【完全暴露】映画「プラダを着た悪魔」あらすじネタバレと感想!ラストの結末は?

ローレン・ワインズバーグ原作のアメリカの小説『プラダを着た悪魔』を映画化した作品です。

アカデミー賞女優メリル・ストリープやアン・ハサウェイ等を要して、ファッション誌『ランウェイ』の鬼編集の下で働く編集長アシスタントが初めはどんくさく、失敗をしながらも鬼編集長に鍛え上げられて成長してゆく物語です。

「プラダを着た悪魔」の作品情報

タイトル:プラダを着た悪魔

原題:The Devil Wears Prada

監督:デヴィッド・フランケル

脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ

原作:「プラダを着た悪魔」

製作:ウェンディ・フィネルマン

公開:2006年6月30日(アメリカ) 2006年11月18日(日本)

出演:メリル・ストリープ/アン・ハサウェイ/スタンリー・トゥッチ/サイモン・ベイカー など

映画の詳細情報の感想

原作のローレン・ワイズバーグ著の『プラダを着た悪魔』は、著者自身がファッション誌『ヴォーグ』の編集アシスタントをしていた彼女の実体験が基に書かれたと言われています。『ヴォーグ』のカリスマ編集長アナ・ウィンターが作中に登場する鬼編集長のモデルと言われていますが、著者自身は否定しています。それにしても、どこまでも前向きな主人公に多くの女性は魅了されました。

「プラダを着た悪魔」のキャスト

メリル・ストリープ演じる悪魔のような鬼編集長の演技は大絶賛され、流石にメリル・ストリープの面目役如です。また、アン・ハサウェイ演じる編集長アシスタントの何ともキュートな可愛さが、メリル・ストリープの妥協を許さない演技と相まってこの「プラダを着た悪魔」をとても良質な作品にしています。とにかくメリル・ストリープの怪演は見応え十分です。

「プラダを着た悪魔」のあらすじとネタバレ

美女たちの朝支度

主人公のアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)の歯磨きシーンから始まる映画「プラダを着た悪魔」はモデルと思われる女性達の朝の身支度を映し出す。モデルと思われる女性達は下着選びから既に違うのである。

モデルと思われる女性達が身に付ける服装やアクセサリーは洗練されて、一方で、アンドレアは、今日面接する出版社の”イライアス=クラーク人事部”のための資料を整理し、いつもの服装でいざ出陣。

ランウェイ編集部

朝のニューヨークでの出勤シーンでは、モデルと思われる女性達は全てタクシーで颯爽と出勤し、アンドレアは歩いて途中、オニオン・ベーグルを頬張りながら、イライアス=クラーク出版社の”ランウェイ編集部”に到着するのであった。

ファッション誌の権威、ランウェイ誌の編集部に到着したアンドレアは編集長アシスタントのエイミー・チャールトン(エミリー・ブラント)に編集長のミランダ・プリーストリーとの面接に来たことを伝える。

しかし、アンドレアの野暮ったい服装を見たエイミーは、万に一つでもアンドレアが面接に受かることはないとアンドレアに言うのであった。

ミランダ登場

しかし、そんな中、ミランダ(メリル・ストリープ)の編集部への到着が早まったと連絡が入り、そこにナイジェル(スタンリー・トッチ)が現れる。

ナイジェルが「みんな 戦闘態勢に入れ!」と編集部の皆に大声で告げ、編集部はてんやわんやとなり、アンドレアは呆気に捕らわれるのだ。

そして、鬼編集長ミランダが到着。出社するやミランダはエミリーに矢継ぎ早に今日のスケジュールの変更等を物静かな口調で言うのである。

ミランダがアンドレアを直接面接

それを漏らさずメモを取るエミリー。そして、ミランダはアンドレアに気付き、面接はエミリーではなくミランダ自身がするというのだ。

アンドレアは安物のバッグを手にミランダの元に行こうとするが、エミリーがバッグをアンドレアから取り上げ、投げ捨ててアンドレアをミランダの元へと向かわせるのである。

アンドレアは「ノースウェスタン大学卒業」と言い、じろりとミランダにアンドレアの服装を見られるのであった。

ミランダはアンドレアがランウェイ誌も知らず、ミランダのことも知らず、ファッションにも疎いことが分かると、「以上よ」と言ってアンドレアの面接は終わるのである。

去り際にアンドレアはニューヨークでジャーナリストを目指していて、大学時代、大学新聞の編集長を務め、賞も受賞するなどとミランダに言うのであるが、そこにナイジェルが現れ、「お邪魔しました」とアンドレアはランウェイを去るのだ。

