映画「マイティ・ソー/ダークワールド」のあらすじネタバレと感想!動画の無料視聴方法も紹介

世界最大のコミック出版社、マーベル・コミックのスーパーヒーローにして“アベンジャーズ”の主要メンバーのひとり、“マイティ・ソー”こと雷神ソー。
今回はシリーズ第2作であり、“マーベル・シネマティック・ユニバース”第8作である『マイティ・ソー/ダークワールド』についてのあらすじとネタバレ、感想を大特集しますので最後までお付き合いください。

『マイティ・ソー/ダークワールド』の作品情報

タイトル:マイティ・ソー/ダークワールド
原題:Thor : The Dark World
監督:アラン・テイラー
脚本:クリストファー・ヨスト/クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー
原作:スタン・リー/ラリー・リーバー/ジャック・カービー『Thor』
製作:ケヴィン・ファイギ
公開:2013年11月8日(アメリカ)、2014年2月1日(日本)
出演:クリス・ヘムズワース/トム・ヒドルストン/ナタリー・ポートマン/ステラン・スカルスガルド/カット・デニングス/イドリス・エルバ/クリストファー・エクルストン/アドウェール・アキノエ=アグバエ/カット・デニングス/レイ・スティーヴンソン/ザッカリー・リーヴァイ/浅野忠信/ジェイミー・アレクサンダー/レネ・ルッソ/アンソニー・ホプキンス など

監督は前作『マイティ・ソー』のケネス・ブラナーに代わり、『セックス・アンド・ザ・シティ』テレビドラマシリーズや映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のアラン・テイラーが務めています。
製作はもちろんマーベル・スタジオ社長にして“マーベル・シネマティック・ユニバース”総合プロデューサーのケヴィン・ファイギが務め、原作者であり本作を含むマーベル作品にカメオ出演しているスタン・リーが製作総指揮に名を連ねています。

『マイティ・ソー/ダークワールド』のキャスト

主演のクリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンは前作『マイティ・ソー』および『アベンジャーズ』から続投、そのほかの主要キャストの大半も『マイティ・ソー』から続投しています。
ソーの仲間ファンドラル役は前作のジョシュア・ダラスからザッカリー・リーヴァイに交代、今回のヴィラン(悪役)にはクリストファー・エクルストンやアドウェール・アキノエ=アグバエらが参加しています。

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『マイティ・ソー/ダークワールド』のあらすじ・ネタバレ

ダークエルフと“エーテル”

遥か昔。
宇宙が誕生する前、全ては闇だった。
その闇の中から邪悪な“ダークエルフ”が生まれたのだ。

今から数千年前。
ダークエルフの中でも最も冷酷で残忍なマレキス(クリストファー・エクルストン)が宇宙の全てを再び闇で覆わんと目論んだ。

マレキスは“エーテル”と呼ばれる、無限の破壊力を誇る古の武器を使おうとしたが、アスガルトの当時の王にしてオーディン(アンソニー・ホプキンス)の父であるボー(トニー・カラン)は大軍を率いてダークエルフの野望に立ち向かったのである。

9つの世界が直列に重なった時、エーテルの真の力が発動されることを知ったマレキスは大戦の最中にエーテルを起動させようとしたが間一髪で阻止され、エーテルはアスガルドの手に渡り、ダークエルフ軍は追い詰められるのだった。

マレキスは自らの軍を犠牲にしてまでもアスガルド軍を全滅させようと試み、その隙に腹心のアルグリム(アドウェール・アキノエ=アグバエ)と共に脱出したのだ。
大戦に勝利したボーは、押収したエーテルを地中深くに埋めるよう命令したのである。

ニューヨーク決戦後

現代。
異星人“チタウリ”の軍団を率いて地球に侵攻したオーディンの養子・ロキ(トム・ヒドルストン)は、義兄の雷神ソー(クリス・ヘムズワース)を擁する最強チーム“アベンジャーズ”とのニューヨークでの決戦に敗れ、捕えられてアスガルドに連行された。

オーディンと義母のフリッガ(レネ・ルッソ)の前に引き出されたロキは終身刑を言い渡されて地下牢に収監され、オーディンはソーにロキの後始末を命じるのだった。

オーディンは、ソーが9つの世界の混乱を収めた後に、アスガルドの王位をソーに譲位しようと考えていたのだ。

その頃、ソーは9つの世界のひとつ“ヴァナヘイム”で戦っていた仲間の女戦士シフ(ジェイミー・アレクサンダー)や“ウォーリアーズ・スリー”の3人、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ファンドラル(ジョシュア・ダラス)、ホーガン(浅野忠信)に加勢、敵側が最終兵器として投入した岩の巨人をあっさりと倒し、敵を降伏させたのである。

