【完全暴露】映画「デッドプール2」のあらすじネタバレと感想!ラストの結末は?

アメコミヒーロー史上、最もヤバい”クソ無責任ヒーロー”、デッドプールが帰って来た!
今度はアベンジャーズに負けじと激ヤバヒーローチーム結成!?

今回は、アクション・スケール・ドラマ面、そしてギャグともに前作より大幅にパワーアップした『デッドプール2』についてのあらすじとネタバレ、感想を大特集しますので最後までお付き合いください。
ちなみに、今作も前作同様「R-15指定作品」ですのでご注意くださいね。

『デッドプール2』の作品情報

タイトル:デッドプール2
原題:DEADPOOL 2
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:レット・リース/ポール・ワーニック/ライアン・レイノルズ
原作:マーベル・コミック「デッドプール」
製作:サイモン・キンバーグ/ローレン・シュラー・ドナー/ライアン・レイノルズ
公開:2018年5月18日(アメリカ)、2018年6月1日(日本)
出演:ライアン・レイノルズ/ジョシュ・ブローリン/モリーナ・バッカリン/ジュリアン・デニソン/ザジー・ビーツ/T・J・ミラー/ブリアナ・ヒルデブランド/ジャック・ケシー/ロブ・ディレイニー/忽那汐里 など

監督は前作を大ヒットに導いたティム・ミラーに代わり、俳優やスタントマンとしても活動するデヴィッド・リーチがメガホンを執っています。
主演のライアン・レイノルズは前作同様に製作にも携わり、今回は脚本作りにも参加しています。

『デッドプール2』のキャスト

主演はもちろんライアン・レイノルズ。今回は悪役“ジャガーノート”の声など複数の役も演じています。
前作ラストでデッドプールが登場を予告していた最重要キャラ“ケーブル”は「アベンジャーズ」で最強の敵サノスを演じているジョシュ・ブローリンが演じ、新たにザジー・ビーツや忽那汐里が参戦しています。その他にも、前作出演組のモリーナ・バッカリンやT・J・ミラー、ブリアナ・ヒルデブランドらも続投しています。

『デッドプール2』のあらすじ・ネタバレ

デッドプール、死す!?

煙草をふかし、串刺しになったウルヴァリンのフィギュアを弄びながら、恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)との思い出に浸るデッドプールことウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)。
何を思ったのか、火のついたままの煙草をハイオクガソリン満タンのドラム缶数缶の中に投げ入れたのだ。

なぜかウルヴァリンへの文句を言い、中指を立てながら木っ端微塵に爆散するデッドプール。
「俺ちゃん、死んでやる!」

時を遡ること6週間前。
デッドプールは“ワールド・ツアー”と称して、報酬と引き換えに世界中の犯罪組織を叩く旅に出ていた。

「俺ちゃんってキャプテン・アメリカみたいだろ?」と軽口を叩きながら、香港マフィア、ミシシッピ州の荒くれ連中、日本のヤクザなどを片っ端から叩き潰していったのだ。

ニューヨークに戻ったデッドプールは、「この映画は“家族”がテーマだ」とのたまいながら悪党どもを懲らしめていた。
しかし、多勢に無勢で追い詰められたデッドプールは、待機させていたドーピンダー(カラン・ソーニ)のタクシーに飛び乗ってその場から退散したのである。

映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の他愛ない話をしながら、ヴァネッサの待つ自宅に戻ったデッドプール。
この日はヴァネッサの誕生日、二人は「スター・ウォーズ」について熱く語り合いながら、“新しい家族”がほしいねと未来に期待を膨らませるのだった。

ところが、突然デッドプールの自宅に悪党どもが銃を乱射しながら押し入ってきたのだ。
デッドプールは悪党どもを即座に皆殺しにしたのだが、ヴァネッサは流れ弾に当たってしまった。

デッドプールの願いも虚しく、ヴァネッサは息を引き取ってしまったのである。

絶望したデッドプールは、逃げた悪党の生き残りと一緒に走行中の車に飛び込んだが、不死身の彼は死ぬことができなかった。

それからデッドプールは、悪友ウィーゼル(T・J・ミラー)の酒場で三日三晩もヤケ酒に明け暮れるのだった。
デッドプールの耳には、ヴィーゼルやドーピンダー、お世話になっている盲目の老婆アル(レスリー・アガムズ)の慰めの言葉も耳に入らない。

