【完全暴露】映画『ミュージアム』のあらすじ・ネタバレと感想!

今回紹介する映画『ミュージアム』は2016年秋に公開されたサスペンスホラー映画です。

キャストでは実力は俳優の小栗旬さんや、妻夫木聡さんが起用されて、話題になりました。

今回はそんな『ミュージアム』をご紹介します。

ミュージアムの予告動画

ミュージアムの作品情報

タイトル:ミュージアム

原題:

監督:大友啓史

脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史

原作:    巴亮介『ミュージアム』

製作:下田淳行、下枝奨

公開:2016年11月12日

出演:小栗旬/尾野真千子/野村周平妻夫木聡

この『ミュージアム』は過激漫画の映像化という事でかなり過激な作品でした。

主演の小栗旬さんの演技力はとても素晴らしく、本物の警察のように感じました

ストーリーに関しても、なぜカエル男は雨の日にのみ現れるのか、カエル男の正体なども結末で明らかになり、全体的にこの作品にのめり込むことができました。

ミュージアムのキャストについて

今作のキャストはかなりの豪華俳優陣でした。主演の小栗旬さん、後輩刑事役に若手俳優の野村周平さん、そして犯人のカエル男役には実力派俳優の妻夫木聡さんなど。

彼らの渾身の演技によりこの映画『ミュージアム』は公開されてから2日で2億4400万円を突破しました。

ミュージアムのあらすじとネタバレ

雨の日の猟奇的殺人

刑事の沢村は妻と息子と三人で暮らしていたしかし、沢村は仕事に没頭するあまり、息子の事はほとんど妻の遥に任せていた。

ある日、沢村は一件の事件と出会う。

その事件は雨の日、犯人は女性を鎖で拘束して身動きが取れないようにして、そこに空腹の大型犬を放して殺害した沢村はその現場であるメモ書きを発見する。

そのメモ書きには「ドックフードの刑」と書かれていた。

そんな残忍な犯行が行われてから、同様の猟奇的事件が多発した。

次の被害者はニートの男性で母親と二人暮らしであった母親が仕事に外出した際に拘束し、別の場所で殺害されたその殺害方法はのこぎりで体を削がれていた。

そこにもメモ書きがあり、メモ書きには「母の痛みを知りましょうの刑。」と書かれていた。

そして犯人は止まらずさらに三人を殺害した。

真っ二つに切断された男性

生きたまま冷凍室に閉じ込められて凍結された女性。

針を千本飲まされて亡くなった女性。

犯人の手掛かり

警察は犯人の犯行を止めることができなかったが、犯人の正体には近づきつつあった。

犯人の特徴はいつも雨の日に犯行を犯しており、カエルのフードをかぶった男で、犯行現場には刑罰が書かれているメモ。

そして警察は重要な情報を知る。

それは過去の3年前の『幼女樹脂詰め殺人事件裁判』だった、この事件は容疑者が幼女の遺体をクリスタルレンジでまるで標本のように固めたという異常犯罪事件だった。

今までの被害者たちはずべてこの事件の裁判に関わった人物たちだった、そして判決で犯人は死刑判決を受けるが、その後留置場で自殺してしまった。

この事件と何らかの関係があると考えられたが、もう一人この裁判にかかわっている人間がいたそれは沢村の妻だった。

嫌な予感がした沢村は血相を変えて、妻と息子の行方を捜した沢村と捜査員たちは沢村の妻の妹の家へと向かった。

家について出てきたのは妹ではなく、彼氏だと名乗る男だった。

妹は職場にいると聞いた沢村たちは急行した、なかなか妹は沢村に妻と息子の行方を話してはくれなかったが、なんとか家に匿っていることを聞き出す。

捜査員たちは「あんたの彼氏からはそんな事聞いてないぞ!」と言うと、妹は「え、私彼氏なんかいませんよ。」という。

嫌な予感を覚えた沢村たちは急いで向かう。

沢村たちは車で向かうが、沢村はすれ違った車に何かを感じた、遥たちを捜査員たちに任せて沢村は単独でその車を追った。