ソーはヴァナヘイム出身のホーガンに故郷の復興を託すと、9つの世界を行き来できる“ビスレストの虹の架け橋”の番人ヘイムダル(イドリス・エルバ)に命じてアスガルドに帰還するのだった。

9つの世界を平定したソーの報告を受けたオーディンは、ソーが地球に残してきた恋人のジェーン・フォスター博士(ナタリー・ポートマン)への想いを絶つよう促し、改めてアスガルドの王位を継がせる考えを示したのだ。
その夜、仲間たちとの酒宴に参加したソーだったが、「9つの世界を統べる将来の王がひとつのことに囚われるべきではない」というシフに「君の助力に感謝するよ」と告げて席を外したのである。

未知との遭遇

地球、ロンドン。
ジェーンはソーと会えない寂しさを紛らわすかのように、元恋人のリチャード(クリス・オダウド)とランチを共にしていた。
リチャードも以前交際していた女性がいたのだが他に男がいたことがわかり、互いに遠距離恋愛の難しさを語り合うのだった。

そこにジェーンの親友ダーシー・ルイス(カット・デニングス)が位相計を持って割り込んできた。
この位相計は故障しているというのだが、ジェーンたちの研究仲間であ理学者エリック・セルヴィグ(ステラン・スカルスガルド)はそこに記された座標に興味を示しているのだというのだ。

ランチを終え、リチャードと別れたジェーンはダーシーの車に乗り、同乗していたダーシーの助手イアン・ブースビー(ジョナサン・ハワード)を紹介された。
ジェーンはエリックに連絡を取ろうとしたのだが繋がらない。

それもそのはず、エリックは(おそらく前作「マイティ・ソー」のラストでロキに精神を乗っ取られた影響なのか)全裸のままで観測機器を持ったままストーンヘッジを暴れ回り、警察に逮捕されてしまったのである。

仕方なくジェーンとダーシー、イアンはとある廃墟ビルに立ち入り、そこにたむろしていた少年少女らからあるエリアを案内されると、そこは大型トラックがいとも簡単に浮遊している場所だった。
また、このビルの階段からペットボトルを落としてみると、突然姿を消したかと思えば上空から降って来て、再び下で消えては上空に出現するというループ状態になっていたのだ。

位相計が異常な反応を示しているのに気付いたジェーンは単独で建物内を調査していると、突然怪しげな部屋の付近で謎の力により異次元空間へと吸い寄せられていき、気が付けば暗い廃墟のような場所に移動してしまっていたのである。
ジェーンは廃墟の柱に赤く光る物体を見つけたが、それは液体状になってジェーンの身体にまとわりついて姿を消し、ジェーンは気を失って倒れ込んでしまうのだった。

宇宙空間。
ダークエルフの宇宙船で永き眠りから目覚めたマレキスは、エーテルが目覚めたこと、そして9つの世界が再び一列に並ぼうとしていることを察知したのである。

ソーとジェーンの再会

アスガルド、ビフレスト天文台。
ソーはヘイムダルのもとに向かい、9つの世界が一列になる時が近いことを話し合った。
ヘイムダルは良からぬ予兆を感じ取っていたのだ。

一方、ジェーンはいつの間にかロンドンの廃墟ビルに移動しており、意識を取り戻すとダーシーらのもとに駆け寄ったのだが、既にダーシーは警察を呼んでしまっていたのだった。
警察が来たことで折角見つけた“特異点”が因縁のある国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の手に落ちてしまうことを危惧したジェーンは取り乱してしまうが、降りしきる雨の中でなぜかジェーンとダーシーの周りには雨粒ひとつも落ちなかったのである。

その時、ソーが愛用の武器“ムジョルニア”を手に地球に降り立ったのだ。

ジェーンは、ソーが長い間姿を消していたこと、そしてニューヨーク決戦で地球を訪れた時も会ってくれなかったことをなじった。
ソーがこれまでの経緯を謝罪しようとした時、ジェーンは不法侵入罪で逮捕されそうになっていたのだった。

警官がジェーンを捕らえようとしたその時、突然ジェーンの身体は赤く光り、衝撃波を発して警官を吹き飛ばしてしまった。
ジェーンの異変に気付いたソーは、ビフレストを通じて彼女をアスガルドに連れて行ったのである。

