X-MEN(エックスメン)シリーズの製作を一手に担ってきた21世紀フォックスが本家マーベル社を擁するディズニーに買収されたことにより、2019年公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』をもって19年に渡るシリーズに一旦幕を閉じる『X-MEN(エックスメン)』シリーズ。
今回はシリーズ完結を記念して、これまでの歴代作品の公開順番や気になる時系列などをスピンオフ作品なども交えてご紹介します。
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・X-MEN2
・X-MEN:ファイナル・ディシジョン
・X-MEN:ファースト・ジェネレーション
・X-MEN:フューチャー&パスト
・X-MEN:アカポリス
・X-MEN:ダークフェニックス
Contents
- 1 『X-MEN』シリーズの概要
- 2 『X-MEN』シリーズを公開順におさらい
- 2.1 本編シリーズ
- 2.1.1 第1作『X-MEN』(X-MEN)(2000年)
- 2.1.2 第2作『X-MEN2』(X2)(2003年)
- 2.1.3 第3作『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(X-Men : The Last Stand)(2006年)
- 2.1.4 第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(X-Men : First Class)(2011年)
- 2.1.5 第5作『X-MEN:フューチャー&パスト』(X-Men : Days of Future Past)(2014年)
- 2.1.6 第6作『X-MEN:アポカリプス』(X-Men : Apocalypse)(2016年)
- 2.1.7 第7作『X-MEN:ダーク・フェニックス』(Dark Phoenix)(2019年)
- 2.2 スピンオフ作品シリーズ
- 2.1 本編シリーズ
- 3 『X-MEN』シリーズの気になる時系列とは
- 4 『X-MEN』シリーズのまとめ
『X-MEN』シリーズの概要
“X-MEN”(エックスメン)とは、突然変異または人体実験などにより超人的な能力を身につけた“ミュータント”からなるスーパーヒーロー集団のことです。
ミュータントはその人智を超えた能力がゆえに普通の一般人から敵視されることが多く、X-MENの創始者でリーダーのプロフェッサーXはミュータントを保護し正しい道に導くべく「恵まれし子らの学園」を創設、X-MENは基本的にこの学園を活動拠点としています。
なお、ミュータントと一般人との対立は現実社会に蔓延るあらゆる差別や人種間の対立を反映させたものとなっており、よりストーリーに真実味を与えるものとなってます。
ミュータントの中には己の欲望や悪事のために力を行使するものも少なくなく、またデッドプールのようにいかなる勢力にも属さない一匹狼のような者も存在します。
『X-MEN』シリーズを公開順におさらい
それでは、『X-MEN』シリーズ全7作品+スピンオフ5作品を公開された順番におさらいしていきましょう。
本編シリーズ
第1作『X-MEN』(X-MEN)(2000年)
記念すべきシリーズ第1作の監督は本作を含めシリーズ4作品を手掛けたブライアン・シンガー(『スーパーマン リターンズ』『ボヘミアン・ラプソディ』など)。
主人公のひとりであるウルヴァリン役にはラッセル・クロウなどの候補者を差し置いて当時テレビドラマやミュージカル舞台を主戦場としていたヒュー・ジャックマンが抜擢され、本作のヒットにより一躍スターダムへと駆け上がることとなりました。
本作では、ウルヴァリンが「恵まれし子らの学園」へと辿り着いてX-MENの一員となる経緯、ミュータントを法的に縛り付けようとする勢力、プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)と元親友だった宿敵マグニートー(イアン・マッケラン)との戦いが描かれます。
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第2作『X-MEN2』(X2)(2003年)
監督は前作に引き続きブライアン・シンガー。
本作は前作『X-MEN』の事件の直後からスタート。マグニートーとの戦いに勝利するものの、新たにミュータント殲滅を狙う元軍人の強敵ストライカー(ブライアン・コックス)が出現。X-MENはやむなくマグニートーと一時的に共闘することになりますが、ストライカーとの対決の最中にこれまで語られてこなかったウルヴァリン誕生の秘密が明らかになっていきます。
第3作『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(X-Men : The Last Stand)(2006年)
監督は『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー。
前作ラストで生死不明になったX-MENのメンバー、ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)はかろうじて生き残っていましたが、実は彼女にはプロフェッサーXによって封じられていた凶悪な別人格「フェニックス」が宿っていました。
時を同じくして、ミュータントを元の普通の人間に戻す治療薬「キュア」の存在が明るみになり、X-MENのメンバーやミュータントたちはこのままミュータントとして差別されながら生きるか、元の人間として生きるか選択を迫られますが、「キュア」に反発するマグニートー率いる「ブラザーフッド」、X-MEN、そして完全に覚醒したフェニックスとの全面戦争がまさに始まろうとしていました・・・。