デッドプールは動物園の猛獣の檻の中に飛び込んでも、洗剤を飲んで高層ビルから飛び込んで自殺を図っても死ぬことができなかったのである。

そして冒頭の大爆発の場面に戻るわけだ。

恵まれし子らの学園

 

結局死ぬことの出来なかったデッドプールは、「X-MEN」のメンバーであるコロッサス(声:ステファン・カピチッチ)に助けられ、彼らの本拠地である「恵まれし子らの学園」に連れて行かれるのだった。

コロッサスは、身体の傷は癒えたものの心を病んでしまったデッドプールに改めてX-MENへの加入を要請した。
コロッサスの相棒ネガソニック(ブリアナ・ヒルデブランド)も、友人であるピンクの髪の女・ユキオ(忽那汐里)を連れて様子を見にきたのだ。

学園を抜け出そうとしたデッドプールだったが、ヴァネッサへのせめてもの償いとばかりにコロッサスの説得を受け入れることにしたのである。

ケーブル参上!

前作『デッドプール』(2016年公開)のラストでデッドプールが登場を予告していたあの男。
その名は“ケーブル”(ジョシュ・ブローリン)。

左腕は“ウィンター・ソルジャー”のような義手をしており、黒焦げになったぬいぐるみを大事そうに持っているのだ。

ケーブルは荒廃した未来の世界から現代にタイムトラベルしてきたのである。
どこかの田舎に出現したケーブルは、地元の男二人組から車を奪うと、街で武器を調達して走り去っていった。

ラッセル少年との出会い

X-MENの見習いとなったデッドプールはコロッサスの要請を受け、ミュータントの少年少女のリハビリ施設「エセックス館」で発生した事件の対処にあたることになったのである。

警官らを前に、特殊能力で全てを燃やし尽くそうと暴れ回っているのは、先日この施設に入所してきたばかりの少年ラッセル、別名“ファイヤーフィスト”(ジュリアン・デニソン)だった。
ラッセルは施設に入所する子供たちの目の前で理事長(エディ・マーサン)から凄惨な虐待を受けていたのである。

コロッサスやネガソニックと共に現場に駆け付けたデッドプールはラッセルの説得を試みるも上手くいかず、仕方なく刀を投げつけて気絶させるのだった。
特殊部隊に捕らえられたラッセルはミュータントの特殊能力を抑制する首輪をつけられ、手から炎を発せなくなった。

そこに理事長が姿を現し、デッドプールたちに感謝の言葉を述べてきた。
ところが、ラッセルは理事長の姿を一目見るなり、デッドプールに「今すぐ“アイスボックス”に送ってよ。こんな所よりマシだから」と懇願するのだった。

“アイスボックス”とは、デッドプールですらも恐れるミュータント専門の刑務所である。

ラッセルが理事長から虐待を受けていることを知ったデッドプールは施設の職員数名を射殺したのだ。
即座にデッドプールは特殊部隊によって能力抑制の首輪をつけられ、ラッセルと共にアイスボックスへと連行されていった…。

デッドプールVSケーブル

ラッセルと同じ房に入れられたデッドプールは突然苦しみ出すのだった。
今まで不死身の能力によって抑え込まれていた末期癌が再発したのだ。

ラッセルは云う。「僕はずっと味方になってくれる人を待ち望んでいたんだ」
ラッセルはここから出たら理事長に復讐してやるというのである。

しかし、癌に苦しむデッドプールはそれどころではないのだ。

その頃、ホテルの一室でラッセルとデッドプールが逮捕されたというニュースを聞き付けたケーブルは、かき集めた武器を特殊能力で融合させ始めるのだった。

ケーブルはそのままアイスボックスに潜入、警備員らを倒すとラッセルらの房へと向かったきたのだ。
ケーブルの目的はラッセルの命を奪うことである。

デッドプールは身を挺してラッセルを守ろうとするが苦戦を強いられるのだった。
ところが大乱戦の拍子に首から能力抑制装置が外れ、本来の能力を取り戻したデッドプールはケーブルと激戦を繰り広げるが、ケーブルは義手からバリアを発生させるなど一筋縄ではいかない。

デッドプールは闘いの最中、大事に持ち歩いていたヴァネッサの形見のコインをケーブルに奪われてしまった。
爆破を起こし、アイスボックスの外へ転がり落ちるデッドプールとケーブル。