アンドレア採用される

ところが、アンドレアはなぜか分からないが、ランウェイ誌編集長アシスタントとして採用されたのである

その夜、アンドレアは恋人のネイト(エイドリアン・グレニアー)等とささやかな祝勝会を開き、少し浮かれるのであった。

初めての仕事

翌朝6時過ぎにエミリーから電話がかかってくる。そして、言付けをたくさん言われ、直ぐに出社するようにとのことであった。

ランウェイでは既にミランダも出社していて、アンドレアに頼んだコーヒーはまだなのかとエミリーに愚痴をこぼすのである。

漸くランウェイに到着したアンドレアはコーヒーをミランダのところへ持って行くと、ミランダにアンドレアの野暮ったい服装をじろりと見られるのであった。

アンドレアはそそくさとその場を去り、ナイジェルが持ってきたハイヒールに履き替えるのであった。

アンドレアの仕事はミランダのコーヒーと雑用。しかし、エミリーが席を外すと電話がかかってきて、その電話を取るが、勝手が分からず電話を切られてしまうのであった。

ミランダが「エミリー」と呼ぶが、それがアンドレアのこととは気付かず、ナイジェルにアンドレアのことと教えられ、ミランダのところに行くのである。

すると、ミランダはアンドレアに用事を言いつけるが、アンドレアは何の事か分からず、ミランダに尋ねようとするが、ミランダはそれを全く受け付けないのである。

アンドレアはエミリーに何の事か尋ねるが、意味も分からず、エミリーの言われるままにミランダの言付けをするのであった。

ランウェイにアンドレアが戻るとエミリーは食事に行き、アンドレアはその後15分が昼食の時間とエミリーに言われるのだ。

アンドレアが食事をしようとするとナイジェルも現れ、アンドレアに仕事の姿勢について諭すのだ。

と、ナイジェルに連絡があり、ミランダにアンドレアはナイジェルとともに呼び戻されるのであった。

アンドレアの失笑

ミランダは衣装選びをしていた。それを見ているようにとナイジェルに言われたアンドレアは途中、ベルトの違いが分からず、失笑を漏らしてしまう。

と、その場が一瞬凍り付き、ミランダがアンドレアに矢継ぎ早にファッションの何たるかを説明し始めるのだ。

ミランダがコートとバッグをアンドレアに投げ出し始める

それ以来、ミランダは出社する度にコートとバッグをアンドレアのデスクに投げ出しながら、アンドレアに言付けするのであった。

それでも仕事にも慣れたアンドレア。ミランダがマイアミに行くので今日は早く仕事を切り上げていいと、アンドレアはエミリーに言われ、仕事を切り上げる。

その夜は、アンドレアの父親がニューヨークに来て、ミュージカルの「シカゴ」を観賞する予定なのだ。

ミランダがアンドレアにハリケーンの中で飛行機の手配を要求

久しぶりの親子の再会に喜んでいるアンドレアの元にミランダから連絡があり、ハリケーンで飛行機が飛ばないので、アンドレアになんとかして欲しいとミランダが無理難題を言うのである。

結局、アンドレアはミランダの要望に応えられずに、ミランダに嫌みを言われる。それに傷ついたアンドレアはナイジェルに泣き付くのであった。

しかし、ナイジェルはアンドレアを突き放すのだ。アンドレアは努力をしていないというのである。アンドレアは自分が甘えていると気づき、ナイジェルに自分を変えさせるのである。

