよかった印象です。全編にクイーンの「ボヘミアン・ラプソティ」が流れ、出てくる奴らは悪人ばかり。演出も派手でさぞかしハチャメチャなお話なのだろうと思っていました。

しかしふたを開けてみると捕まっていた悪人たちがいやいや始めながらも、利用されながら悪をたおすという単純なお話。

まあ予告みてたらだいたいのあらすじは想像できたのですが、ほぼそのまんまのストーリー展開。唯一よかったのはハーレー・クインとジョーカーの恋愛?物語が入っていたことでしょうか。

特にハーレクイン役のマーゴット・ロビーの衣装、そしてキレ具合、でも乙女な部分も見せる演技は賞はあげられませんが、満足した人たちも多いのではないでしょうか。

逆にこれは一本の映画として初めて見た人のためにもうちょっと説明が欲しかったです。

何故スーパーマンがいないのか?(この作品が「バットマンVSスーパーマン」の直後からの話であることを後から知りました。)

ハーレクインを飛び込ませて、ジョーカーがあとを追って飛び込んだ貯水菅の中身は何なのか?

スリップノットってすぐ死んだけど、どんな人だったのか?

何故ウォラーは自分をわざわざ助け出そうとしたのか?初めからエンちゃんトレス討伐を指示すれば良いのではないか?

このあたりはDC系の作品をよく知らないと、少し分かりずらいように思いますので、冒頭での説明だけでも良いので欲しかったところです。

あと、せっかくベン・アフレックがバットマンで出演しているのだから、もっとだせばいいのに・・・とも思ってしまいました。

調べてみると、「スーサイド・スクワッド」という作品は壮大なようです。

もともと原作は50年以上前だそうで、その時は普通の人間が怪物を倒すという話でした。そのコミックは3巻ほどで終わりました。

その後1986年に新たに再会したときに今回の話のような展開が始まりました。約6年間でコミックは66巻も作られ、50人以上のキャラクターが出てきたそうです。

そこでまた一旦終わり、2011年に現代版として再開した際にハーレクインがやっと登場したそうです。

そうなるとますます実写化されてないキャラクターがたくさんいそうです。スーサイド・スクワッド2期待します。メンバーを変えて。あ、ハーレクインは絶対残すのはいうまでもなく。

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