ラッセルは脱走を断念、看守に取り押さえられた。

デッドプールはある決意を胸に秘めるのだった。

結成! X-フォース

ホテルに引き揚げたケーブルの脳裏には、元の時代での忌まわしい出来事が去来していた。
その頃、ラッセルはあるミュータントと意気投合していたのである。

一方のデッドプールは、ヴァネッサを救えなかった償いとしてラッセルを救うことを決心するのだった。
早速ウィーゼルの酒場に向かったデッドプールは、ラッセルが別のミュータント収容施設へ護送されることを知り、奪還するために強者を集めてチームを結成することを提案したのだ。

早速募集をかけ、デッドプールとウィーゼルは一人ひとり面接していった。

電磁波を操る能力を持つベドラム(テリー・クルーズ)は合格。
口から猛毒の液体を吐くことのできるツァイトガイスト(ビル・スカルスガルド)も合格。

透明人間のバニッシャーは本当に面接場に来ているのかわからなかったがこれも合格。
モージョ星なる惑星からやってきたという“シャッタースター”ことラスティ(ルイス・タン)も一応合格。

“幸運”が最大の能力であるセクシーな女性ドミノ(ザジー・ビーツ)も合格。
そして何の特殊能力も持たないただの一般人ピーター(ロブ・ディレイニー)もなぜか合格。

デッドプールは合格者を全員集め、ラッセル救出計画の概要を説明するのだった。

しかし、ウィーゼルはケーブルに捕まってしまい、ラッセルの情報について吐くよう命じられた。
どうやらケーブルが機械の義手を得たきっかけは“ウィルス”による突然変異のようだ。

ラッセルは護送車に乗せられてアイスボックスから出発した。
デッドプール率いる寄せ集めチーム、その名も『X-フォース』はヘリに乗り、護送車の追跡を開始したのだ。

X-フォースは上空からパラシュートで落下したが、ベドラムはバスに衝突、ラスティは離陸直前の別のヘリのローターに巻き込まれて即死。
バニッシャーは送電線に衝突して感電死(その際に演者がブラッド・ピット(カメオ出演)であることが明らかにされる)、ツァイトガイストはゴミ収集車に巻き込まれて圧死、ツァイトガイストを助けようとしたピーターも毒液を浴びて死んでしまった。

作戦開始を前にしてあっさり壊滅状態に陥ったX-フォース。
デッドプールは仕方なくスクーターを奪って護送車の後を追うのだった。

ラッセル救出作戦!

寄せ集めメンバーで唯一生き残ったドミノは、その幸運さから車の多重衝突事故にも全く巻き込まれず、あっさりと護送車の運転手を倒して乗っ取ったのだ。
しかし、ケーブルも護送車を追ってやってきた。

ケーブルは走行中の護送車の屋根に飛び乗り、続いて飛び乗ったデッドプールや運転を“幸運の女神”に任せたドミノと大乱闘を繰り広げるのだった。
しかし、護送車のブレーキは故障してしまい、暴走した車は高速道路のバイパスから転落して大破してしまった。

デッドプールはラッセルを救おうとしたが、彼はアイスボックスで意気投合した巨人“ジャガーノート”(声:ライアン・レイノルズ)を既に味方につけていたのだ。
ジャガーノートはデッドプールの身体を真っ二つに引きちぎり、ラッセルはデッドプールの声にも耳を傾けずにジャガーノートを引き連れてその場から去っていったのである。

戦慄の未来! ケーブルとの共闘

デッドプールは身体を再生させるため、アルの家に身を寄せた。
ウィーゼルやドーピンダー、ドミノも交えて今後の対策を練っていたところ、何とその場にケーブルが現れたのだ。

しかし、ケーブルは刃向かうことなく、デッドプールに協力を持ち掛けてきたのである。

ケーブル曰く、ラッセルは今夜、ジャガーノートと共にエセックス館の理事長を殺害するのだという。
しかしこのことによってラッセルは人殺しに快楽を覚えるようになり、次々と殺戮を繰り広げた末にケーブルの家族までも殺害してしまったというのだ。
ケーブルの持つ焼け焦げたぬいぐるみは娘の形見たっだのだ。

互いに愛する者を失った者同士であることを知ったデッドプールはラッセルを説得して理事長殺害を思い止まらせることを提案、ケーブルは30秒の猶予を与えるという条件付きで手を組むことにしたのである。