アンドレアの変身

ブランド物に身を包み、髪型も変えてエミリーの前に現れたアンドレア。

その変身した身なりでミランダの前に現れたアンドレアは、ミランダを驚かせるのであった。

アンドレアが”ブック”を届けることに

ランウェイ誌の最新号の見本である“ブック”をミランダの自宅に届けることをやっと認められたアンドレア。エミリーに誰とも話さないで、という忠告を受け、ブックをミランダの自宅に届けるが、勝手がわからず、どうすればいいのか分からずにいる。

ミランダの双子の娘にクリーニングされた服はそこのクローゼットにと教えられ、ブックの置く机が分からずにいると、双子の娘が上の階に上ってきて、と誘われ、最初は断っていたアンドレアは結局、上の階に上がるのだ。

しかし、上ではミランダと夫が話していて、そこにアンドレアは出くわしてしまうのである。すごすごとアンドレアはブックを置いて去るのであった。

『ハリーポッター』の未発表原稿を手に入れろ!

次の日、アンドレアは3時間で『ハリーポッター』のまだ出版されていない最新号を手に入れるようにと無理難題を申しつけられるのであった

いろいろなところに連絡し、何とか『ハリーポッター』の原稿を手に入れようとするアンドレアなのですが、万事休す。

トンプソンの助け

と、その時に以前に知り合ったエッセイストのクリスチャン・トンプソン(サイモン・ベイカー)の著書の宣伝をラッピングしたバスが通り過ぎ、トンプソンに早速電話をするのである。

トンプソンもそれは無理だと言い、アンドレアはランウェイを辞める覚悟を決めたと、ネイルに電話した直後のことである。トンプソンから電話があり、『ハリーポッター』の原稿を手に入れるのだ。

製本し、既に双子の娘達に『ハリーポッター』の原稿を渡し終えて、ミランダに1部の原稿のコピーをミランダのデスクにポンと置いたアンドレア

アンドレアの変化

ミランダもぐうの音も出ないのであった。その後、アンドレアはバリバリに仕事をこなし、見違えるように仕事に打ち込むのである。

ある日、エミリーがひどい風邪を引いていて、アンドレアはパーティに最初は出る予定はなかったのであるが、ミランダにパーティの出席者の顔と名前を全て覚えておくようにと言われ、アンドレアもパーティに出席することになったのであった。

パーティでエミリーが不意に出席者の名前を思い出せずにいたところ、アンドレアがそっとミランダに教えるという一幕があったのである。

恋人ネイルとの不和

しかし、その日は、恋人のネイルの誕生日なのであった。急いで帰るアンドレア。しかし、アンドレアとネイルの間には隙間風が吹いているのであった。

私生活は危機にあるアンドレアであったが、ある日、アンドレアはミランダにパリに同行するように言われるのだ。パリを行くのを楽しみにしていたエミリーは除外するとも言い、アンドレアは一晩悩むのである

エミリーが交通事故に

翌日、ミランダに促され、エミリーに電話するようにと言われて、電話すると、エミリーは電話の最中に交通事故に遭うのだ。

病室で、事の顛末を話すアンドレアはエミリーに恨まれ、病室から出て行ってと言われ、そそくさとアンドレアはエミリーの病室を去るのである。

アンドレアもパリへ行く

舞台はパリ。ファッションショーに見とれるアンドレアは、しかし、そつなく仕事をこなし、途中、トンプソンに会い、ディナーの約束するのである。

その夜、ミランダが離婚するとアンドレアに打ち明け,初めてアンドレアはミランダの打ちひしがれている様を見るのであった。

トンプソンと一夜を過ごす

トンプソンとディナーをともに過ごすアンドレアは、その夜、アンドレアはトンプソンと一夜を過ごすのであった。

翌朝、目覚めて時計を見ると慌てて身支度を調えるアンドレアは、そこで、ランウェイ誌の編集長がミランダから別の人に替わることを知るのだ。

ミランダが編集長を追われる?