第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(X-Men : First Class)(2011年)
前作『ファイナル ディシジョン』で完結する予定だったX-MENシリーズでしたが、時代設定をX-MEN結成期に巻き戻した前日譚として新たなシリーズを展開することとなりました。
監督は『キック・アス』『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン、若き日のプロフェッサーXをジェームズ・マカヴォイが、マグニートーをマイケル・ファスベンダーが演じています。
1962年、ナチス・ドイツに家族を殺されたマグニートー、裕福な家庭に育ったプロフェッサーXは、それぞれの理由からミュータントによる世界の構築のために世界大戦を引き起こそうと目論む超人集団「ヘルファイア・クラブ」を追う過程で運命の出会いを果たし、友情を結びますが、やがてミュータントと人類の共存を望むプロフェッサーXとミュータントが支配する世界の創造を目指すマグニートーとの間で意見が分かれ、遂には袂を分かつ結果となりました。マグニートーの家族の敵でもあるヘルファイア・クラブのリーダーをケヴィン・ビーコンが演じています。
第5作『X-MEN:フューチャー&パスト』(X-Men : Days of Future Past)(2014年)
監督には第2作『X-MEN2』以来となるブライアン・シンガーが復帰。前作『ファースト・ジェネレーション』のその後と第3作『ファイナル ディシジョン』のその後という、ふたつの異なる時間軸が舞台となります。
キャストもこれまでの歴代出演者が総出演するという豪華なものとなり、本編シリーズとしては最大のヒットとなる7億4千万ドルを稼ぎ出しました。
2023年、ミュータントは対ミュータント用兵器「センチネル」の猛攻により絶滅の危機に瀕していました。そこで、ウルヴァリンは「センチネル」誕生のきっかけとなる事件が起こった1973年の自分自身へと精神を飛ばして乗り移り、悲惨な未来を変えるための壮絶な戦いに突入していきます。
第6作『X-MEN:アポカリプス』(X-Men : Apocalypse)(2016年)
監督は前作に引き続いてブライアン・シンガー。
前作『フューチャー&パスト』で歴史が改変された後の世界を描いています。
舞台は1983年。『フューチャー&パスト』においてミュータントの存在が世間一般に公になり、人間の中にはミュータントを神と崇めるカルト集団も出現していました。
そんな時、古代エジプトに君臨していた世界最初にして最強のミュータント・アポカリプス(オスカー・アイザック)が復活を果たし、妻子を人間に殺されたマグニートーと手を組みました。
プロフェッサーXは若くまだ経験の浅いメンバーを率いてアポカリプスとの壮絶な死闘へと突入していきます。
第7作『X-MEN:ダーク・フェニックス』(Dark Phoenix)(2019年)
19年にも及ぶシリーズの完結編となる本作は、これまで脚本・プロデュースでシリーズに参加してきたサイモン・キンバーグが自身初となる監督を務めています。
前作『アポカリプス』の戦いから約10年後の1992年。X-MENのメンバーであるジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)や仲間たちは宇宙空間で遭難しかけたスペースシャトルを救助に向かいますが、そこでジーンはアクシデントに遭遇、今まで封じ込められていた別人格“ダーク・フェニックス”に目覚めることに・・・。
本編シリーズ最大のヒットとなった『フューチャー&パスト』よりも前作『アポカリプス』は興行面・批評面で苦戦を強いられ、スピンオフ作品である『LOGAN/ローガン』や『デッドプール』シリーズ、そして『アベンジャーズ』などを擁するマーベル本体にすっかりお株を奪われた格好となってしまいましたが、同じシリーズ完結編でも『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全世界興行収入ランキングで『アバター』を抜いて堂々の歴代第1位となるなど2019年を象徴する作品となったのとは対照的に本作は『アポカリプス』以上に興行面・批評面で大苦戦、シリーズ最低の売り上げとなってしまい、有終の美を飾るには至りませんでした。
スピンオフ作品シリーズ
2019年現在、『X-MEN』のスピンオフ作品はヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンを主人公とした三部作、ライアン・レイノルズが主演・プロデュースを手掛ける『デッドプール』シリーズの2作品が公開されています。
・ウルファリン:SAMURAI
・ローガン
・デッドプール
・デッドプール2
『ウルヴァリン』シリーズ
第1作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(X-Men Origins : Wolverine)(2009年)
『X-MEN2』で初めて明かされたウルヴァリンの誕生の秘密を本作ではより深く掘り下げ、第1作『X-MEN』に繋がる作品となっています。監督は『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』のギャヴィン・フッド。