デッドプールはコロッサスたちにも協力してもらうべく、ケーブルやドミノと共にドーピンダーのタクシーで恵まれし子らの学園へと急いだ。
しかし、コロッサスはこれまでのデッドプールの悪行の数々を理由に協力を拒んでしまうのであった。

その頃、エセックス館では、ラッセルがジャガーノートを引き連れて殴り込みをかけようとしていたのだ。

ドミノは実はこのエセックス館の出身であり、ラッセル同様に理事長から虐待を受けていたことを告白した。
デッドプールとケーブル、ドミノは「チミチャンガ(デッドプールの大好物)を作ろうぜ」との合図でエセックス館に突入していったのである。

デッドプール、死す

館内ではラッセルとジャガーノートが理事長に手をかけようとしていたのだ。
デッドプールたちは立ちはだかるジャガーノートに闘いを挑んだが全く歯が立たない。

何とそこにコロッサスが現れ、デッドプールを助けてくれたのだ。
デッドプールたちはコロッサスにジャガーノート退治を任せ、施設内に突入していった。

さすがのコロッサスもジャガーノートの怪力に苦戦を強いられたが、遅れてネガソニックとユキオが駆け付け、協力して何とかジャガーノートを倒したのである。

ドミノが施設内の子供たちを救出している間に、デッドプールとケーブルは警備員たちを倒して突き進んだところ、ラッセルはあと一歩で理事長を殺そうとしている最中だった。

デッドプールは必死の説得を試みるも、ラッセルは全く聞く耳を持たずに暴れ回るのみだった。

デッドプールは「アイツ(理事長)は殺す価値もないクズだ。君はアイツから他人を憎むように仕向けられているんだ。アイツを殺せばアイツの勝ちだ。世の中には必ず君を受け入れてくれる人たちがいる」と告げると、自ら能力抑制装置を首に付けて自分を殺すよう訴えたのである。

約束の30秒はあっという間に過ぎ、ケーブルはラッセルに向けて拳銃の引き金を引いた。
しかし、デッドプールはラッセルを庇って銃弾を受け、彼の真意を目の当たりにしたラッセルは我に返って復讐を思い止まったのである。

その瞬間、焼け焦げたぬいぐるみが元の姿に戻ったのである。
ケーブルは未来の家族が無事であることを察するのだった。

致命傷を負ったデッドプールは能力抑制装置を外すことを拒み、ケーブルやドミノ、コロッサス、ネガソニック、ユキオ、そしてラッセルに感謝の言葉を告げ、ここに“家族”ができたことを喜びながら安らかに息を引き取ったのである。

デッドプールの復活、そして新しい家族

デッドプールは元のウェイド・ウィルソンの姿に戻り、ヴァネッサの待つあの世へと旅立とうとしていた。
しかし、ヴァネッサは今はその時ではない、“家族”たちが待っているからと拒むのだった。

一方、デッドプールに家族を救ってもらったことに感謝の念を抱き、腕時計型タイムマシンを起動させてデッドプールたちがエセックス館に殴り込む直前にタイムスリップしたのである。

ケーブルはデッドプールの懐にあるものを密かに仕込んでおいた。

そして再びデッドプールが撃たれる場面に戻る。

撃たれたかと思ったデッドプールが起き上がってみると、どこも撃たれておらず無傷だった。
胸に手を当ててみると、何と弾丸が突き刺さったままのコインがあったのだ。

そのコインはヴァネッサの形見であり、ケーブルは一計を案じてデッドプールの命を救ったのである。

タイムマシンはエネルギーを使い果たしてしまい、ケーブルは未来に帰れなくなってしまった。
しかし、ケーブルはこの先未来がどうなるのか見届けたいとして、しばらく現代に留まることを選択するのであった。

デッドプールはラッセルに能力抑制装置を外してもらい、ケーブルと友情を確かめ合ったのである。

陰険な理事長はドーピンダーがタクシーで轢き殺し、施設の子供たちは恵まれし子らの学園に引き取られることになった。
デッドプールは新たな“家族”とともに帰路につくのであった。

デッドプールは観客に問いかける。
「俺ちゃんの言ったことは間違ってなかっただろ? この映画は“家族”を描いたものだってな」

エンドロール後

ケーブルのタイムマシンはネガソニックとユキオによって元通りに修理された。
デッドプールはタイムマシンを借りると過去に戻り、まずはヴァネッサを悪党どもから守り、その命を救ったのだ。