ジェーンとエーテル

ダークエルフの故郷・スヴァルトアールヴヘイム、通称“ダークワールド”では、マレキスとアルグリムはエーテルを奪還しアスガルドに復讐する決意を新たにしていた。

その頃、アスガルドの医療施設では、ジェーンがは未知のエネルギー体を吸収してしまっており、このままでは彼女の体が持たないと判断されたのだ。
視察に訪れたオーディンは、ジェーンはミッドガルド(地球の属する世界)の医者に診せるべきだとして、ソーに彼女を送り返すよう命じるのだった。

しかし、未知の衝撃波で護衛が吹き飛ばされてしまったことから、オーディンはジェーンの異変に心当たりがあるとして、数千年前のアスガルドとダークエルフの大戦のことを語り始めた。
古い書物の記録から、ジェーンに宿ったのはエーテルであることが判明したのだが、オーディンはジェーンからエーテルを取り出す方法を知らず、ダークエルフは全滅したと信じて疑わなかったのである。

一方、マレキスはアルグリムに伝説の怪人“カース”の力を与え、アスガルドへの侵攻を命じるのだった。

ダークエルフの襲来

マレキスはアスガルドに護送される囚人たちの中に紛れ込み、ビフレストを潜り抜けてまんまとアスガルド潜入に成功した。
地下牢でフリッガのホログラムと交信していたロキは、オーディンがまた新たな友達を連れてきたのかと呟いたのだ。

その頃、ソーはジェーンに今9つの世界で起こっていることを説明していた。
ソーが言うには、9つの世界の直列が近づいている影響で、それぞれの世界の境界が曖昧になってしまっているのだろうということだった。

ソーは直列が終わるとそれぞれの世界は繋がりを失ってしまうことから改めてジェーンと再会した喜びを伝え、二人は深くキスを交わしたのである。

ソーがジェーンをフリッガに紹介していた頃、地下牢ではアルグリムがカースの力を開放、醜い怪物の姿に変貌すると看守らに襲い掛かり、ロキ以外の全ての囚人たちを脱獄させたのだ。
ソーはジェーンをフリッガに託して地下牢に向かい、オーディンはシフらと共に戦の支度を開始するのだった。

やがてアスガルドに1機のダークエルフの戦闘機が飛来、ヘイムダルは飛び移って何とか撃破したものの、その直後にダークエルフの大艦隊がアスガルドに侵攻したのである。
王宮周辺は激しい攻防戦となり、ヘイムダルが起動させた王宮を護るシールドもアルグリムにより破られ、ダークエルフの王宮侵入を許してしまったのだ。

ダークエルフは小型ブラックホールを発生させる特殊兵器を使ってアスガルド兵を圧倒、上陸したマレキスは玉座を破壊するとエーテルを奪取するためジェーンに迫り、フリッガはジェーンを庇って自らマレキスと刃を交え、駆け付けたアルグリムはフリッガを捕らえてしまった。
その場にいたジェーンは実はフリッガが作ったホログラムであり、フリッガはエーテルの在り処を決して明かすことなくアルグリムの刃に貫かれるのだった。

駆け付けたソーがマレキスの顔に傷を負わせるも、マレキスとアルグリム、ダークエルフ軍は一時撤退してしまい、フリッガはソーとオーディン、隠れていたジェーンに看取られて息を引き取ったのである。

ダークワールド

フリッガの国葬はしめやかに執り行われた。

その頃、ロンドンでは、精神病院に入れられたエリックが患者ら(スタン・リー(カメオ出演)など)を前に9つの世界の直列を熱弁振るって解説していたが、誰一人として耳を傾ける者はいなかったのだ。
しかし、エリックは地球が受ける直列の影響を最小限に食い止めるため“重力スパイク”なる装置を開発していたのである。

一方、アスガルドでは、ダークエルフの再来に備えてオーディンはジェーンの身を隠す決断をしたが、ソーはあえてジェーンをダークワールドに連れて行くことで敵の目をアスガルドから逸らし、マレキスがジェーンからエーテルを回収する隙を突いてエーテルもろともマレキスを葬る作戦をオーディンに提案するのだった。

しかし、オーディンはソーの説得を聞き入れず、あくまでも徹底抗戦を訴え、ビフレストをも閉鎖してしまったのだ。

ソーから協力を求められたヘイムダルはオーディンへの反逆罪に問われることを覚悟の上で了承、ソーはシフとヴォルスタッグ、ファンドラル、ヘイムダルを招集して作戦会議を開き、ビフレスト以外でアスガルドから脱出できる唯一の手段を知るロキの力を借りることにしたのである。

独房のロキはフリッガの死に取り乱していたが、ソーから敵討ちのチャンスを与えると告げられ、裏切ったら殺すとの条件をのんで一時的に共闘することを決意するのだった。
ソーや仲間たちは誰一人としてロキを信用しないなか、独房から出たロキはおふざけ半分で得意の変装能力を使い、ソーをシフの姿に変えたり、自らキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス(カメオ出演))に変装したりとやりたい放題であった。

