バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3の動画を無料視聴!ネタバレと感想を紹介

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作の最終作です。今回は100年前の西部劇が舞台となっており、主人公マーティーはもちろんですが、いままでサポート役だったドクが大活躍するお話となっています。全3作に及ぶマーティーたちの旅はどのような結末を迎えるのでしょうか。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1のネタバレ
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2のネタバレ

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」作品情報

タイトル:「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」

原題:Back to the Future Part 3

監督:ロバート・ゼメキス

脚本:ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル

制作:ボブ:ゲイル/ニール・カントン

製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ/キャスリーン・ケネディ/フランク・マーシャル

公開日:1990年5月25日(アメリカ)/1990年7月6日(日本)

出演:マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド/リー・トンプソン 他

PART2との同時撮影の為、スタッフはPART2と全く一緒です。PART2から半年後に公開されています。

もともとPART2とPART3は一本の映画として「パラドックス」の名で企画されていました。

しかし3時間半の長さになることから、配給会社から短くカットするように要求された。やむなく半分に分けて上映するような形になりました。

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キャスト

主要キャストは変更ありません。ドクが恋するクララ役のメアリー・スティーンバージョンはアカデミー助演女優賞やゴールデングローブ賞 助演女優賞などを受賞したこともある実力派でであり、この作品に出てさらに知名度を上げています。

まとめの部分で述べますが、歴代の西部劇映画俳優も多く出演しています。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」あらすじとネタバレ

1955年11月12日の夜、エメット・ブラウン博士(通称ドク)は1985年の世界へマーティーを無事送り届けた。すべての計画が上手くいって満足げなドクだったが、そこに未来に帰ったはずのマーティーが走ってきた。

一度未来に帰ったマーティーは息子を助けるために2015年に行き、そしてまた1985年に帰ってきた。しかし2015年でのマーティーの行いによって変わってしまった1985年の世界を元に戻すため、再び1955年に戻ってきたのだ。一緒に戻ってきたドクが落雷によって1885年にタイムスリップしてしまったため、1955年のドクを頼ってやってきたわけである。

しかしそんなこととはつゆ知らず、わけがわからないドクは「なんということなんだ!」と言って気絶してしまう。

自宅で目を覚ましたドクにマーティーは今までのことを話した。そして1885年から届いた手紙を見せた。

そこには1885年の世界で幸せに暮らしていること、デロリアンを直すためにカモフラージュで鍛冶屋をやっていること、修理に必要な部品が1947年まで発明されれないからデロリアンの修理は不可能なことなどが書いてあった。

そして鉱山に隠したデロリアンを1955年に見つけて修理し、1985年に帰り、デロリアンを破壊するよう、そして決して自分を連れ戻すようなことをしないようにとも書いてあった。

鉱山でデロリアンを発見したマーティーとドク。運ぼうとする際、マーティーは鉱山の脇にある墓を見て愕然とする。それはドクの墓であり、そこには「エメット・ブラウン 1885年9月7日没」と書いてあった。1885年に行ったドクは手紙を出した1週間後に死んでいたのだ。

その下には「最愛の愛を 愛するクララ」と書いてあり、さらにその下には、「80ドルが原因でタネンに背後から撃たれる」とも書いてあった。

調べてみると、ビュフォード・タネンは極悪非道の殺し屋(いつもよだれをたらしていたから通称はマッド・ドッグ)であることがわかった。マーティーはデロリアンを修理し、1885年にいるドクを救うことを決意する。

ドクを救いに1885年へ

デロリアンが無事直って、1885年9月2日にタイムスリップしたマーティーは車を洞穴に隠したが燃料パイプが壊れてガソリン漏れをおこしていた。さらにそこにいたクマに襲われそうになって逃げた際に頭をうって気を失う。

そこでマーティーの祖先であるシェイマスとマギーに助けられる。名前を尋ねられたマーティーは「クリント・イーストウッド」と名乗った。シェイマスの勧めで一夜の宿を借りるマーティー。

翌日、ドクの鍛冶屋を探している最中に酒場に入ったマーティーは1955年にドクが用意してくれたカウボーイの衣装は明らかに派手で目立っていて、みんなから好奇の目で見られていた。

そんなマーティーはシェイマスと間違えて怒鳴りかける男ビュフォード・タネンと不運にも出会ってしまう。マーティーに「マッドドッグ・タネン?」と言われて頭に血がのぼったタネンは彼を捕まえて縛り首にしようとする。

寸前のところでドクに助けられるマーティー。タネンはドクに、つけてもらった馬の蹄鉄が外れて落馬し、その際にポケットの中で割れたウイスキー代5ドルと馬の弁償代75ドル、合計80ドルを返せと言ってきた。

しかしそもそも、馬の蹄鉄代が未払いであった。

反抗するドクにタネンは「背後に気を付けて歩け」と脅してその場を去った。

再会を喜ぶ2人。墓石の写真を見たドクはすべて理解したが、「愛するクララ」が誰なのかはわからなかった。

話の最中、ドクのもとに町長が訪ねてきて、新しく赴任する学校の先生を明日、迎えに行ってくれるように頼まれる。その名前はクララ・クレイトンだった。

マーティーにからかわれるドクだったが、「一目ぼれなんかする訳が無い」と言い張った。

ドクは急いで1985年に帰ろうとするが、マーティーにガソリンが漏れてなくなったことを伝えられる。

酒場で一番強い酒をガソリン代わりにしようとしたが、それが原因でエンジンが壊れてしまう。

デロリアンは140キロ出なければタイムスリップすることができない。

そこでドクは列車に押してもらい、ショナシュ渓谷での下り坂を利用して140キロを出そうと思いつく。次に来る列車は9月7日の朝8時、ドクが亡くなる予定の日だった。

クララとの出会い

計画を練っている時、暴走した馬車からの悲鳴を聞き、助けに行くマーティーとドク。ドクは馬に乗って颯爽とその悲鳴の主を助け、馬車は渓谷におちていった。その人こそクララ・クレイトンであり、お互い一目見た瞬間に恋におちた。