沢村の直感は正しかった、すでに妻の遥と息子の将太は拉致されており、犯人が車で逃げていたのだった。

一方、捜査員たちが家の中を調べるが、遥と息子の将太は見つからなかった、しかし、そこに「お仕事見学の刑」と書かれた紙があった。

沢村と犯人は壮絶なカーチェイスを繰り広げていた、しかし、沢村はもう少しの末にカエル男を取り逃してしまう。

それから上層部は沢村の身内が関わっていることから、沢村を事件の担当から外した。

ついに対面

沢村はあきらめる頃ができずに謹慎中のある雨の日、後輩刑事の西野から「幼女樹脂詰め殺人事件」の捜査資料を見せてもらっていた。

沢村が捜査資料を見ていた、そのとき。

ファミレスの窓からカエル男がこちらを見ていた、これに沢村と西野が急いであとを追いかける、途中、沢村は車に轢かれて、負傷し西野が一人でカエル男を追いかけて、ビルに入っていく。

しばらくしたら西野から電話がかかってきた、沢村がその電話に出ると、相手は西野ではなく、カエル男だった。

沢村は急いで、二人が入っていったビルの屋上へと向かうとそこには屋上から突き落とされそうになっていた西野とカエル男がいた。

沢村は西野を人質に取られているので、手が出せずにいた、膠着状態になったそのとき、いきなりカエル男が動機を語りだした。

カエル男は「僕はアーティストだ!あの幼女樹脂詰め事件の作品は僕の作品なのに、訳も分からないあの男が犯人になった。僕はそれが許せない!」

3年前のあの事件の真犯人はカエル男だったのだ、カエル男が語るのを終えると、雨が止んで日が差してきていた。

そうするとカエル男はいきなり痒そうに苦しみだした。そうかと思うとカエル男は抵抗する西野に「おめでとう。2階級特進だ。」と言い、西野を突き落とした。

西野「沢村さーん!」

西野が落ちた。

沢村は急いで西野の安否を確認するが、そのまま西野は帰らぬ人となってしまった、沢村は後輩刑事の殉職に心を痛めた、遺体安置所には西野の彼女らしき女性が号泣して、西野に駆け寄る。

沢村はほかの捜査員たちより、責められた。

沢村はこの事件で本庁より、事情聴取を受けさせられるが、移動中の車両より逃走。

単独捜査

沢村は警察から逃げて単独でカエル男を追った、沢村はカエル男が太陽を浴びて、痒そうにしていたことから、皮膚病患者であると推測する。

そして沢村はあらゆる病院を訪れて、その皮膚病患者を探した、最初はなかなか手がかりがなかったがついに沢村は見つけた。

その中、ある病院の女医より似たような症状を訴える患者がいることを突き止める、その女医は橘幹絵という女医だった、橘は最初は、令状がないと捜査協力できないと断る。

沢村は裏ルートから調達した拳銃で脅して、なんとかその患者である「霧島早苗」の存在と彼の居場所を聞き出す。

沢村が去ったその後、警察も橘のもとを訪れた、捜査員の質問に橘は何も話さなかったそんな橘の様子より捜査員は橘が何かを隠していると確信する。

捜査員が橘の過去を調べると20年前に両親が殺害され、幹絵は橘家に引き取られていた、そして幹絵には兄弟がいた。

一方、沢村もその霧島早苗を調べていると彼も20年前に両親を殺害されていると知る。

そう霧島早苗と橘幹絵は兄弟だったのだ。

沢村は霧島の家に到着して家に忍び込む、家の中では沢村家族を調べていた痕跡を見つけて、沢村は犯人が霧島であると確信する。

しかし、沢村は背後から霧島に襲われて気を失ってしまう。

沢村が目を覚ますとある部屋に閉じ込められていた、その部屋はパスコードを入力しないと出ることはできなかった。

沢村は最初は反抗するが、部屋にあるパスコードを解く、パズルをしないと駄目だと悟り、パズルを解き始める、霧島はなぜか、沢村のために謎のハンバーガーとドリンクを提供した。

沢村はなぜ、霧島が自分を生かしておくのか、疑問だったが、ついにパズルを完成させる。

ついに決着!