続いてデッドプールはピーターをX-フォースからクビにすることでその命を救うと、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の世界に飛んだ。
そこでは口を塞がれた“もうひとりのデッドプール”(ライアン・レイノルズ)がウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン(カメオ出演))と対峙していた。
デッドプールはあっさりと“もうひとりのデッドプール”を射殺、ウルヴァリンに再会を約束して去っていったのだ。

デッドプールはついでに、映画『グリーン・ランタン』の主役に抜擢されて大喜びしていたライアン・レイノルズ(本人)を射殺、更には1889年に飛んでまだ赤ん坊のアドルフ・ヒトラーを始末しようとしたがさすがにできず、結局おもつの交換を手伝う羽目になったのである。

『デッドプール2』の感想とまとめ

前作『デッドプール』ではデッドプールの誕生を、そして今作では原作におけるデッドプールの一番の親友・ケーブルとの出会いを描いていきました。
デッドプールが「アベンジャーズ」に対抗して結成した「X-フォース」。
劇中の台詞にもアベンジャーズの一員であるキャプテン・アメリカやウィンター・ソルジャー、ブラック・ウィドウ、ホークアイなどの名前に加えて、ケーブル役のジョシュ・ブローリンが『アベンジャーズ』シリーズで演じている最強のヴィラン(悪役)“サノス”の名前までも飛び出してきたのはファンにとっても嬉しかったことでしょう。

「X-フォース」はあっさりと崩壊してしまいましたが、今作は公開前の予告編などで「X-フォース」がメインであるかのように見せかけといて、実は映画冒頭にデッドプールがファンに語り掛けた「この映画は“家族”について描いたものだ」との言葉通りとなりましたね。

父親から虐待を受けて育ってきたデッドプールことウェイド・ウィルソン。
同じような境遇を持つデッドプールの恋人、ヴァネッサ。
施設で理事長から虐待を受けてきた孤児のラッセルとドミノ。
デッドプールに家族の悲惨な運命を変えてもらったことで友人となったケーブル。
そしてデッドプールの仲間である酒場の店主ウィーゼル、タクシー運転手のドーピンダー、盲目の老婆アル。
前作に引き続いてデッドプールを助ける羽目になったコロッサスとネガソニック、そしてネガソニックの親友ユキオ。

家族に恵まれなかったデッドプールにとってはまさに新しい“家族”であり、実生活においても離婚と再婚を経験している主演のライアン・レイノルズにとっても“家族”というのは特別なものであることを改めて思わせる内容となった次第です。

そして、マーベル作品のお楽しみのひとつであるエンドロール後のオマケ映像では、いかにライアン・レイノルズが過去の出演作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』と『グリーン・ランタン』を黒歴史として扱っていたかが描かれていましたね(微笑)。

あと、今後の『デッドプール』シリーズにとって非常に大事な話をひとつ。

マーベル・コミック作品である『デッドプール』シリーズおよび『X-MEN』シリーズ、既にシリーズを卒業したヒュー・ジャックマンが主演していたX-MENのスピンオフ作品『ウルヴァリン』三部作は、これまではマーベル最大のヒットシリーズ『アベンジャーズ』の製作を手掛けるマーベル・スタジオではなく、20世紀フォックスおよびその後継会社である21世紀フォックスが手掛けていました。

しかし2017年、マーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー社が21世紀フォックスを買収したことにより、今作がフォックスで作られる最後の作品となり、今後の『デッドプール』『X-MEN』シリーズはフォックスに代わってマーベル・スタジオが手掛けることになったのです。
これまで一貫してR指定の映画の製作を拒み続けてきたディズニーおよびマーベル・スタジオも、『デッドプール』シリーズについては今後も引き続きR指定の作風を容認するとのことです。

マーベル・スタジオは先行して『スパイダーマン』シリーズの製作権を持つソニーと業務提携することでスパイダーマンをアベンジャーズに取り込むことに成功しており、『アベンジャーズ』シリーズは2019年を持って完結するものの一連のクロスオーバーシリーズ『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)は今後も継続が決定していることから、いずれはデッドプールもX-MENとともにMCUに参戦するというファンにとってはとても期待の持てる状況となってきました。

いずれは原作でも相性の良いデッドプールとスパイダーマンの共演をスクリーンで見ることができるかもしれませんね。

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