ソーはロキに手錠をかけ、仲間たちがソーを止めようとするオーディンの兵を引きつけて時間稼ぎするなか、ソーとロキ、ジェーンはダークエルフの戦闘機を奪って王宮を飛び立ち、ソーはロキの小言にうんざりしながらも不慣れな操縦で街を破壊しながら追っ手から逃走していった。

ソーたちは戦闘機を捨て、ファンドラルがあらかじめ用意していた小舟に乗り変え、ファンドラルが追っ手と対峙している隙にソーたちはロキだけが知る秘密の抜け道を使ってダークワールドにワープしたのである。

その頃、傷の手当を受けるマレキスは、もはやアスガルドは用済みであり、エーテル自ら我が元に来ることを察知したのだ。

ロキの奮闘

ロンドンでは、ダーシーとイアンはエリックの子だと偽り、精神病院からエリックと重力スパイクを取り戻すことに成功した。
しかし、9つの世界の直列が近づくなか、ロンドンにもムクドリの群れが突然消えるなどの異変が現れていたのだった。

その頃、ダークワールドではソーとロキ、ジェーンがマレキスの城に辿り着いていた。
マレキスはアルグリムらを率いて自ら出向いてきたのである。

手錠を外してもらったロキはナイフでソーを刺し、ムジョルニアを使おうとしたソーの右腕を斬り落とし、ジェーンをマレキスに差し出したのだ。
マレキスはソーとロキの目の前でジェーンからエーテルを回収するのだった。

その時、ソーは「ロキ、今だ!」と合図した。
実はロキとソーはひと芝居を打ってあたかもロキが裏切ったかのように見せかけており、斬り落とされたと思われたソーの右腕もロキの幻術で偽装していたのである。
ソーは幻術を解いた右腕でムジョルニアを握り、エーテルに雷を浴びせて破壊しようとしたがビクともせず、エーテルはマレキスに回収されて一体化してしまったのだ。

アルグリムは小型ブラックホールを起動させ、ロキはジェーンを庇って吸い込まれそうになり、間一髪でソーに助けられた。
マレキスが戦艦に乗って飛び立つなか、ソーとロキは力を合わせてアルグリムやダークエルフたちと交戦するのだった。

ソーはカースの能力を発揮するアルグリムに苦戦を強いられるが、ロキはアルグリムと刺し違え、ブラックホールを起動させてアルグリムを消滅させたのである。
ロキの顔色はみるみるうちに黒ずみ、ソーは「お前の行いは必ず父上に報告する」と讃えたが、ロキは「父上のためにやったわけではない」というと力尽きたのだ。

やがてダークワールドを猛烈な砂嵐が遅い、洞窟に逃げ込んだジェーンはソーに、マレキスの狙いは世界の直列と共にエーテルを起動させて世界を消滅させることを告げ、マレキスは地球に向かったのではと予測を立てるのだった。

その時、圏外だったはずのジェーンの携帯にリチャードから連絡があり、ソーとジェーンは不思議に思いながら洞窟を探索しているうちに地球へとワープしてしまったのである。

ソーとジェーンが去った後、実は生きていたロキは一介の兵士に変装してアスガルドに戻り、オーディンにソーが行方不明になったこと、そしてロキが死んだという嘘の報告をしたのだ。

9つの世界の直列

ロンドンに辿り着いたソーとジェーンはエリックやダーシー、イアンと合流、早速作戦会議に入った。
マレキスの狙いは9つの世界が直列する時の中心点でエーテルを開放することであり、マレキスの行方を突き止めて重力スパイクを起動させ、影響を最小限に留めつつマレキスを倒さねばならないのである。

エリックは5000年前に起こった世界の直列が記された古代の歴史を参考に中心点を割り出し、それがロンドンのグリニッジだと突き止めた。

翌日、遂に9つの世界が直列する時が訪れた。
グリニッジに入ったエリックらは各所に重力スパイクを設置、その直後に狙い通りにマレキスの戦艦がグリニッジに飛来したのだ。
ソーは降り立ったマレキスに戦いを挑み、二人は地球やダークワールドなど9つの世界を行き来しながら激しい死闘を繰り広げるのだった。

ダーシーとイアンはダークウルフに追い詰められたが、車が浮遊していることに気付いたイアンはその車をダークエルフに叩きつけて倒し、ダーシーは命の恩人だと感謝するとイアンとキスを交わしたのだ。
一方、ソーが地下鉄の駅に飛ばされている間にとうとう9つの世界の直列がピークを迎え、マレキスはエーテルの全能力を開放し始めたのである。