パズルには「EAT」という文字が浮かび上がった、パスコードにそれを入力してなんとか外に出ることができた沢村。

出ると、そこは調理場のようで、何かの肉でハンバーガーをつくっていた痕跡を見つける。

沢村は嫌な予感を覚える、恐る恐る、冷蔵庫を覗くと、そこには将太と遥の首があった。

絶望のあまり、絶叫する沢村。

霧島がモニター越しにその光景を見ており、至福の笑みを浮かべていた、しかし、その生首は精巧に作られた偽物で、二人は生きていた。

しかし、沢村は二人が殺されたと思い、床に落ちてあった拳銃を取り、怒りに身を任せて霧島を殺そうと捜す。沢村は霧島を見つけると、鬼の形相で霧島を追いかけた。

ついに沢村は霧島に銃口を向ける。しかし、霧島が泣き出した。不審に思った沢村はカエルのマスクを取ると、なんと妻の遥だった。

そして沢村の背後に将太に銃を突きつけた霧島がたっていた。霧島は息子を殺されたくなければ、遥を撃ち殺せという、沢村は一か八か遥を撃つふりをして霧島に発砲。

しかし、霧島も反撃して撃ち返してきた。沢村は重傷で倒れこみ、霧島はかすり傷だった、もはやこれまでかと思われた瞬間、警察と機動隊が突入してきた。

霧島はまさかの展開で逃げるが、太陽が出ている、外に出てしまう。

霧島は日光アレルギーにより、その場で確保される、沢村たちはなんとか助かった、その後、霧島は病院で絶対安静状態だった、意識のない霧島の病室に橘幹絵がやってきて、何かの薬物を投与して霧島の病態が急変、の後生死は不明。

一方沢村は家族の時間を増やすようになり、その日は将太の運動会で活躍している将太を見て、夫婦で喜んでいた。

しかし、沢村が向けているビデオカメラの中には痒そうに首を掻いている将太がいた。

ミュージアムの感想とまとめ

今作は禁断の問題作の映像化『ミュージアム』でしたが、素晴らしい映画でしたね。この問題作が映像化できたのも、各実力派俳優陣の演技力があったからこその実写化であったと思います。

特に今回の各俳優陣の中でもやはり、主演の小栗旬さんの演技力は臨場感があり、素晴らしかったです。霧島を殺す気で追いかける姿はもうとても怖くて、他にも喜怒哀楽を存分に表現していられて、さすが小栗旬だなと感じる演技が数多くありました。

主演の小栗さんは演技の他にも車に轢かれるシーンでは、スタントマンなしでの演技でまさに役者魂!を感じました。この小栗さんの見事な演技の中でもやはり、霧島とのカーチェイスや格闘シーンは本当に見事でした。

そしてストーリーに関してもこの物語の結末はどうなるんだろうかと、楽しむことができました。なので、原作を読んだことがない方はこの映画を見れば、きっと衝撃を受けるんじゃないかなと思います。

そして個人的に凄いと思ったのが「メイク」です。この映画ではグロイ死体などが数多く出てきました。どの死体もかなりリアルに作られていて、まるで本物のようでした。

キャストや監督だけではなく、メイク技術班にも脱帽です。

次にこの映画のまとめですが、問題作と呼ばれるほどの原作でしたが、けっこうグロイです。映画で原作よりかはグロくなっていないと思いますが、なかなかグロかったです。

グロイ系が苦手な方にはちょっとおすすめできない映画です。

そんな問題作を豪華俳優陣での映像化という事で、やはり苦労したことも多かったようです。主演の小栗さんはインタビューで「役作りが大変で、切り替えが難しかった」というコメントや「大友監督は厳しいと聞いていたので、覚悟していました」などというコメントをされていました。

このように問題作の実写化で実力派俳優陣でもけっこう苦労したようです。

そして次に「アクション」もこの作品ではところどころで激しいアクションシーンがありました。

例えば、沢村と霧島の激しいカーチェイスシーンや、沢村と霧島の格闘シーンなど、『るろうに剣心』の大友監督ならではのシーンも数多くありました。

さて、いかがだったでしょうか。今回は小栗旬さん主演の『ミュージアム』について書きました。この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

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