何とかその事をミランダに知らせようとするアンドレア。しかし、ことごとく失敗に終わるのだ。しかし、ミランダはその事を知っていたのである。

ミランダは会長にミランダが辞めるとスタッフもごっそりと辞めると迫っていたのだ。昼食会でミランダは手の内を明かしたのであった。それは鮮やかで、ミランダはランウェイの編集長の座を守ったのである

ミランダとの別れ

アンドレアとミランダが車内に乗り合わせると、ミランダがアンドレアに「私に似ているわ」と言うのだ。しかし、アンドレアは違うと言い、車を降りるとアンドレアは、ミランダと別れ、一人、パリの街を歩き出すのであった。

ミランダから電話がかかってくるが携帯電話を噴水に放り投げ、アンドレアはランウェイを去るのであった。

ネイルとよりを戻す

舞台はニューヨーク。面接の準備をしているところにネイルがやってくる。アンドレはネイルの就職が決まったことを祝し、ネイルの言うとおりだったと悔い改めるのである。そして、もう一度やり直そうと言い、ネイルも同意する。

アンドレアがミラー紙の面接に行く

面接に向かうアンドレア。なぜランウェイを辞めたのかと聞かれ、また、ランウェイにアンドレアのことを問い合わせたところ、ミランダ本人からファックスが送られてきていて、アンドレアを雇わないと大バカ者と書かれてあったのである

アンドレアが面接を受けていたてのはミラー紙なのであった。揚々とミラー紙編集部を後にするアンドレア。

アンドレアがニューヨークの街を歩いていると見慣れたビルに行き着く。そこはランウェイ誌の編集部が入っているビルなのだ。

ミランダを見かける

ビルからちょうどミランダが出てきたところ。アンドレアが挨拶するとミランダは相変わらずなのであった。

ミランダが乗った車が走り出し、アンドレアはニューヨークの街を歩いてゆくところで映画は終わるのである。

映画「プラダを着た悪魔」の感想とまとめ

映画「プラダを着た悪魔」は、とびきりに面白い映画です。ファッション誌の編集部が映画の舞台なので、きらびやかなファッションはもちろんのこと、メリル・ストリープ演じる鬼編集長ミランダが秀逸です。

名女優メリル・ストリープにしか演じられないであろうと思われるミランダという人物が、アン・ハサウェイ演じるアンドレアに無理難題を言いつける度に、冷や冷やドキドキし、全く飽きさせないのです。

いかにアンドレアがミランダの無理難題を解決してゆくのかハラハラしながらも、アンドレアが上手くやると何とも爽快な気持ちになるのです。

それだけ、メリル・ストリープ演じるミランダの演技が抜群に上手いと言えるのであり、熟達していて百戦錬磨のメリル・ストリープと可愛くてキュートなアン・ハサウェイの配役はこれ以上ない組み合わせなのです。

原作の出来がよいのはもちろんなのですが、脚本がよくできていて、この作品は原作とは多少違うのですが、その変更がずばりと嵌まっているのです。

スタンリー・トゥッチ演じるナイジェルも特筆すべき登場人物で、ナイジェルの存在なくしてこの作品は成り立たないというほどにその存在感は際立っています。

いざというときにナイジェルはアンドレアを助け、また、ナイジェルのアドバイスがアンドレアの胸に染み入り、ナイジェルの存在が、ミランダの悪魔のようなキャラクターでギスギスしそうな作品の印象を和やかなものにしているのです。

また、アンドレアの恋人、ネイルを始め、アンドレアの友達がこの作品に妙味を加えています。次第に、ミランダ色に染まってゆくアンドレアに対してアンドレアの友達は終始変わらず、自分というものをしっかりと持っていて、アンドレアの変わりように警鐘を鳴らし続けるのです。

アンドレアの友達の変わらなさが定点となって、アンドレアの危うい変わりようが尚更際立つのです。

最後は袂を分かつことになるミランダとアンドレアは、その別れ方もなにやらとても清々しい印象が残り、アンドレアの潔さがまた、格好いいのです。

とは言え、ミランダは、最初から格好いいのですが、ミランダという女性の生き方もまた、とてもリアルで、これは偏にメリル・ストリープの演技に負うところ大なのです。この作品の終わり方もまた、印象深く、この作品の全体の印象を爽やかに特徴付けています。

御大メリル・ストリープに対して全く物怖じしないアン・ハサウェィの自然な演技は、また、この作品に可愛らしい花を加えていて、アン・ハサウェイという女優の才能には驚かざるを得ない作品がこの「プラダを着た悪魔」なのです。

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