ソーは最後の手段として重力スパイクを使い、マレキスの両腕をダークワールドへ転送すると、ムジョルニアでマレキス本体をダークワールドへ吹き飛ばした。
その時、危うくダークエルフの戦艦がソーに倒れそうになり、気を失ったソーをジェーンが必死で庇ったその時、戦艦は間一髪でダークワールドへと転送され、マレキスは戦艦に圧し潰されて死亡するのだった。

自由

戦いが終わり、9つの世界の直列も通り過ぎ、ソーたちは喜びを分かち合った。

数日後、ソーはアスガルドに戻り、オーディンに事の次第を報告すると、これからも9つの世界の平和を守ると誓ったうえで「自由が欲しい」と王位継承権の放棄を願い出たのである。
オーディンはソーにムジョルニアを託し、ソーに許可を与えて旅立ちを見送るのだった。

実はこのオーディン、何とロキが変装していたのだ。
ソーが王宮を去った後、正体を表したロキは「礼を言うのは私の方だ」とほくそ笑んだのである。

エンドロール後

シフとヴォルスタッグは“コレクター”ことタニリーア・ティヴァン(ベニチオ・デル・トロ)なる人物と接触、エーテルを預けてもらえるよう交渉に臨んだ。
エーテルの正体は全銀河に6個あるとされる伝説の宝玉“インフィニティ・ストーン”であり、アスガルドには既にその内のひとつである四次元キューブが保管されているための措置だったのだ。

コレクターは安全に保管すると約束をしてエーテルを預かり、シフらが立ち去った後、側近に「これで1つ。あと5つ」と呟くのだった。

その頃、地球では、ジェーンはソーと会えない寂しさを引きずっていた。
そこにビフレストを通ってソーが現れ、ジェーンと熱くキスを交わしたのである。

『マイティ・ソー/ダークワールド』の感想とまとめ

前作および『アベンジャーズ』(2012年公開)の大成功を受け、“マイティ・ソー”の単独映画は続編が作られることとなりました。
過去2作で強烈な個性を見せつけたクリス・ヘムズワース(ソー役)とトム・ヒドルストンは(ロキ役)は本作でも抜群のコンビネーションを魅せ、過去2作では敵対していたソーとロキが確執を超えて(一時的ながらも)共闘を果たす展開は全世界のファンにとって非常に胸が熱くなったことでしょう。

今回はメインの舞台が地球以外の世界ということもあり、前作以上に“ソー”の世界のモチーフともなった北欧神話の世界観が圧倒的な映像美によって再現されています。また、本作では前作以上に天文学系など難解な専門用語がたくさん出てきますので、完全に理解するまでは何度も繰り返しみてみるのも良いかもしれませんよ。

ちなみに、「マイティ・ソー」シリーズに登場するキャラクターの大半は北欧神話をベースとしたものであり、主人公ソーは雷神“トール”をモデルとしています。
そのほかにも、ロキのモデルはイタズラ好きな神“ロキ”、オーディンのモデルは主神にして戦争と死の神である“オーディン”、フリッガのモデルは愛と結婚と豊穣の女神“フリッグ”、ヘイムダルのモデルは光の神“ヘイムダル”、シフのモデルは原典ではトールの妻である女神“シヴ”、今回のメインヴィラン(悪役)であるダークエルフは“闇の妖精”がモデルとなっています。また、ソーの愛用の武器ムジョルニアのベースはトールの愛用のハンマー“ミョルニル”が、オーディンの愛用の槍グングニルは原典でもオーディンのものとなっています。原典と本作含むシリーズを見比べてみてはいかがでしょうか。
また、北欧神話は結構な頻度で日本の漫画・特撮・アニメのモチーフに用いられることが多く、例を挙げると平成仮面ライダーシリーズ第15作『仮面ライダー鎧武』に登場する大企業“ユグドラシル・コーポレーション”は世界樹”ユグドラシル”が、異世界の森である“ヘルヘイムの森”は死者の国“ヘルヘイム”がモチーフとなっていますので北欧神話に興味を持たれる絶好の機会かもしれませんね。

この後、「マイティ・ソー」シリーズは「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年公開)を経て、ソーはアベンジャーズの分裂が描かれた「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」には参戦せず、同じく「シビル・ウォー」に参戦しなかったハルクやドクター・ストレンジと共に「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017年公開)に進むことになります。こちらもまた今後のアベンジャーズシリーズにつながる衝撃的な展開となっていますのでご覧になってみてくださいね。

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