マーティーは以前、学校の授業でショナシュ渓谷は教師が転落死してその教師の名前がつけられてクレイトン渓谷と名前が変わったことをドクに教える。

ドクは自分がタイムマシンを作ったせいで歴史がどんどん変わってしまっていることを後悔していた。

その後クララと再会し、町の祭りで踊りを楽しんでいたドクはタネンに見つかり撃たれそうになる。マーティーがパイ皿を投げてタネンの銃を弾き飛ばした。

怒ったタネンはマーティーに決闘を申し込む。日付は9月7日の朝7時としたが、マーティーが8時がいいと言いタネンもそれを了承する。その時間にはタイムスリップしているので決闘を回避できると考えていた。

クララとの決別

ドクはクララと愛を深めていき、未来へ帰る前日になると、この時代に残ってクララと暮らしたいと言い出すようになっていた。しかしマーティーが説得し、ドクはクララとの別れを決意する。

別れたくないとせがむクララにタイムスリップのことを言うと、理解できないクララは激怒しケンカ別れしてしまう。

クララを失い、未来へ帰る決意をしたドクは景気付けに飲みなれないウイスキーを一杯のみ、気絶してしまう。

8時前になっても目覚めないドクを必死に起こすマーティーのもとにタネンが現れ決闘を始めるように迫った。一度は拒むマーティーだったが目が覚めたドクを人質にとられてしまう。

決闘に応じたマーティーは見事タネンに勝利し、列車へ急ぐマーティーとドク。

そんな時、ドクがクララを失って落ち込んでいたこと、そしてドクの家のあったデロリアンの模型を見たクララは急いでドクを追いかけた。

列車強奪、そして帰還

列車に乗り込むことに成功したマーティとドクは運転手を脅して列車を強奪、先頭の機関車のみを切り離してデロリアンにマーティーが乗り込んだ。

ドクが機関車を走らせて、デロリアンを押し始めた。そしてスピードが出てきたデロリアンに乗り移ろうとするドク。

しかし後ろから馬に乗って追いかけてきたクララがそれを見つけ、2人が知らないうちに機関車に乗り込んでしまう。

機関車のスピードが上がり、クララが落ちそうになる。それを助けようとドクはマーティーからホバーボード(宙を浮くスケボー)を借り、クララを救出する。しかしそのせいでデロリアンに乗ることはできなかった。デロリアンに乗ったマーティーは無事に1985年の世界に戻っていった。

戻った先も線路上だった1985年、着いたとたんに前から向かってくる列車。

マーティーはデロリアンから降りるのが精いっぱいで、列車はデロリアンと衝突してバラバラになってしまう。

家族と恋人のジェニファーの無事を確認したのち、マーティーはバラバラになったデロリアンのもとへもどった。すると何も走ってない線路の踏切ベルがなり、いきなり機関車がタイムスリップしてきた。そこにはドクとクララ、そして彼らの息子2人が乗っていた。

これから出発するというドクと別れるマーティー。

「未来へ戻るのかい?」と聞くとドクは「あそこはもう行ったよ」と言って、機関車は浮かびだし、どこかへ飛んで行ってしまった。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」感想とまとめ

1作目は過去、2作目は未来と過去、3部作の締めくくりはもっと過去の設定にした今作。2作目が行ったり来たりで少々ややこしかった感がありましたが、今回は過去に起こった出来事を過去に行って修正するという、第1作目に似た原点回帰のような話になりました。

しかしさすがに3作目ともなると飽きてくるかも・・・の心配はまったくなく、いままでマーティ主体だった話は、ドクの恋愛なども取り入れたエメット・ブラウン大活躍の作品になっており、ほぼ主人公といってもいいくらいです。まさかドクの恋愛話になるとは、意外でした!

それでもやっぱりところどころに共通点はあります。マーティーが気を失って目覚めたそばには母親がいたり、タネン一族と出会って、腰抜けといわれてカッとなって追いかけっこが始まったり、そして最後は臭いところに倒れたりなどのおなじみのシーンは残しており、「やっぱりね!」という感じでした。

残念な部分といえば設定時代が古すぎたため、登場人物が被ることが無いところです。PART1とPART2では30年の違いでしたから、若い時はこんな感じだったんだ、なんていう面白さがありましたが今回は一代あいだに挟んでの設定なので、そういう部分の面白さは少なくなっています。

しかし今作はは西部を舞台にしているだけあって、昔の映画をよく見ていた方にしかわからない部分があります。

決闘シーンはクリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」と一緒であることは有名です。もっと細かいところでいえば、酒場で飲んでる3人の老人のうち2人は「黄色いリボン」のハリー・ケリー・ジュニア、「ダンディ少佐」のダブ・テーラー、酒場のバーテンダーは「ミネソタ大強盗団」のマット・クラーク、強奪される機関車の運転手は「アウトロー」のビル・ニッキニーだったりと、往年の西部劇映画で活躍した俳優さんを起用しています。

今作だけでくシリーズ全体を通して細かい部分での発見がまだまだあります。2回目はそんな細かい部分だけを注目してみるのも面白いかもしれません。

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