本作ではライアン・レイノルズ演じる『デッドプール』の主人公ウェイド・ウィルソンが登場しますが、改造手術を受けた姿である“ウェポンXI”は一応デッドプール相当のキャラクターとされたものの、デッドプールの最大の特徴である“口”を塞がれた異様なスタイルは誰が見ても完全にデッドプールとはかけ離れてしまっており、作品の内容はともかくファンの不満を大いに買う結果となってしまいました。
第2作『ウルヴァリン:SAMURAI』(The Wolverine)(2013年)
ウルヴァリンシリーズ第2弾はメインの舞台が日本となり、真田広之、TAO(『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』など)、福島リラなどの日本人キャスト、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で敵役を演じたブライアン・ティーらが出演しています。監督は『17歳のカルテ』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などのジェームズ・マンゴールド。
シリーズ第3作『ファイナル ディシジョン』の事件の後、日本に落ち延びたウルヴァリンはかつての知人の孫娘と心を通わせ合いますが、その先には新たなる強敵が待ち受けていました。なお、本作ラストはシリーズ第5作『フューチャー&パスト』へと繋がるものとなっています。
第3作『LOGAN/ローガン』(Logan)(2017年)
2000年のシリーズ開始から17年間にわたってウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンも、ウルヴァリンシリーズの完結編となる本作を最後にシリーズを卒業することとなりました。同時に2000年から(途中でジェームズ・マカヴォイにその座を譲りながらも)プロフェッサーX役を演じてきたパトリック・スチュワートも同時に卒業することとなりました。監督は前作『SAMURAI』に引き続きジェームズ・マンゴールド。
『フューチャー&パスト』未来編から更に時が流れた2029年。ミュータントは絶滅の危機に瀕していました。
ウルヴァリンは長年の激闘の影響で特殊能力にも衰えが見え始め、プロフェッサーXもまたアルツハイマー病を患っていました。そんな中、一人のミュータントの少女と出会ったウルヴァリンは、自らの命を賭けた最期の戦いに突入していきます。
『デッドプール』シリーズ
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』での“デットプール”の不評ぶり、主演作『グリーン・ランタン』(2011年)の壊滅的な大コケにより俳優人生の岐路に立たされていたライアン・レイノルズが起死回生を図って自らプロデュースを手掛け、原作に忠実に描き上げた『デッドプール』シリーズはR指定作品ながらも『X-MEN』本編シリーズを凌駕する大ヒットとなりました。今やデッドプールシリーズは“X-MENのスピンオフ”という枠組みを超え、単独シリーズとして認知されつつあります。
第1作『デッドプール』(Deadpool)(2016年)
本作ではノリの軽い傭兵ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)が不死身の肉体を持つ“デッドプール”となっていく過程を、X-MENシリーズでは見られないコミカルさをもって描いています。監督は『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年)のメガホンも執っているティム・ミラー。
X-MENのメンバー(本作では「予算の都合」により2名のみ)、そして活動拠点である「恵まれし子らの学園」も登場するなど、世界観はX-MEN本編と共有しているかのようにもみえますが、劇中でX-MENメンバーからプロフェッサーXの話をされたデッドプールがふざけ半分で「(演者の)パトリック・スチュワートかジェームズ・マカヴォイのどっちかい?」と返すなどメタフィクション世界の一面ももっています。
第2作『デッドプール2』(Deadpool 2)(2018年)
前作のヒットにより予算も倍増された本作もまた大ヒットを博し、X-MENの世界観や設定を引き続き利用しつつも独自路線を爆走し続けています。監督は『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ。
前作ラストでデッドプールが予告していた、デッドプールの相棒となる最重要人物“ケーブル”役は、メル・ギブソンやドルフ・ラングレン、キーラ・ナイトレイなどの候補者を差し置いて『アベンジャーズ』シリーズせ最強の敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが演じています。
ひょんなことからミュータントの少年と仲良くなったデッドプールでしたが、少年は未来世界でケーブルの妻子を殺害するなど凶暴化しており、少年を排除するために未来からケーブルがやってきました。即席の鬼ヤバヒーローチーム「X-フォース」を結成する(すぐに崩壊)などしてケーブルを阻止しようとしたデッドプールでしたが、やがて誤解が解けて友情を結ぶことになります。
前作でも散々『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』や『グリーン・ランタン』などを自虐ネタにしてきたデッドプールでしたが、本作ではケーブルのタイムマシンを借りたデッドプールは(ライアン・レイノルズの“黒歴史”を抹消すべく)『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の“ウェポンXI”を抹殺したり、『グリーン・ランタン』の台本をもらって浮かれているライアン・レイノルズ(本人)を射殺するなどやりたい放題かましてくれています。
『X-MEN』シリーズの気になる時系列とは
それでは、『X-MEN』シリーズの時系列について検証していきましょう。
『X-MEN』シリーズは大まかに分けて初期の三部作と後期の四部作とは時間軸が大いに異なっており、スピンオフも交えるとかなり複雑な時系列となっています。
ただし、『デッドプール』シリーズは本編とは世界観を共有しながらも完全に独立した別路線であるため、ここでは本編7作+『ウルヴァリン』三部作の時系列について取り上げていきましょう。
『X-MEN』シリーズは第5作『X-MEN:フューチャー&パスト』で歴史改変が行われており、旧三部作と『フューチャー&パスト』以降では時間軸が異なってきております。
それでは、時系列の順番に整理していきましょう。
1.『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(前半)
物語はウルヴァリンが幼少期だった1845年から始まります。
2.『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
物語の冒頭は第二次世界大戦時から始まり、プロフェッサーXとマグニートーが出会う1962年までが描かれています。
3.『X-MEN:フューチャー&パスト』(過去編)
悲惨な未来を変えるため、ウルヴァリンは1972年の自分に意識を飛ばして活動することになります。
4.『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(後半)
1979年に行われた、ウルヴァリンと“ウェポンXI”の決戦が描かれています。
5.『X-MEN:アポカリプス』
1983年に復活した最強ミュータント“アポカリプス”との決戦が描かれます。
6.『X-MEN:ダーク・フェニックス』
『アポカリプス』から10年後の1993年、悪の“ダーク・フェニックス”として覚醒したジーン・グレイとX-MENとの戦いが描かれます。
7.『X-MEN』
シリーズの原点である第1作は2000年を舞台としています。
8.『X-MEN2』
2000年の『X-MEN』の事件の直後を描いています。
9.『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』
歴史改変の影響でジーン・グレイが“フェニックス”として覚醒する時期が『ダーク・フェニックス』とは異なっていますが、旧タイムラインでは2000年代末に起こった事件を描きます。
10.『ウルヴァリン:SAMURAI』
『ファイナル・ディシジョン』後のウルヴァリンの戦いを描きます。時間設定は公開年と同じ2013年であるとされ、ラストで『フューチャー&パスト』へと繋がっていきます。
11.『X-MEN:フューチャー&パスト』(未来編)
ミュータント絶滅の危機が迫るなか、状況を打破するためウルヴァリンは1972年に意識を飛ばすこととなります。
12.『LOGAN/ローガン』
舞台は2029年。ウルヴァリンやプロフェッサーXといった旧世代ミュータントの最期を描くとともに、物語のカギを握る少女ローラら次世代ミュータントのこれからの可能性についても触れています。
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『X-MEN』シリーズのまとめ
前述のとおり、マーベル本体を擁するディズニーが『X-MEN』シリーズの映像化権を有する21世紀フォックスを買収したことにより、『X-MEN』シリーズは2019年の『X-MEN:ダーク・フェニックス』をもって一旦完結することとなりました。
ディズニーは今後の『X-MEN』シリーズの展開について精査を行い、計画されていたスピンオフ『ガンビッド』が白紙撤回となり、もうひとつのスピンオフ『ニュー・ミュータント』が度重なる公開延期にさらされるなど(現時点では2020年に公開の予定)混沌としています。これも『アポカリプス』『ダーク・フェニックス』が興行面・批評面で振るわなかったことも影響しているとみられています。
また、『X-MEN』同様に21世紀フォックスが映像化権を有していた『ファンタスティック・フォー』とX-MENとのクロスオーバーも計画されていたようですが、2015年公開の『ファンタスティック・フォー』リブート版が今や世間から完全に“なかったこと”にされかけているほどの壊滅的な大コケをしたことによりこちらも白紙撤回となっています。
その一方で、確実にヒットが見込める『デッドプール』シリーズについては、これまでR指定路線に慎重だったディズニーが従来通りにR指定路線でのシリーズ続行を許可しており、現時点(2019年)ではまだ未定ながらも『デッドプール』については将来的にマーベルの正史にして基幹シリーズである『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』に合流することがほぼ確実視されています。原作コミックではデッドプールはスパイダーマンと度々共演していますので、近い将来デッドプールとスパイダーマンの共演がスクリーンでも見られるかもしれませんね。
とはいえ、やはり17年間にわたってシリーズの顔を務めてきたヒュー・ジャックマンの存在そして卒業の穴は非常に大きく、今後X-MENシリーズがMCUに合流するかは現時点では未だに不透明といえるでしょう。
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